ハロウィンリースの作り方【準備】
手作りハロウィンリースの材料と道具は、100均のセリアでも購入できます。自宅にあるものでも代用も可能です。リースを作ることに決めたらまずは必要な材料と道具を確認し、100均へ向かいましょう。
道具
必要な道具
- ハサミ(ワイヤーが切れる比較的丈夫なもの)
- グルーガン
- グルースティック
- 紙巻きワイヤー(#24)
- 針金(家電コードをまとめていワイヤーなど)
ハサミはフェイクフラワーの茎部分を切るために、ワイヤー切断ができるタイプを用意してください。紙巻きワイヤーは太さが#24のものを選んでいますが、手で扱える柔らかさのものであれば太さは問いません。ワイヤーの色は緑か茶色など、草木に似た色を選びましょう。
材料
必要な材料
- フェイクフラワー:8本
- かぼちゃのオーナメント:1つ(3個入り)
- 松ぼっくりのオーナメント:1つ(4個入り)
- オレンジのリボン:1つ
- ハロウィンガーランド:1つ
手作りハロウィンリースの材料は、全て100均のセリアで購入しました。ハロウィンらしい、オレンジ・黄色・黒・茶色・紫系の色合いで揃えています。1本にたくさんの葉や花がついているフェイクフラワーを選ぶと、リースが作りやすくなるでしょう。今回は葉の多いもの、インパクトのあるものを選んでいます。
手作りリースに欠かせない土台も、100均で購入できます。今回使用するのは、画像右側の外周が20cmのタイプのものです。きれいなサークルを描いた土台を選ぶと全体のバランスを取るのが容易なので、土台選びは重要です。
ハロウィンリースの作り方【作業】
全ての材料が揃ったところで、いよいよリース作りに突入です。順を追って制作すれば、自分らしい作品に仕上がります。失敗してもやり直すことが可能なので、気負わずに作り始めましょう。
作り方①メインを決める
まずは、メインにするフェイクフラワーを選びます。今回は、ハロウィンらしいかぼちゃの飾りがついているフェイクフラワー3本をメインに決めました。メインに決めた理由は、デザインが同じタイプのフェイクフラワーであることと、比較的ボリュームがあるものだからです。
作り方②土台にメインをくくる
メインの3本の茎が長いため、ハサミで茎を切っていきます。葉がついているところから、5cm〜7cmのあたりで茎を切ってしまいましょう。比較的茎のワイヤーは柔らかいですが、ハサミで手を切らないように気をつけて作業してください。
フェイクフラワーの茎を切ったら、土台にくくりつけていきます。まず、木枝が巻かれている土台の隙間部分に、フェイクフラワーを挿します。葉がついているギリギリの位置まで挿し込んで構いません。突き出た茎の部分は、土台にくくりつけるように巻きましょう。巻く部分も折り返すように、枝の隙間に入れ込みます。
この要領で3本を土台にくくりつけましょう。等間隔でくくりつけると、後でバランスがとりやすくなります。今回は赤茶系1本と黄色系2本ですが、3本全て黄色でも、赤茶系が2本・黄色系1本の組み合わせでも構いません。好きな色をメインにするとよいでしょう。
作り方③グリーン系をくくる
続いて、グリーン系のフェイクフラワーを土台にくくりつけます。くくりつける前に、1本についている葉の量が多いので、枝分かれした部分でカットします。
カットしたグリーン系のフェイクフラワーを、メインの3本の両脇に同じ要領でくくりつけましょう。赤茶系、黄色系のメインの両脇にグリーン系のフェイクフラワーが足されているのが、上記画像で確認できるでしょう。
作り方④紅葉のフェイクフラワーをくくる
続いて、色合いがきれいな紅葉のフェイクフラワーを土台にくくりつけます。まず、元々1本の枝についていた紅葉を上の画像のようにカットし、ひとつに3つ葉がついている状態に調整してください。
土台の茶色が見えていた部分に挿し込んでいきます。グリーン系のフェイクフラワーの隣に付けていきましょう。紅葉のフェイクフラワーを全て挿し込んだ状態が上の画像です。この時点では、左上部分に少し土台が見えている部分がありますね。ここには、残ったフェイクフラワーを挿し込んでいきます。
作り方⑤残りのフェイクフラワーをくくる
残りの2本のフェイクフラワーを、土台へくくりつけます。まずは、かぼちゃと松ぼっくりのオーナメントがついた1本です。紅葉が足りない部分にプラスしていきます。土台の茶色が見える部分に挿しましょう。
かぼちゃと松ぼっくりのオーナメントがついたフェイクフラワーを指したことで、土台が全く見えなくなり、少しずつリースらしくなってきました。
最後の1本は、小さな松ぼっくりと紫の小さな丸い飾りがちりばめられたものです。この長さのままくくりつけていきます。
ボリュームが足りていない部分にくくりましょう。茎が長い状態なので、土台の外円に沿うようにしてぐるりとくくりつけます。
くくりつけた部分を写した画像です。1周〜2周させることで落ちにくくなります。
作り方⑥リボンをつける
オレンジのリボン紐で蝶結びのリボンを作り、針金(コードなどをまとめるワイヤー)を通しておきます。短く切ったカミマキワイヤーでもOKです。ガーランドのうちの1枚を用意し、穴があいた部分に針金を通して固定してください。さらに、カミマキワイヤーもガーランドの穴に通しておきます。
リボンをリースにくくりつけます。ガーランドに通したカミマキワイヤーを、リースのボリュームが多いところに付けましょう。かぼちゃなどのオーナメントが隠れないように、位置には注意してください。比較的きつめにくくりつけることで、ボリュームが大きかった部分を抑えられます。
作り方⑦オーナメントをつける
最後に松ぼっくりとかぼちゃのオーナメントをプラスします。グルーガンにグルースティックを装着し、オーナメントのお尻部分にグルー(接着剤)を付けていきます。グルーはすぐに乾いてしまうため、ここは時間との戦いです。
接着する場所は、ボリュームが足りない場所です。今回は上記画像の赤い丸がついているところに付けました。土台から浮いている葉には付けないように注意してください。浮いている葉に付けてしまうと、その葉ごとオーナメントが落ちてしまう可能性があります。
完成
オーナメントも接着できたところで、ハロウィンリースの完成です。壁や玄関に飾ってみましょう。秋らしい鮮やかな色合いなため、殺風景だった壁や玄関に飾ると一気に華やかになります。フェイクフラワーなので枯れることもなく、虫がつくこともありません。ホコリが被らないように掃除だけ気をつけましょう。
出典:筆者撮影