はっさくの美味しい食べ方
美味しい食べ方①生食
基本の食べ方
はっさくは生で食べるのが基本です。というのも、はっさくの苦味成分であるナリンギン、ノミリン、リモニンには、加熱すると苦味が増すという性質があります。きれいに皮を剥いて、そのまま食べてもよいのですが、食べる前に冷蔵庫に入れて、キンキンに冷やしてから食べるのも美味しいですよ。
ヨーグルトと一緒に食べるのも美味しいよ。新鮮な果物とヨーグルトの組み合わせはお腹にもいいから、お通じが心配な方にもおすすめだよ。
美味しい食べ方②砂糖やシロップに漬ける
酸っぱい味が苦手な方におすすめの食べ方
酸っぱい味や苦い味が苦手という方には、砂糖やはちみつ、シロップなどの甘味料に漬けて食べる方法がおすすめです。酸味や苦味が抑えられて、食べやすくなりますよ。砂糖などに漬けている間、冷蔵庫に入れておくと、冷たいスイーツとして美味しく食べられます。
美味しい食べ方③料理やスイーツの材料
材料としても活躍
はっさくの果肉をジャムにしたり、ケーキに入れるなど、料理やスイーツの材料にするのもおすすめの方法です。ジャムは保存にも向いています。砂糖を多めに使うと保存しやすくなりますよ。甘味が少ないので、サラダとの相性もよいです。果肉がしっかりしているので、野菜との食感を楽しみながら食べることができます。絞った果汁でドレッシングを作るのもおすすめです。
美味しい食べ方④ピール
皮も美味しく食べられる
はっさくの皮もピールに加工すれば、美味しく食べることができます。ピールとは簡単に言えば皮の砂糖煮です。皮を砂糖で煮詰めて乾燥させたものに、グラニュー糖をまぶします。ピールはチョコやケーキ、クッキーに入れることが多いですが、そのまま食べても美味しいですよ。
はっさくのアレンジレシピ
ここからは、はっさくを使ったアレンジレシピを紹介しましょう。甘過ぎず、色もきれいなはっさくは、意外と多くのアレンジレシピがあります。はっさく独特の甘酸っぱい味と香りを堪能できる美味しいレシピを知って、家庭の食卓を豊かに彩りましょう。
美味しいアレンジレシピ①ジャム
保存もきく万能レシピ
前にも少し触れましたが、はっさくはジャムにすると美味しいです。皮も一緒に使うと、甘酸っぱい味に、ほろ苦さがのぞくマーマレードになります。パンにつけたり、ヨーグルトにかけたりと、いろいろ楽しめますよ。コツは砂糖と一緒に煮詰めるときは、焦がさないように注意することです。なお、保存に使う瓶は、事前にきちんと煮沸消毒しておきましょう。
美味しいアレンジレシピ②ゼリー
味も食感も楽しんで食べる
はっさくのきれいなオレンジ色は、ゼリーにするとよく映えます。果肉がしっかりしているので、食感もよいですよ。甘酸っぱい味のなかにほろ苦さがある、大人のスイーツに仕上がります。グレープフルーツなど他の柑橘類と組み合わせても、面白くて美味しいゼリーができあがるでしょう。
続いて、④サラダ・⑤ピール・⑥はちみつ・⑦ケーキをご紹介!
美味しいアレンジレシピ③サラダ
爽やかな酸味が野菜にピッタリ
八朔の果肉は果汁が少なくて甘みも控えめなので、野菜と相性がよいです。きれいな黄色も野菜の緑と相性がよいので、見た目も華やかなサラダができます。ドレッシングを、はっさくの果汁から作るのも楽しいですよ。はっさくの果肉はしっかりとしているので、食べるときも食感を楽しめるでしょう。
出典:写真AC