はじめに
庭や玄関先など、洋風の外構造りに使う機会が多い枕木。花壇の囲いに使う人も多いのではないでしょうか。ガーデニング用の枕木はホームセンターで手に入れることができ、女性でも簡単にDIYが楽しめます。今回は枕木を使った庭造りを、施工例とあわせて紹介します。はじめに、枕木とはどういうものなのかを見てみましょう。
枕木とは
枕木とは、線路に敷いてレールを支える役割を持ったものです。ほかにも間隔を一定に保ったり、衝撃を吸収するクッションの役割を持っていたりします。木で作られている枕木は、長く使っていると劣化してきてしまいます。安全面から線路上では使えなくなってしまいますが、素材としてはまだまだ利用価値があります。何かに利用できないかと考察したことが、外構で使われるきっかけになったといわれています。
ガーデニングにおすすめの枕木の種類
線路に使われている枕木の種類はコンクリート製や金属製のものが多いですが、ガーデニングに使われる枕木にはどのような種類があるのでしょうか。ガーデニングにおすすめの枕木と、その特徴を紹介します。実際に、ホームセンターに足を運んで見比べて違いを確かめてみるのもよいですね。
天然木
その名の通り天然の木材で作られた枕木です。木が持つぬくもりや風合いが楽しめますが、風雨や湿気に弱く、虫がつきやすい欠点があります。自分で好きな長さにカットできるのは魅力的ですね。防腐、防虫対策をしっかり行えば10年以上使えます。
コンクリート
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材質はコンクリートですが、木目が楽しめる枕木です。雨などで腐る心配もなく、害虫がつきにくい特徴を持っています。メンテナンスといっても、時々掃き掃除する程度で済むので手間もかかりません。色の種類も豊富なので、好みに合わせて選べるのもうれしいですね。
樹脂
樹脂製の枕木は軽くて、施工しやすい特徴があります。自分でサイズの変更ができず、コンクリート製に比べると値段がやや高いのが難点です。しかしメンテナンス不要で、コンクリート製よりも木の雰囲気が楽しめるのがよいですね。門柱など、一度作ったら交換しないような場所に使用するのがおすすめです。
次ページからは作業するときに重要な、枕木の重さを紹介するよ。
使う場所や目的にあわせて、枕木の種類を選ぶのがおすすめだよ。