ミョウガの収穫時期の見分け方と上手な収穫方法!収穫後の貯蔵方法まで!

ミョウガの収穫時期の見分け方と上手な収穫方法!収穫後の貯蔵方法まで!

ミョウガ(茗荷)は夏に収穫できて、美味しく健康にもよい食材です。本記事では、ミョウガの収穫のタイミングを見分ける方法や保存方法について説明します。ミョウガの家庭菜園での栽培方法や収穫の仕方についてもっと詳しく学んでみませんか。

記事の目次

  1. 1.ミョウガ(茗荷)の特徴
  2. 2.ミョウガの成長過程
  3. 3.ミョウガを収穫する時期
  4. 4.ミョウガの収穫方法
  5. 5.ミョウガの収穫後の貯蔵法
  6. 6.まとめ

ミョウガを収穫する時期

収穫のタイミング

出典:写真AC

いつ収穫するのか

栽培したミョウガを収穫できるのは、初夏から秋にかけての7月~10月です。香り高いのは7月~8月頃で、味が濃くなるのは9月~10月頃に収穫できるものといわれています。収穫のタイミングを逃すとやがて葉っぱになってしまいます。少し花蕾が土から顔を出し、いつも見かける花蕾の形が見えたら収穫のタイミングです。また、藁などを敷いている場合は、藁の下などに隠れていて小さい花蕾には気がつきにくいため、藁などをどけてみてください。

ミョウガの収穫方法

ミョウガの採り方

出典:写真AC

上の写真はミョウガの花蕾が生えてきたところです。小さいとはいえないこれくらいの大きさを目安に収穫しましょう。花蕾のつけ根でぽきっと折って採ります。採りにくいときは少しねじってもよいでしょう。ハサミなどで切ってもよいですね。花が咲いてしまうとミョウガに少し硬さが出てくるため、その前くらいが収穫のベストタイミングです。採取した後は流水でしっかりと洗い、ザルで水気を切っておきましょう。

花が咲いてしまったら

まだ小さいからと放っておくと、それほど日数がたたないうちに花が咲きはじめます。花が咲くとミョウガの花蕾がブヨブヨになり、腐りやすくなります。採取する期間は意外に短いため、理想をいえばミョウガの花蕾に花が咲く前に収穫できるとよいのですが、花が咲いてしまっても全く食べられないこともありません。まだ花蕾の硬さが保たれて、しまりがある状態なら、咲いた花は取り除いてミョウガを料理して食べましょう。

ミョウガの収穫後の貯蔵法

出典:写真AC

ベストの収穫時期に採ったミョウガは、しっかり保存して味わいを楽しみましょう。美味しく食べるための保存方法はいくつかあります。

ミョウガの貯蔵方法

冷蔵で貯蔵

ミョウガが採れる時期は短く、それぞれの株を植えた時期が同じなら採れる期間もほぼ同じです。一気にたくさん採れたら、傷まないように保存しましょう。冷蔵庫で保存するなら1週間を目安に保存し、日数をあけず早めに食べることをおすすめします。ミョウガをよく洗って水気をしっかり切り、さらに表面をキッチンペーパーで拭いてください。次に、ジッパーつき保存袋や清潔な容器などで保存しましょう。

冷凍で貯蔵

冷凍する場合も、よく洗って水気をきってよく拭いてから、容器や保存袋に冷凍します。家庭菜園で採れたものなら、小口切りにしてミョウガの中の泥をすすぎ洗いし、キッチンペーパーで水気を拭いてジッパーつき保存袋に入れて冷凍庫で保存しましょう。冷凍して食べられる期間の目安は約1~2カ月ほどです。解凍して料理につかうときは、自然解凍しましょう。冷ややっこに添えるなら、少し凍ったまま使ってもOKです。汁物や煮物に物足りなさを感じだときなど、いつでも使えるのが嬉しいポイントです。

酢漬けで貯蔵

ミョウガの甘酢漬けの作り方

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ミョウガは酢に漬けるとミョウガの色素のアントシアニンと酢酸が化学反応を起こして赤くなります。茹でて甘酢に漬けると、保存できる日数がやや長くなります。皮のほうに塩をひとつまみかけて酢につけると、ミョウガのピンク色が引き立つでしょう。

まとめ

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ミョウガはいつ収穫するか、そのタイミングが大事な食材です。小さすぎても、花を咲かせてしまってもいけないため、ミョウガの収穫のタイミングは難しいといえます。しかし、家庭菜園で作ったミョウガの味はきっと格別でしょう。タイミングを見計らって収穫し、冷凍や酢漬けで上手に保存して美味しく食べてください。

nahinamuta
ライター

nahinamuta

毎日、庭の野菜や鉢植えの植木や花の水やりや手入れをするのが日課です。季節の移り変わりが楽しみです。宜しくお願いします。

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