フリーズドライの野菜5選！その種類・栄養や利用方法などをご紹介！

フリーズドライの野菜にはいろいろな種類がありますが、とくにおすすめなのが少量だけ使いたい三つ葉、ユズなどの彩や香りの野菜です。長期保存できるので、無駄がでにくくなります。ニンジンやブロッコリー、オクラなど調理に手間のかかるものも揃えておくと便利ですよ。数あるフリーズドライ野菜からおすすめの5品目の特徴や使い方をご紹介しましょう。

フリーズドライのおすすめ野菜のトップはネギです。冷凍保存することも多いネギですが、フリーズドライのネギも便利なものです。料理の彩としてふりかけたり、サラダのトッピングとしてもおすすめです。100円ショップなどでも販売されているので探してみてください。

ヌメヌメして扱いにくい里芋は、フリーズドライなら面倒な下茹でや皮剥きの処理が不要です。皮を剥いてスライスした状態でフリーズドライ加工されているので、おみそ汁やスープ、煮ものに加えるというのがもっとも簡単な使い方です。これなら豚汁も簡単です。もどして里芋サラダにするのもおすすめです。

大根おろしもフリーズドライ加工されていますよ。大根おろしが水をふりかけるだけで食べられるなんて便利すぎます。そのまま天つゆにいれるなんていう使いかたもおすすめです。すりおろす手間が省けるお助け食品として、フリーズドライ加工の大根おろしはストックしておきたい食品です。国産大根を使用している製品ならより安心ですね。

枝豆は塩ゆでにした状態でフリーズドライ加工されています。もどして豆のサラダに加えてもよいですし、そのまま炊き立てのご飯にまぜて枝豆のおにぎりにするのもおすすめです。そのままでもヘルシーなおやつとして食べられますよ。油で揚げていないので、カロリーを気にする必要もなく、栄養豊富な枝豆を手軽に食べられるなんてうれしいですよね。

皮が硬くて加熱が面倒なカボチャもフリーズドライ加工されています。お水でもどしてカボチャサラダに。そのままおみそ汁に、お菓子づくりの材料としても重宝します。ダイエット中のビタミン補給にも少量から使えるので重宝しますよ。ペット用のフリーズドライ加工カボチャもネット通販で販売されているので、ペットの健康のためにもおすすめです。

野菜をフリーズドライ加工した場合、食品の栄養はどう変化するでしょうか？これってとても気になるポイントですよね。フリーズドライにするとお野菜の栄養はどうなるのか探ってみましょう。

熱風を当てて野菜を乾燥させると、熱に弱い栄養素、例えばビタミンCなどは高温によって損なわれてしまいます。しかし、フリーズドライの場合は高温をかけるわけではないので、ビタミンCの残存率は温風乾燥と比較すると高いという結果が報告されています。高温処理をしないフリーズドライの製法では熱による野菜の味や色、食感、栄養素などの変質を最小限に抑えます。

繊細なビタミンは高温、日光、酸素などの影響を受けて変質しやすい栄養素なのですが、真空状態で光が届かない状態、前述の通り高温での乾燥がないため、ビタミンが壊れにくいといえます。さらに水溶性、油溶性どちらのビタミンも水中に溶け出すことがないので、ビタミンを損なうことなく食べられます。

カルシウム、カリウム、亜鉛、ナトリウム、マグネシウム、鉄などのミネラルは身体の組織や臓器が正常に働いてもらうために欠かせないものです。ミネラルは体内で作り出すことはできない種類の栄養素なので、食べ物から取り入れる必要があるのです。フリーズドライの野菜はミネラルが失われることは少なく、しっかり摂取できます。

フリーズドライの過程で野菜に含まれる食物繊維が壊れてしまう可能性はほとんどないと考えられています。食物繊維は糖類に分類され加熱には強い物質です。便通を整え、生活習慣病の予防につながるといわれています。食物繊維は現代人の食生活では特に不足しやすいため、フリーズドライ食品で積極的にとりたいですね。