ハンギングプランターで植物を育てる注意点
ハンギングプランターは場所をとらないメリットはありますが、逆に目が行き届かないというデメリットもあります。ハンギングプランターで植物を育てる際は、押さえておかなければいけない注意点があります。
注意点①天井や壁の強度を確認
天井に吊るしたり壁掛けにしたりする際は、吊るす鉢・用土・植物の重さを考慮しなくてはなりません。重いものを吊るす場合は強度のある場所を選びましょう。カーテンレールに吊り下げやすいですが、ハンギングプランターは想定されていないため、破損の原因になりかねません。
注意点②乾燥に注意
ハンギングプランターで植物を育てる際に注意しなくてはならないのは乾燥です。水不足で枯れないように、ハンギングプランターを定期的にチェックしましょう。乾燥に強いエアプランツを用いるのもよい方法です。
注意点③容器の大きさを確認
プラントハンガーに入れる容器のサイズがあっていないと、網目の間から容器が抜け落ちる可能性があります。落下するのを防ぐために、きちんとホールドできているサイズか確認しましょう。
ハンギングプランターのおすすめアイデア
ハンギングプランターを部屋に飾ると、室内の印象ががらりと変わります。おしゃれな飾り方で、ワンランク上の上質空間を叶えましょう。
アイデア①たくさん飾ってジャングルに
SNSでは部屋の「ジャングル化」に注目が集まっています。床に観葉植物を置くだけでなく、上からもハンギングプランターでグリーンをプラスしましょう。一画にたくさん吊るすと葉が密集したジャングルのように見えますよ。
ボタニ子
窓際にたくさん吊るして、木漏れ日を演出するのも素敵だね!
アイデア②バッグをハンギングプランターに
ナチュラル素材のバッグに鉢を入れれば、ハンギングプランターの完成です。インテリアにあわせてバッグを購入するのもありですが、使っていないバッグをハンギングプランターにするのもおすすめです。新しい魅力を発見できるかもしれません。
ボタ爺
デニムや麻のバッグはおしゃれじゃぞ。気軽にチャレンジじゃ!
アイデア➂2段使いで存在感をプラス
1つのプラントハンガーに、上下で容器を吊るすと存在感があります。上下で同じ観葉植物や花を飾ってもよいですし、花色や葉色の異なる同じ品種の植物を飾っても目を引くでしょう。
アイデア④メタリックな素材を使う
グリーンや花には、メタリックな素材を合わせるのが難しいと思われるかもしれません。しかし、クールなメタリック容器は、グリーンのナチュラルな雰囲気を邪魔することなく、お互いを引き立てあいます。ミラーボールのような容器を飾れば、部屋がセンスアップするでしょう。
アイデア⑤ペンダントライトと一緒に飾る
吊り下げるペンダントライトと一緒に、ハンギングプランターで植物を飾ってみましょう。夜、ライトからの柔らかな光が温かみを演出します。リラックス空間をつくりたい方におすすめの飾り方です。
アイデア➅フェイクグリーンを使う
観葉植物や生花を室内に持ち込むのに抵抗がある人は、ハンギングプランターにフェイクグリーンをあしらってみましょう。ほこりを取る程度の手入れで美しさを保てますし、水やりの必要もありません。気軽にチャレンジできますよ。
ボタ爺
100均のグリーンは品ぞろえが豊富だから、いくつか買ってローテーションしてもいいな。
アイデア⑦ハンガーラックを使う
部屋にハンギングプランターを飾れそうな場所がない場合は、服をかけるハンガーラックを使用するのも一つの方法です。日当たりを調整するときにも移動が簡単で、植物が元気に育つ環境を保ちやすいのもメリットですよ。
ボタニ子
本来は服をかけるものだから、重量オーバーにならないように注意して飾ってみてね!
ハンギングプランターで部屋を上質な空間に
ハンギングプランターを自作するのは難しくありません。100均で材料が調達できるのもうれしいポイントです。アイデアや作り方に特別なルールもなく、安全さえ確保できれば、気軽に楽しめますよ。ワンランク上の飾り方で、部屋を特別な空間に仕上げてみましょう。
- 1
- 2
出典:筆者撮影