ワイルドストロベリーの育て方!冬越しの方法や植え替えのコツを紹介!

ワイルドストロベリーの育て方!冬越しの方法や植え替えのコツを紹介!

白い花と真っ赤な実が魅力のワイルドストロベリーの育て方を解説します。暑さ寒さに強くビギナーにも楽しめるワイルドストロベリーの特徴、増やし方、お手入れ、冬越しの方法、室内での管理方法のコツなどを中心に育て方のポイントをまとめました。

記事の目次

  1. 1.ワイルドストロベリーとは
  2. 2.ワイルドストロベリーの育て方
  3. 3.ワイルドストロベリーの育て方のポイント
  4. 4.ワイルドストロベリーの増やし方
  5. 5.まとめ

ワイルドストロベリーの育て方のポイント

水やり

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ワイルドストロベリーは少し湿った土が適しています。土の表面が乾いたら水をたっぷりと与えます。葉や花に水をあてると傷みの原因になりますので、株元から水やりをしましょう。気温が低めの朝や夕方に水やりするのがおすすめです。

肥料

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地植えの場合は他の草花が育つ土地であれば肥料は必要ありません。やせた土地でもよく育つ植物です。鉢植えには3月~5月、9月~11月に定期的に液体肥料を与えます。葉の緑色が薄くなってきたら肥料が必要です。

夏越し

フリー写真素材ぱくたそ

ワイルドストロベリーは丈夫な性質のハーブなので、暑い夏でも特別な作業は必要ありません。しかし、葉が焼けるなどの症状がある場合は、日差しを少し避けられる場所に移動させてあげましょう。地植えの場合は根付いた後の水やりは必要ありませんが、高温でカラカラになった場合は様子をみて水やりをします。

冬越し

寒さにも強いワイルドストロベリーに特別な冬越しは必要ありません。年中ツヤツヤの緑の葉をしげらせるワイルドストロベリーですが、寒さが増すにつれ、地域によっては葉が美しい赤色に変わることがあります。冬越しして春になると、葉はもとの緑色にもどります。

植え替え

どんな環境でも力強く成長するワイルドストロベリーですので、すぐに根が成長して根づまりして花が付きにくくなります。そうなれば大きな鉢への植え替えが必要です。1~2年に一度程度、成長に合わせて大きな鉢に植え替えます。植え替えの適期は春なら3月~6月、秋なら9月~10月です。

剪定

ワイルドストロベリーの枯れた葉を残すとカビや病気の原因となりますので、こまめに取り除きましょう。成熟した果実、収穫後の花茎も付け根から切り取ります。開花時にはランナーが勢いよく伸びますから、広がりすぎないよう管理が必要です。

ワイルドストロベリーの増やし方

出典:写真AC

ワイルドストロベリーを増やす方法は、春か秋のランナーによる株分け、または春に行う種まきです。それぞれの増やし方についてまとめました。

ランナーでの育て方と増やし方

5月になってワイルドストロベリーが実をつけ始めるころ、ワイルドストロベリーはランナーを伸ばしはじめます。ランナーとは株元からのびる赤いツルのことです。ランナーから出た葉の下の部分が地面に接すると根が出て新しい株をつくります。この特徴を利用してランナーから新しい株を作ることを株分けといいます。

株分け

株分けの適期は秋(9月〜10月)です。確実に根付いたことを確認し、子株に3~4枚の葉がついた時点で子株を親株から切り分けてポットに植え替えましょう。ランナーにできた最初の株は実が小さくなる傾向がみられるため、一般的には次の孫株が使われます。

種まきでの育て方と増やし方

気温が15℃~20℃になれば、ワイルドストロベリーを種まきで増やすことができます。およそ4月~6月または9月~10月が種まきの適期です。室内で育苗ポットに数粒の種をまいて育てる方法が簡単でおすすめです。芽が出るまでは日の当たる室内で管理しましょう。

種まきの方法

  1. 育苗ポットに土を入れます。(前述の鉢植えの土づくりを参照してください)
  2. 土の上に種を数粒ばらまき、ごく薄く土をかぶせ、ポットの底を水につけて吸水させます。
  3. 日の当たる明るい場所に置いて発芽をまちます。
  4. 土が乾く前に水やりをしましょう。
  5. 発芽したら、元気のよい芽を残して間引きます。
  6. 土が乾いたら水やりをして、本葉が5~6枚になった時点でプランターや地面に植え替えましょう。

まとめ

出典:写真AC

一年中枯れることなく青々とした葉をしげらせ、春と秋に花が咲いて、実をつけるワイルドストロベリーの育て方をご紹介しました。甘酸っぱい実が収穫できたらジャムにして楽しんでください。

Frankincense
ライター

Frankincense

オーガニックコスメのスキンケアデザイナー。スキンケアは食べることからはじまると考えています。体の内側と外側からのスキンケアに使用する植物について興味があります。

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