サシェの簡単な作り方!お気に入りのハーブでおしゃれにハンドメイド

サシェの簡単な作り方!お気に入りのハーブでおしゃれにハンドメイド

サシェは、小さな袋の中に香りとドライフラワーやハーブなどを詰めたものです。今回は、身近なものでハンドメイドする「サシェの簡単な作り方」を紹介します。ハンドメイドが苦手な方でも安心してチャレンジできる作り方です。お気に入りの香りを、サシェで楽しんでみましょう。

記事の目次

  1. 1.さりげない香りで人気のサシェ
  2. 2.サシェの簡単な作り方【香り袋・匂い袋編】
  3. 3.サシェの簡単な作り方【アロマワックスサシェ編】
  4. 4.サシェの使い方
  5. 5.【番外編】ドライフラワーとポプリの作り方
  6. 6.お気に入りの香りのサシェを作ってみよう!

サシェの簡単な作り方【アロマワックスサシェ編】

出典:筆者撮影

アロマワックスサシェは、ワックス(蜜蝋)とアロマオイル、装飾にドライフラワーなどを使って作ります。今回は「身近なものや手軽に揃えられるもの」として、使い切りミニロウソクと装飾にネイルシールと折り紙、ペーパーリボンと麻ひもを使って実際に作っていきます。(※道具・作成中の画像は筆者撮影です)

ボタニ子

ボタニ子

アロマワックスサシェはカーテンにつけると、風が吹くたびによい香りが部屋の中に広がるよ!

材料と道具

出典:筆者撮影

材料

  • ミニろうそく:6本
  • ミントのアロマオイル
  • 小さい花のネイルシール:2枚
  • ラメの折り紙少量(事前に細かく三角形に切りました)
  • 麻ひも
  • ペーパーリボン(黄緑色)

道具

  • ステンレス計量カップ(缶詰などの空き缶でも可能です)
  • 計量カップが入る大きさの片手鍋
  • 牛乳パック:2枚(牛乳パックの線に沿って縦に切り分けました)
  • アルミホイル
  • 竹串:2本
  • 楊枝:2本
  • シャープペンシル
  • 定規
  • はさみ
  • カッター、カッターマット
  • セロテープ

作り方

①土台のロウの完成形を決める

はじめに土台のロウの完成形の形と装飾のパーツの配置を考えて、紙に下描きします。形が描けたら型紙皿に使う、切り分けた牛乳パック1枚の凹凸がない部分を、縦に1cm幅で短冊切りにしたものを数本作っておきましょう。

ボタニ子

ボタニ子

牛乳パックは内側の表面にロウ引きされているから、固めたロウをとり出しやすくて型紙皿におすすめだよ!

②型紙皿を作る

短冊切りにした牛乳パックのツルツルした面を内側にして、ロウの完成形の下描きに沿って折り込み、両端をセロテープでつないで型紙皿の縁を作ります。

型紙皿の縁ができたら、もう一枚の牛乳パックを縁のサイズよりも一回り大きく切って型紙皿の台座を作ります。型紙皿の台座のツルツルした面の上に先ほどつくった縁をのせて、縁の外側からセロテープで縁と台座の隙間がなくなるようにしっかり接着したら、型紙皿が完成です。

型紙皿ができたら、ロウがあふれてしまったとき用に、簡単に作ったアルミホイルの受け皿の中に入れておきます。また、ステンレス計量カップにミニロウソクを入れておきましょう。

③ロウソクを溶かす

片手鍋にステンレス計量カップの下半分が浸かる高さまで水を入れてガスコンロで沸騰させ、沸騰したら火を弱火にします。ミニロウソク6本を入れた計量カップを片手鍋のお湯に浸して、竹串で混ぜながらミニロウソクを溶かしましょう。

計量カップの中のミニロウソクが溶けて透明になったら、竹串でロウソクの芯を取り除きます。

④ロウに香りづけをして型紙皿に流す

一旦火を止めて、ロウにアロマオイル(精油)を1〜2滴垂らして、竹串でよく混ぜてロウに香りをつけます。このときにロウが固まってくるようであれば、再度弱火でロウをしっかりと溶かしておきましょう。

ロウの香りづけが終わったら、ロウを固まらないうちに型紙皿の中に流し込みます。

⑤ロウの上に飾りをのせて固める

装飾用のパーツとして花のネイルシールと折り紙を、楊枝でロウの表面に馴染ませながら手早く接着していきます。もしもロウの表面が固まって装飾が接着できないときは、余りのロウを溶かしたものをパーツの接着面につければしっかりと接着できますよ。

ボタニ子

ボタニ子

細かいパーツは、水を少しつけた楊枝の持ち手や先端を使うと、パーツが楊枝に貼りつくから移動しやすいよ!

