ハーバリウムの花材はなんでも使える?
ハーバリウムは、手入れをしなくても長期間花を楽しむことができるのが魅力です。もともとは研究する花材の長期保存を目的に開発された方法ですが、いまではギフトやインテリアとしても人気です。そんなハーバリウムは花材に使う素材によって印象が変わるため、素材選びが重要になります。
乾燥花材なら基本的に何でも使える
ハーバリウムは専用のオイルに花をつけて花や草を長期保存する方法なので、材料となる花や草が乾燥していれば、基本的に何でもハーバリウム用の材料に使えます。ただし乾燥しすぎた材料では、パリパリしすぎて破損の原因になりますし、乾燥が甘いとオイルに漬けても変色してしまうため、しっかり乾燥しているか判断するのは難しいでしょう。
販売店から購入するのが一般的
現在のハーバリウムは、気軽に花を楽しめるインテリアとして使われるため、材料を販売している専門店も多いです。ブリザードフラワー・ドライフラワーを販売している花屋でもハーバリウム素材は手に入りますし、100均ショップでも購入できるので、気に入った素材が見つかったときに購入してストックする方法が一般的です。
お気に入りの素材を花材にDIYしてもOK
ハーバリウム初心者には難易度が高いですが、中級・上級レベルになると、気に入った素材をつかって自分で花材に加工することもできます。さらに花の栽培が得意な人には、素材を種まきで育てるところから始める人もいます。この方法は栽培の楽しみだけでなく、自分で育てた花を長く楽しむおすすめの方法です。
自作する場合はシリカゲルを使う方法がおすすめ
ハーバリウムの材料には、生の状態の花を素材に使うことはできません。そのためハーバリウム用の材料をDIYする場合は、摘み取った花材をシリカゲルを使ってドライフラワーにする方法がおすすめです。シリカゲルは乾燥材として広く使われているものなので、自宅にあるシリカゲルの乾燥材でDIYしてもかまいません。
シリカゲルは電子レンジで乾燥させると再利用できる
「ハーバリウムづくりを理由にシリカゲルを購入するのはちょっと…」という人には、海苔などの乾物類に入っている食品用乾燥剤を使う方法がおすすめです。食品用シリカゲルは簡単に手に入りますし、電子レンジで水分を蒸発させれば効果が復活するので、わざわざ購入しなくても簡単にドライフラワーが作れます。
ボタニ子
次は初心者におすすめのハーバーリウム花材を紹介します!