水やりに大活躍のホース
自宅の外で水を扱う際にホースは大活躍します。ホースは家庭で育てている花や野菜への水やり、自分でする車の洗車、暑い夏に気温を下げるために行う道路への打ち水など様々なシチュエーションで使用できます。一軒家に住んでいるほとんどの家庭に一本はホースが常備されているのではないでしょうか。そんなホースには種類があり、大きく分けると伸びるホースと伸びないホースに分かれます。今回は伸びるホースについて特徴とおすすめを紹介します。
伸びるホースの特徴
伸びるホースの特徴は、通水することで水圧で伸びる仕組みだということです。普段は短い伸びるホースですが、水を通すことで約3倍の長さにまで伸ばすことができます。普段の長さが短いことによって収納が簡単になり、通水する時にのみ伸びることによって水道の遠くにも水を届かせることが可能になる便利なホースです。まずはそんな伸びるホースの伸びないホースと比較したメリット・デメリットを紹介していきます。
伸びるホースのメリット①収納がラク
伸びるホースのメリット1つ目は、なんといっても収納方法が簡単なことです。普段はふにゃふにゃの伸びるホースですが、水を通すことによって水圧でどんどん伸びていく仕組みになっており、水道の遠くにも水を届かせることができるようになります。そして、水をやり終わった後には元のふにゃふにゃ具合に戻り、場所をとらない形状になります。短くなることで小さなスペースにも収まるようになり、収納場所を選ばずに収納することができるようになります。常時長いままの伸びないホースと比較すると圧倒的に収納方法が簡単です。
伸びるホースのメリット②とても軽い
伸びるホースのメリット2つ目は、伸びないホースと比較して重さが非常に軽いことです。同じ長さの伸びるホースと伸びないホースを比較すると、その重さには1kg近い差があります。もちろん商品の種類にはよりますが、基本的に同じ長さのホースだと伸びるホースの方が圧倒的に軽いです。そのためホースの使用、運搬に至るまで力の弱い女性やお年寄りでも簡単に扱うことができ、ホースを使用する際、体力消費の軽減につながります。
伸びるホースのデメリット①耐久性に欠ける
伸びるホースは伸びないホースと比較すると、耐久性がやや低く壊れる、破れるといった事故が起こりやすいというデメリットがあります。伸びるホースの素材は伸縮自在にさせるために薄めの素材になっているため、破れて破損してしまったり、突然破裂して水が周囲に飛び散ったりといった事故が起こることもあります。ですが、最近では国民生活センターが商品テストを行ってから発売されるようになっており、過去に比べると丈夫な仕上がりになっています。
伸びるホースは日本製と海外製のどっちがいいの?
伸びるホースは海外製品が多く発売されています。日本製と海外製のどちらがいいのかは一概には言えません。日本製品は高品質で壊れることが少なく丈夫で、海外製品は比較的壊れることが多いというイメージもあるかもしれませんが、最近は海外製品の質もよくなっています。今回ご紹介するホースは日本製ではなく、海外製のホースです。
伸びないホースの特徴
それでは伸びないホースの特徴も見ていきましょう。
伸びないホースのメリット①とても丈夫
伸びないホースは伸びるホースよりも分厚い素材を使用しており、とても丈夫で水圧や外部からの衝撃にも耐えてくれます。そのため漏水や破裂などの心配がなく、安心してホースで水を撒くことができるでしょう。
伸びないホースのデメリット①とても重い
これはホースの長さにもよるのですが、伸びるホースと比べて伸びないホースは非常に重いです。そのため力の弱い方ではホースの使用や運搬などが難しいです。重いホースを扱うよりも、軽いホースを扱った方が、体力消費は少なくて済みます。
伸びないホースのデメリット②デザインが地味
伸びないホースはデザインが武骨なものが多く、おしゃれなものはあまりありません。このデメリットは人によってはデメリットとは言えないのかもしれませんが、できるだけ華やかな道具、おしゃれな道具を使用したいという方には大きな痛手となります。
それでも世間のスタンダードは伸びないホース
ここまでの記述だと伸びないホースよりも伸びるホースの方が優れているのでは、と思われる方が多いかもしれませんが、そんなことはありません。伸びるホースは数が少ない上に、耐久性に欠けます。反して伸びないホースはホームセンターなどに必ず置いてある他、とても丈夫です。どちらにもメリットとデメリットがあるので、どちらがよい悪いということではありません。
ボタニ子
次のページでは伸びるホースのおすすめを紹介していきます!
出典:写真AC