はじめに
ハンギングは植物を飾る方法で、カフェやおしゃれな居酒屋などでも見かけられます。プラントハンガーもその手法の1つです。素朴な雰囲気を楽しみながら部屋を彩れます。そんな空間をおしゃれに飾るプラントハンガーは手作り可能です。初心者でもできる簡単な編み方を紹介します。プラントハンガーを上手に使って、部屋を緑でいっぱいにしてみませんか。
プラントハンガーとは
注目されているプラントハンガーですが「実はプラントハンガーの使い方がよくわかっていない」という人もいるかもしれません。ここでは、プラントハンガーについて詳しく紹介します。
プラントハンガーの使い方
プラントハンガーは、麻のひもやロープなどで作られています。そこにプランターを入れ、部屋の中に飾り、おしゃれな空間を演出できるのです。多くは天井などから吊し、まるで宙に植物が浮いているかのように飾れるため、いつもの植木鉢や植物が簡単におしゃれに変化します。ハンギングの中でも簡単な方法で、多くの人に人気です。
プラントハンガーを飾る場所
ハンギングで植物を飾る場合、外の塀や壁などに固定するイメージがあるでしょう。しかし、プラントハンガーは、吊すところがあればどこにでも飾れます。カウンターの上や出窓、窓辺や玄関など緑を飾りたい場所を選びましょう。また短めのプラントハンガーなら壁などに吊してもおしゃれです。コンテナだけでなくエアプランツなどを入れると、また雰囲気が変わるでしょう。
プラントハンガーの編み方・作り方7選
おしゃれなプラントハンガーを手作りすれば、愛着もわくうえに部屋に飾ったときの満足感がアップします。ここでは、手作りでできるプラントハンガーの編み方・作り方を紹介します。ぜひ参考にして、おしゃれな空間づくりにチャレンジしましょう。
①マクラメ編みの平結び(平編み)
マクラメ編みは、プラントハンガーのなかでもオーソドックスで、初心者でも簡単に習得できる編み方です。マクラメ編みを覚えておけば、ハンギングだけでなく手作りのアクセサリーなどにも活用できます。また平結びは、マクラメ編みのなかでもさらに基本のため、ぜひ覚えておきましょう。
材料
材料 | 量 |
マクラメ(または麻ひも)平編み用 | 3m✕12本 |
マクラメ(または麻ひも)まとめ結び用 | 60cm✕2本 |
メタルリング(またはDリング) | 1個 |
※マクラメの色は組み合わせ自由です。いろいろ試しましょう。
作り方
- マクラメや麻ひもを12本用意し、ひとまとめにしてメタルリングに通す
- 束ねたひもをまとめ用のひもで、上から下に隙間が空かないように巻きつけまとめ結びをする
- 4本選び、一番左の糸を中央の2本の糸の下にとおす
- 一番右の糸を中央の2本の上から通し、一番左の糸の輪の中に糸を通す
- 一番左の糸を一番右の糸の輪の中に通す
- 左右両方の糸をぎゅっと引っ張る
- 1~5を30回ほど繰り返す
- ほかの8本もそれぞれ平編みをする
- 4本のうちの2本ずつをとり大きな編み目になるように固結びをする
- 最後に全部のマクラメをまとめ結びをし完成
②マクラメ編みのねじり結び
マクラメ編みのもう1つの編み方がねじり結びです。ねじり結びと平結びを組み合わせればさらに魅力的なプラントハンガーができあがります。初心者でも簡単に習得でき、完成すればよりいっそうおしゃれになるため、編み方を覚えて活用しましょう。
材料
材料 | 量 |
マクラメ(または麻ひも)ねじり結び用 | 3.5m✕12本 |
マクラメ(または麻ひも)まとめ結び用 | 60cm✕2本 |
メタルリングまたはDカン | 1個 |
※マクラメの色は自由です。さまざまな色を組み合わせてみましょう。
作り方
- マクラメや麻ひもを12本用意し、ひとまとめにしてメタルリングに通す
- 束ねたひもをまとめ用のひもで上から下へ隙間が空かないように巻きつけ、まとめ結びをする
- 12本のひものうち4本を選び、一番右のひもを中心2本の上に通し、一番左のひもの下に通す
- 一番左のひもを中心2本の下に通し、一番右の輪の右側から出るように通す
- 一番左と右をバランスよく引き、整える
- 3~5を何回か繰り返すと自然にねじれ、こぶが半周ほどしたら全体を押しあげてつめる
- ほどよい長さになったら2本ずつとり結び、大きな編み目を作る
- 最後に12本ずつ束ねまとめ用のひもでまとめ結びをしたら完成