マリーゴールドの花言葉とは?色別・種類別にご紹介!

マリーゴールドの花言葉とは?色別・種類別にご紹介!

マリーゴールドの花言葉をご存知ですか?そのかわいらしい見た目に反して、嫉妬や絶望などネガティブな花言葉も持っています。一方で色や種類によっては明るく前向きなものも持っています。街の花壇でも頻繁に見かけるなじみ深いマリーゴールドについてご紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.マリーゴールドの基本情報
  3. 3.マリーゴールドの花言葉
  4. 4.マリーゴールドの花の色ごとの花言葉
  5. 5.種類ごとの花言葉
  6. 6.まとめ

はじめに

Photo byNowaja

黄色やオレンジ色の花がかわいらしいですが、実はとても興味深い花言葉を持っています。そんなこの植物の開花季節などの基本情報から、花言葉など見ていきましょう。

マリーゴールドの基本情報

Photo bymanfredrichter

キク科に属する植物です。和名は孔雀草、万寿菊、千寿菊など、多くの花びらに縁どられた姿からイメージした名前を持ちます。色は黄色やオレンジ色がメジャーですが、他にも白や赤色の花をつける品種もあります。種類は豊富にあり、それによって背丈や花びらの構造(八重咲きなど)、開花時期が異なります。

コンパニオンプランツとしての働き

出典:写真AC

コンパニオンプランツといって、違う種類の植物を隣り合わせに植えることでお互いにとってうれしい効果を生み出すことができます。特にアフリカンマリーゴールドは土壌中のネグサレセンチュウ(ダイコンなど根菜類に被害を与えるセンチュウの一種)の増殖を抑える役割を果たしてくれる品種もあります。

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名前の由来

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名前の由来は「マリー」とついているように、聖母マリアの祭日にこの花が咲いていたことから「聖母マリアの黄金の花」などと呼ばれるようになりました。和名の千寿菊などは、開花期が長いことから名づけられたと言われています。開花期が長く、品種をうまく組み合わせると夏から秋まで季節を渡って花を楽しむことができます。

マリーゴールドの花言葉

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全般の花言葉は「嫉妬」「絶望」「悲哀」

この花全般につけられた花言葉はなんと「嫉妬」や「絶望」といった後ろ向きなものです。見た目からは思いつかないような暗い言葉が並んでいて、ドキッとしますね。なぜこのような花言葉を持つようになったのか、その由来を見ていきましょう。

ネガティブな花言葉の由来

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西洋では黄色は嫉妬の象徴

日本では黄色やオレンジは太陽の色で、生命の象徴ともいえるでしょう。しかし西洋では、黄色は嫉妬の色の象徴となっています。西洋では黄色の花にはこういった意味を持つ花言葉がつけられることが多々あります。キリストを裏切ったユダが来ていた服がこの色だったということもこのイメージ付けに一役買っているでしょう。

太陽神に恋して命を落とした少女の神話から

太陽神アポロンに恋したカルタという少女が、その姿を一目見ようと、ひたすら空を眺めて恋焦がれ、その命を落としてしまいます。そんな彼女が立っていたところに1本のこの花がが芽吹いていたという神話から「悲哀」などの花言葉が付けられたともいわれています。

マリーゴールドの花の色ごとの花言葉

Photo byHeikeFrohnhoff

黄色の花言葉は「健康」

黄色い花をつけるものには「健康」という花言葉もつけられています。生命の象徴である黄色から「健康」というイメージを持つようになったのでしょう。退院祝いなどに花束やアレンジメントフラワーを贈る際にもおすすめです。

オレンジ色の花言葉は「真心」「予言」

一方、オレンジ色の花には「真心」や「予言」といった花言葉がつけられています。お世話になった相手にお礼の気持ちを込めたいときにもおすすめです。きっとこれからいいことがあるよ、といった気持ちを込めて「予言」の花を贈るのもいいでしょう。

種類ごとの花言葉

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種類ごとにも異なる花言葉が付けられています。コンパニオンプランツとして有名なアフリカンマリーゴールドと、園芸品種として人気のあるフレンチマリーゴールドについてご紹介します。

アフリカンマリーゴールド

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特徴

この品種の特徴は、先述したように「ネグサレセンチュウ」に対して強い効果を持つということです。さらに他のものに比べて背丈が高く、もこもことしたボリュームのある花の形が目に付きます。

花言葉は「逆境を乗り越えて生きる」

こちらの花言葉はとても前向きなもので、「逆境を乗り越えて生きる」となっています。背丈が高いものなので花束などにもしやすく、贈り物として、別れの季節に相手のこれからの未来を願い、エールの気持ちを込めるときにもおすすめの花となります。

フレンチマリーゴールド

出典:写真AC

特徴

一方、こちらの品種の特徴は、背丈が低く、枝分かれしてたくさんの花をつけます。花壇に植える際にも人気のタイプとなります。見た目も馴染みのある姿をしており、マリーゴールドというとこの花を思い浮かべる人も多いことでしょう。

花言葉は「いつも側において」

花言葉は「いつも側において」という大変いじらしく、かわいらしいものがつけられています。はっきり思いを伝える勇気はなくとも、そっと伝えたいといった控えめな方にもおすすめです。贈られた側も、そんないじらしい花言葉があったと知ればきっと喜んでくれることでしょう。

まとめ

Photo byGuentherDillingen

季節を超えて長い間、私たちの目を楽しませてくれる馴染みのあるこの植物の花言葉はとても意外なものでした。ネガティブなものから前向きなものまでつけられており、神話をモチーフにされていたりと、興味深いものばかりですね。人気楽曲のタイトルやドラマタイトルに使用されるのにもうなづけます。うまく色や種類を組み合わせれば素敵な花束を作ることもできるでしょう。花言葉やその由来を知っていると、街に植えられた何気ない景色も変わって見えてきますね。

ricebridgarden
ライター

ricebridgarden

庭いじり、家庭菜園、DIYが大好きな主婦です。庭にキジがきたり、近くにはムササビもいるような田舎に暮らしています。3歳の娘と一緒に庭づくりを楽しんでいます。

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