装飾ができたら、ロウが柔らかいうちに楊枝をさして、紐を通す穴を作ります。固まった後でも穴をあけることは可能ですが、ロウにひびが入ってしまうことがあるため、柔らかいうちの穴あけをおすすめです。

装飾・穴あけがおわったら、涼しい場所に10分ほど置いてしっかりと固めましょう。
 

ボタニ子

ボタニ子

装飾した上に、再度ロウを流して固めると、飾りが透けるおしゃれなサシェにもなるよ!

⑥ロウを型からとりだす

ロウが固まったら、型紙皿からセロテープをとってロウをとりだし、麻ひもやペーパーリボンで結びます。
 

⑦できあがり

ハンドメイド「アロマワックスサシェ」のできあがりです。黄緑色のペーパーリボンは麻ひもに直接リボン結びをしてロウの上に寄せ、リボンの少し上で麻ひもを結んでリボンの位置がずれないようにしました。

ボタニ子

ボタニ子

飾りをドライフラワーやハーブ、貝殻などでアレンジしてもかわいいね!

サシェの使い方

部屋に飾る

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サシェは、机の上に置いたり、紐やリボンを通して壁掛けにしたりして部屋の芳香剤として使用できます。「既製品の芳香剤だと自分の好みの香りがなかなか見つからない」というときに、自分の好きな花やハーブの香り、アロマオイル(精油)や香水で作ったオリジナルのサシェを部屋に飾るのもおすすめです。

ボタニ子

ボタニ子

サシェは見た目にもおしゃれでかわいいので、お部屋のインテリアにもぴったりだね!

クローゼットや引き出しの中に入れる

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好きな香りのサシェをクローゼットや引き出しに入れておきましょう。サシェのやさしい香りが洋服を包み、外出時にサシェのやさしい香りを楽しめます。「肌につける香水の香りは少し強くて苦手」と感じる方は、同じ香りのサシェでクローゼットの洋服に香りをつけるのもよいですね。

バッグに入れて持ち歩く

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いつも持ち歩くバッグの中に好きな香りのサシェを入れておくと、バッグを開けるたびによい香りに包まれてリラックスできます。出張や旅行などいつもと違う場所に行ったときに緊張してしまうという方は、着替えが入ったバッグにお気に入りの落ち着ける香りのサシェを入れましょう。サシェの香りがついた寝間着を着ると、緊張がほどけやすくなるかもしれません。

ボタニ子

ボタニ子

かわいらしいハンドメイドのサシェは、アクセサリーとしてバッグにつけてもおしゃれだよ!

お祝いや記念日のプレゼント

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サシェはやさしく広がるよい香りと、おしゃれでかわいらしい見た目から、お祝いや記念日のプレゼントとしても人気があります。相手の好みの花束と一緒によい香りのサシェを添えてのプレゼントや、パーティーの来客席に花やメッセージとともにサシェをおき、おもてなしするのも素敵ですね。

【番外編】ドライフラワーとポプリの作り方

Photo bySinawa

ドライフラワーとポプリは自宅でも簡単に作れます。サシェの作り方と一緒にドライフラワーとポプリの作り方も覚えて、オリジナルのサシェをもっとおしゃれにハンドメイドしましょう。

ドライフラワーの簡単な作り方

出典:写真AC

とても簡単な「ハンギング法」がおすすめ

  1. 生花の茎の水に浸された部分を切り、余分な葉は落とす
  2. 何本かにまとめた生花を麻ひもなどで縛り、日陰で風通しがよい場所に逆さにして吊るす
  3. 1〜2週間ほど乾燥させたら、ドライフラワーのできあがり

ポプリの簡単な作り方

出典:写真AC

  1. ドライフラワーの花や葉を密閉できる袋・容器に入れて、お好きなアロマオイル(精油)を数適たらす
  2. 袋・容器を密閉したら、袋の場合は外側からやさしく揉むように、容器はやさしく振るようにして、アロマオイルを花や葉に馴染ませる
  3. 日の当たらない場所に置き、1〜2週間熟成されたらポプリのできあがり

お気に入りの香りのサシェを作ってみよう!

出典:筆者撮影

本格的に香料やドライフラワー・ハーブ、蜜蝋などで作るサシェは、材料を揃えるだけでも少し大変です。しかし、身近なものや手軽に買える材料でもサシェを作れます。作り方や材料を参考にしながら好きにアレンジしておしゃれでかわいいハンドメイドのサシェにチャレンジしてみましょう。

アロマワックスサシェとは?手作りするのに必要な材料と手順を解説!のイメージ
アロマワックスサシェとは?手作りするのに必要な材料と手順を解説!
アロマワックスサシェは、火を使わなくてもアロマの香りが楽しめるキャンドルとして人気があります。お子さまやペットがいるご家庭でも安心して使えておすすめです。今回は、初心者の方でも簡単に作れる材料と手順を紹介します。手作りアロマワックスサシェに挑戦してみましょう。
meimei
ライター

meimei

光を浴びて透き通った葉っぱを観察することが好きです。

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