灯油式バーナーについて
持ち運び可能なシングルバーナーは、登山や釣り、キャンプなどのアウトドアで料理をするためのコンロにしたり、暖をとったりするのにとても便利なグッズです。中でも灯油式は、そのランニングコストの低さが大きな魅力といえます。
バーナーの構造
灯油式バーナーだけでなく、シングルバーナーは一体型構造と分離型構造に分けられます。それぞれの構造の特徴をおさえておきましょう。
一体型構造
一体型は燃料タンクとバーナーが一体化しており、コンパクトで携行性に優れた構造です。一方でタンクがバーナー下部につくため高さが出てしまい、コンロとして上に鍋などを置いたときの安定性はやや欠けるといったデメリットがあります。
分離型構造
分離型構造のバーナーは、タンクとバーナーをホースでつないで燃料供給するため、バーナーの重心が低くコンロとして上に物をのせても安定して使えます。ただしホースが必要なこともあり一体型構造のものよりかさばるものが多く見られます。
ケロシンバーナーとも呼ぶ
灯油は、石油に含まれる「ケロシン」という成分を調整して作られたものです。そのため、灯油式バーナーをケロシンバーナーやケロシンストーブ、灯油燃料をケロシン燃料などと呼ぶことがあるので、覚えておきましょう。
灯油式バーナー選びのポイント
灯油式バーナー選びのポイント①重量
登山やキャンプなどのアウトドアでバックパックに入れて長距離持ち歩きたい場合に、特に重要なポイントが重量です。大きく重たいものでは持ち運びが大変なうえ、バックパックの容量も奪ってしまうので他の荷物が入れにくくなります。