美味しいアレンジレシピ④ピール
皮も有効活用できるアレンジレシピ
はっさくの美味しい食べ方でも紹介した、はっさくの皮のピールです。砂糖煮にした皮を乾燥させた後、グラニュー糖をかけて作ります。砂糖をたっぷり使いますが、ほろ苦さも十分味わえますよ。そのまま食べても美味しいですが、チョコをつけたり、クッキーやケーキに入れて、風味のよいスイーツに仕上げるのが一般的です。皮には薬剤が蓄積されやすいので、無農薬、もしくは有機栽培のはっさくを使用しましょう。
美味しいアレンジレシピ⑤はちみつ漬け
シロップもできるお得なレシピ
はっさくの酸味や苦味が苦手という方におすすめのアレンジレシピです。美味しい食べ方で紹介した砂糖漬けと同じく、はちみつに漬けることで酸味や苦味を和らげ、食べやすくしました。このはちみつ漬けの利点は、作業工程で水分が上がってシロップができるところです。できたシロップはヨーグルトやパンケーキにかけたり、炭酸や湯で割って飲んだりと、いろいろと楽しめます。
美味しいアレンジレシピ⑥パウンドケーキ
風味豊かなケーキレシピ
すりおろした皮と果実を使った、風味豊かなケーキです。はっさくの香りと甘酸っぱさは、バターを多く使うパウンドケーキとよく合います。はっさくのピールや柑橘類と相性のよいチョコレートを加えても美味しく作れますよ。美味しく作るコツはバターに砂糖をすり込む際、クリーム状になるまでしっかりと混ぜることです。ホットケーキミックスを使うので、意外と簡単に作れます。
保存の際には乾燥に注意
パウンドケーキは、ケーキ類のなかでは日持ちがするほうで保存向きです。ただし、このはっさくのケーキのように生の果物を混ぜた物は、通常に比べて傷みやすいので注意しましょう。型から外して粗熱を取った後、ラップでくるんで乾燥を防げば、しっとりとした食感をたもちます。基本は常温保存ですが、夏の時期は冷蔵庫で保存しましょう。冷凍保存するときは、ラップにくるんだ上で密閉容器に入れておきます。
冷蔵庫保存は乾燥しやすいから、できるだけ早く食べきったほうがいいね。食べるときに乾燥していた場合は、シロップを塗ったり、クリームを添えたりしてカバーしよう。
美味しいアレンジレシピ⑦大福
原産地の名物スイーツ
はっさく大福は、はっさく発祥の地でもある広島県尾道市因島生まれの和スイーツです。はっさくの甘酸っぱい味とあんこの甘味、果肉のつぶつぶ感と大福のモチモチ食感が人気を呼び、瞬く間に名物スイーツとなりました。作り方や材料はシンプルなので、美味しいはっさくが手に入れば、家庭でも作れますよ。あんこや味つけをいろいろと工夫して、理想の大福を作ってみてくださいね。
美味しいアレンジレシピ⑧スムージー
手軽に作れるヘルシードリンク
手軽に作れて飲みやすいスムージーは、忙しくて食事の時間もあまり取れないときや、食欲がわかなくて、食べる気になれないときにピッタリです。はっさくの苦味が苦手という方も、はちみつやオリゴ糖などで味を調整できるスムージーなら飲みやすいでしょう。栄養バランスが気になる方なら、他の野菜や果物を組み合わせれば、栄養効果抜群のスムージーが作れますよ。
まとめ
はっさくは、甘酸っぱさとほろ苦さとの絶妙なバランスが美味しいです。同時に、冬場に食べられる貴重な果物でもあります。簡単な皮の剥き方やレシピをしっかり覚えて、心も体も満足できる美味しい食卓作りに役立ててくださいね。
パウンドケーキの保存期間は4~7日と言われていますが、実際はケーキの材料や保存方法によって異なります。果物や生クリームを使っている場合は、保存期間は短くなるので注意しましょう。