屋外での植木鉢の飾り方！真似したくなるお洒落なアイデア22選！

新たにフラワーポットを購入せずに手持ちの鉢植えやプランターでおしゃれに飾りたいのなら、置き場所を工夫しましょう。花壇やプランターに寄せ植えするときに花の並びを考えるように、植木鉢自体の置き方にもこだわります。おしゃれに置くためのコツを少し知っておくだけで、庭やベランダの雰囲気ががらっと変わるでしょう。

飾り方に困ったときは、いろいろなフラワーポットを一緒に並べて置いてみましょう。新たに買い足す必要はなく、手持ちの植木鉢やプランターに好みの植物を植え付けるだけで準備完了です。サイズやカラー、デザインが異なるフラワーポットを使うことで、賑やかな雰囲気を楽しめます。園芸店で売っているものだけでなく、バケツや空き缶など使っていない容器を利用するのもおすすめです。

きちっとまとまった感じが好みの方は、同じ種類のフラワーポットを並べてみてください。植える植物が異なってもフラワーポットをお揃いにすることで、庭やベランダがすっきり整います。四角い鉢植えは落ち着いた、横長プランターはしっかりとした、丸い鉢植えはかわいいといったように、鉢植えのタイプによって印象を変えられるのも面白いポイントです。

玄関前や階段の段差を使って高低差をつけると、それぞれの鉢植えが見えるようになり見栄えがよくなります。同じ高さの地面に植木鉢を並べてももちろんすてきですが、小さな鉢植えや奥にあるものは見えづらく目にとまりにくいです。また高低差をつけることで通気性も日当たりもよくなり、植物を育てるのによい環境づくりにもなっておすすめです。

いろいろな種類の花を植えて飾るのも華やかですが、「デイジーだけ」「バラだけ」「ゼラニウムだけ」のように1種類の花に絞って飾るのもおしゃれです。1種類といっても品種はたくさんあるため、異なる花の色や形、咲き方、大きさを選んで集めて華やかに飾りましょう。華やかさの中にも統一感が生まれ、ゴチャつかずにすっきりした雰囲気に仕上がります。

「ガーデニングを楽しみたいけど庭がない」「多くの植物を育てるのは無理」という方は、メインの植物を決めてシンプルに飾ってみましょう。ポイントは「ユーカリを1本だけ」「アジサイを2株だけ」のように、大きめの鉢植えを少しだけ選ぶことです。鉢植えの数が少ないと寂しくなりがちですが、大ぶりな植物を選ぶことで存在感がアップしスタイリッシュにまとまります。

ベランダや狭い玄関アプローチなどにたくさんの鉢植えやプランターをおきたいときには、フラワーラックやフラワースタンドなど「棚」を利用しましょう。棚を置くことで空間を効率よく利用できます。ガーデニングに使う道具の収納場所としても使えることから、庭に設置して有効活用する人も多いです。

スタイリッシュにまとめたいときは「シンプルラック」を使って鉢植えを飾ってみましょう。棚が数段あるだけの使いやすい作りがポイントで、どのようなインテリアにもよくあいます。軽い素材でできているタイプは動かしやすいのがメリットで、模様替えをよくする方におすすめです。風や揺れなどで倒れるのが心配な方は、重い素材で作られものを選びましょう。

木製のフラワースタンドは「温かみ」を与えます。加工しやすいことからデザイン性に富み、シンプルなものから凝ったものまで希望にあうものが見つかりやすいです。花はもちろんグリーンとの相性がよく、観葉植物を飾るとナチュラルな雰囲気を楽しめます。加工してあるものが多いですが雨風に当たり続けると劣化するため、ベランダや玄関前など屋根がある場所に向いています。

北欧の庭づくりを目指すならアンティーク調シェルフを使うのがおすすめです。アンティーク調の雑貨は北欧スタイルの定番で、アンティークシェルフを置くだけでもその場を北欧風に変えます。雨風にさらされると削れたり錆びたりしてきますが、それも味になるのがアンティークシェルフの魅力で、使うたびに違った表情を楽しめます。

フラワースタンドを使うのに慣れてきたら、いくつかの棚を組み合わせて使ってみましょう。同じ系統の棚を並べればシンプルでスタイリッシュに、サイズや素材の異なるフラワースタンドを並べれば空間に動きが生まれ庭やベランダがより賑やかになります。置ける鉢植えやプランターの数もグンと増えるため、好きな植物をたくさん育てられるようになるのも魅力のひとつです。

フラワースタンドは購入しなくても、使わなくなったタンスや食器棚をリメイクしても作れます。もとが家具なこともあり、庭やベランダに置くと部屋にいるような安心感を味わえます。「扉を外す」「色を塗る」「棚を増やす」など好みにあわせて作り変えてみましょう。色によっては「北欧風」「イングリッシュガーデン風」「和風」など雰囲気を変えられる点も嬉しいポイントです。