7月に種まきできる花の人気品種10選!各種の開花時期や特徴を紹介

7月に種まきできる花の人気品種10選!各種の開花時期や特徴を紹介

7月は夏が始まり暑くなり始める季節です。今回は7月に種まきができる花について紹介します。初心者で絵も育てやすい花を10種類紹介するので、これを読んで7月の種まきの計画を立ててみましょう。そうすれば秋・冬には庭がカラフルになりますよ。

記事の目次

  1. 1.7月に種まきできる花は何がある?
  2. 2.7月に種まきできる花の特徴
  3. 3.7月に種まきできる花10選:①~③
  4. 4.7月に種まきできる花10選:④~⑦
  5. 5.7月に種まきできる花10選:⑧~⑩
  6. 6.まとめ

7月に種まきできる花は何がある?

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7月は気温が高くなり、いよいよ夏本番という時期です。夏の日差しを浴びて植物はぐんぐん育ち、庭は元気な花であふれます。そんな暑い季節でも、秋や冬に向けて種を植えられる花があります。この記事では、7月に種まきができるおすすめの植物について、開花時期と特徴を紹介します。ぜひ参考にして、ガーデニングライフを彩ってみてください。最初に、7月に種まきできる花の特徴について紹介します。

7月に種まきできる花の特徴

特徴①開花期間が長い

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7月に種まきできる花の特徴として、開花期間が長いことが挙げられます。多くの花が6月~11月上旬にかけて開花します。開花期間が長いため、暖かい地域でも寒い地域でも育てられる花が多いです。冬越しできる花は少ないですが、冬が来くる直前まで、庭を華やかに彩れます。

特徴②耐暑性が強い

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2つ目の特徴として、8月・9月の高温が続く時期に開花する花が多いため、耐暑性が強い花が多いです。そのため、7月だけでなく、春でも種まきができます。春に種をまいて夏に開花させると同時に、夏にも種まきをすれば、同じ花を夏から秋・冬と長い間にわたって楽しめるのでおすすめです。開花期間が長く耐暑性が強いという2つの特徴を活かした楽しみ方ができます。

特徴③初心者でも育てやすい

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3つ目の特徴は、ガーデニング初心者でも育てやすいことです。耐暑性が強いため暑い夏でもぐんぐん育ちますし、水やりなどの管理を欠かさなければ安定して花を咲かせます。種を購入したときに育て方をしっかりと調べておけば、秋には満開の花を咲かせ、庭を彩る存在となるでしょう。

7月に種まきできる花10選:①~③

①コスモス

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科目 キク科コスモス属
開花時期 6月~11月
花色 赤、白、ピンク、オレンジ、黄、複色
耐暑性 普通
耐寒性 弱い
花言葉 乙女の真心、調和、謙虚

特徴

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コスモスは赤や白、ピンク、オレンジ、黄といったさまざまな色の花を咲かせるため、庭をカラフルに彩ってくれます。和名を秋桜といい、夏に種をまいて秋に花を楽しむ植物です。現在では早生品種が開発されたため、春に種をまいて6月上旬から花を楽しめます。温かい地域では11月下旬まで開花しているため、長い期間庭を彩ってくれる存在です。

栽培ポイント

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コスモスは鉢植えでも庭植えでも、どちらでも育てられます。ポイントは日当たりがよく風通しのいい場所に置くことです。これで、うどんこ病やアブラムシといった病害虫の対策となります。土は選びませんが、水はけのいい土に植えましょう。水やりは、地面が乾いたらあげる程度で大丈夫です。ガーデニング初心者でも育てやすい花なので、7月に何か種をまきたいと思ったら、まずはコスモスを選ぶことをおすすめします。

②ケイトウ

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科目 ヒユ科ケイトウ属
開花期間 7月~11月
花色 赤、ピンク、黄、オレンジ、淡緑
耐暑性 強い
耐寒性 弱い
花言葉 おしゃれ、気取り、風変わり

特徴

Photo by e_s_jp

ケイトウは花の形が鶏のトサカに似ていることから「鶏頭」と名付けられました。赤色の炎のような花を咲かせるのが特徴ですが、赤以外にもピンクや黄、オレンジといったさまざまな色の花を咲かせます。開花期間も長く、11月の下旬まで花を楽しめます。種類も多くガーデニング初心者でも育てやすい花なので、何種類か育ててみることをおすすめします。

栽培ポイント

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ケイトウは鉢植えでも庭でも、日当たりがよく水はけのいい土地を選んで種をまきましょう。ケイトウは肥沃な土だと葉が大きく茂りすぎるので、少しやせた土で小さめに育てるのがポイントです。種まきの期間が4月下旬から8月と長いですが、気温が上がり梅雨も明けた6月下旬以降の種まきがおすすめです。また、嫌光性の種なので、軽く覆土し、新聞紙などで発芽までは光が当たらないようにしておきましょう。

③パンジー

フリー写真素材ぱくたそ

科目 スミレ科スミレ属
開花時期 10月下旬~5月中旬
花色 白、赤、ピンク、オレンジ、黄、青、紫、茶、黒、複色
耐暑性 弱い
耐寒性 強い
花言葉 もの思い、私を思って

特徴

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パンジーは秋・冬・春と夏以外の季節で花を咲かせる、非常に開花期間の長い花です。庭を彩る花が少ない冬に咲く花なので、殺風景な冬の景色をカラフルに彩ってくれます。花の模様が人の顔に似ており、その花姿が思索にふける人に似ていたことから、「もの思い」という花言葉がつけられたそうです。

栽培ポイント

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パンジーは日当たりと風通しがよく、水はけのいい土で育てましょう。水やりは、鉢植えの場合は土の表面が代わりたら、庭植えの場合は発芽してある程度経ったら水やりは必要ありません。気温が低くなると水が乾かなくなるため、寒い季節の水やりは昼間にしましょう。パンジーも初心者向きの花なので、冬の庭に何か植えたいと思ったら、まずはパンジーを選ぶことをおすすめします。

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7月に種まきできる花10選:④~⑦

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