冬に咲く赤い花
最後にご紹介するのは、冬に咲く赤い花です。寒さに負けず花を開く姿は、彩りの少ない冬の自然によく映えますね。
冬に咲く赤い花①梅(ウメ)
寒さの厳しい2月ごろ、強く甘い香りで人々を楽しませてくれるのが梅の花です。梅の花がほころぶと、「そろそろ暖かい季節がやってくるなあ」と嬉しい気持ちになりますよね。紅白の梅のうち、赤い梅の花言葉は「あでやかさ」です。風の冷たい時期に凛とした姿を見せてくれる梅の花にぴったりの言葉ですね。
冬に咲く赤い花②カランコエ
小さな花をたくさんつけるカランコエは、「たくさんの小さな思い出」「幸福を告げる」という素敵な花言葉を持った冬の花です。いろいろな色がありますが、特に赤いカランコエは心がパッと華やぐような明るさを持っています。
冬に咲く赤い花③寒緋桜(カンヒザクラ)
早咲きの桜の中でも特に華やかな色をつけるのが寒緋桜です。季節を先取りするように咲く寒緋桜は一般的な桜であるソメイヨシノよりも絢爛な雰囲気で、花言葉も「あなたに微笑む」「気まぐれ」などがつけられています。
冬に咲く赤い花④山丹花(サンタンカ)
山丹花(サンタンカ)は熱帯植物の一種で、熱帯に咲く花独特のくっきりとした赤が特徴的です。「はりきる」という花言葉は、1年に3回も花期があるという変わった性質にちなんでつけられました。
冬に咲く赤い花⑤ゼラニウム
花づきがよく開花時期も長いため、ガーデニングにもよく登場する花です。赤いゼラニウムの花言葉は「あなたがいて幸せ」というとてもポジティブなものですが、反面白のゼラニウムには「あなたの愛を信じない」という攻撃的な花言葉がつけられています。
冬に咲く赤い花⑥ネリネ
「箱入り娘」「また会える日を楽しみに」という控えめな花言葉のつけられている花がネリネです。日光にあたるときらきらと宝石のように輝く様子から「ダイヤモンド・リリー」というロマンチックな名前でも親しまれています。
冬に咲く赤い花⑦パンジー
こちらもガーデニングでおなじみ、顔のようにも見える変わった花姿が特徴的なパンジーです。赤色に限定した花言葉はありませんが、「もの思い」「陽気」といった花言葉が全般的なものとして知られています。
冬に咲く赤い花⑧プリムラ
プリムラという名前はラテン語の「primos(最初)」が語源で、早春の季節、ほかの花の先陣を切るように花を咲かせることにちなんでいます。赤いプリムラの「後援のない功績」という花言葉も、寒さに負けず花を咲かせることからつけられたとされています。
冬に咲く赤い花⑨冬牡丹(フユボタン)
もともと牡丹は夏の花ですが、冬に咲くように花芽を摘み取って育てたものを冬牡丹という名前で区別しています。「高貴」という花言葉の似合う、豪華で華麗な花を咲かせます。
冬に咲く赤い花⑩ラナンキュラス
結婚式のブーケでも人気の、大ぶりで丸い花姿がかわいらしい花がラナンキュラスです。赤いラナンキュラスの「あなたは魅力に満ちている」という花言葉は、しあわせいっぱいの花嫁さんにもぴったりですよね。
まとめ
春夏秋冬それぞれに咲く赤い花を10種類ずつご紹介しました。鮮烈な赤からピンクに近い淡い赤までさまざまですが、どの赤い花も、気持ちを明るくしてくれるパワーを持っていますね。
出典:写真AC