金柑(きんかん)の食べ方!保存方法やアレンジレシピまでご紹介

金柑(きんかん)の食べ方!保存方法やアレンジレシピまでご紹介

今回は冬に旬を迎えるきんかんの食べ方をご紹介です。おいしいきんかんの見分け方、食べ方、保存方法やアレンジレシピまでしっかり解説しています。生で食べても調理してもおいしいのがきんかんの魅力です。あまり食べたことがないという方も、ぜひ今年は挑戦してみてください。

記事の目次

  1. 1.きんかんとは
  2. 2.きんかんの食べ方
  3. 3.きんかんのアレンジレシピ
  4. 4.きんかんの保存方法
  5. 5.きんかんのおすすめブランド
  6. 6.まとめ

きんかんの保存方法

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きんかんは常温から冷凍まで、さまざまな方法で保存できます。保存したい期間やそのあとの調理方法にあわせて保存方法を選びましょう。すぐに食べる場合は常温や冷蔵でも問題ありませんが、期間が開いてしまう場合は冷凍にして、調理に使うのがよいでしょう。

常温で保存

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きんかんは常温でも1週間ほど保存が可能です。しかし、もともと冬の果物なので温度としては5℃~10℃ほどがよいとされています。暖房のきいた部屋での保存は避けましょう。冷蔵庫にスペースがあり、その日のうちに食べるのでなければ冷蔵庫に入れた方が無難です。

冷蔵庫で保存

きんかんは皮がうすく乾燥しやすいので、冷蔵庫で保存するなら乾燥防止対策が必要です。ペーパータオルで包んでからビニール袋やポリ袋に入れ、野菜室で保存します。この方法で2週間ほど長持ちしますが、乾燥すると味や香りも落ちやすくなりますのでできるだけ早く食べたほうがよいです。生のきんかんを美味しく食べるのであれば、常温か冷蔵庫で保存して早めに食べましょう。

冷凍庫で保存

きんかんは冷凍庫で保存できます。半分にカットして種を取り除いてから数個まとめてしっかりラップをし、ジップロックなどの袋に入れて冷凍を。冷凍でも乾燥予防対策はしっかりおこないましょう。この方法ならおよそ1か月ほど長持ちしますが、完全に解凍すると水分が出てしまうのでそのまま食べるのには向いていません。調理して使うようにしましょう。半解凍の状態ならそのまま食べることも可能です。

きんかんのおすすめブランド

きんかんの国内生産は、平成29年の農林水産省の調査では宮崎県がダントツの1位で、次に鹿児島、熊本、和歌山と続きます。暖かい気候のもとで生産されているのが特徴です。生産量の多い宮崎県と熊本県では甘さや大きさにこだわったブランドもののきんかんが生産されています。

宮崎のブランドきんかん「たまたま」

きんかんの国内生産量1位の宮崎県では「たまたま」というきんかんが生産されています。生で食べることを目的に栽培されているきんかんで、粒が大きくて甘みが強いのが特徴です。糖度16度以上ないと「たまたま」として認められません。糖度16度というと、柿やメロンと同じくらい甘い果物ということです。

さらにグレードの高い「たまたまエクセレント」

「たまたま」として栽培されたものの中でも糖度が18度以上で直径が3.3cm以上のものは「たまたまエクセレント」として販売されます。どちらも高級ブランドとして販売され、ふるさと納税の返礼品としても人気があります。

鹿児島産きんかん「いりき」「春姫」

きんかんの生産量第2位の鹿児島県でもブランドきんかんが生産されています。鹿児島では「いりき」「春姫」という2つのブランドがあり、どちらも糖度16度以上を基準としているので、先ほど紹介した宮崎県の「たまたま」と同じくらい甘みがあるということになります。「いりき」は薩摩川内市入来町で生産され、「春姫」は南さつま市・枕崎市・南九州市の3市からなるJAさつまで生産されています。

まとめ

きんかんは冬においしい旬を感じさせてくれる果物です。生で皮ごと食べるのも手軽で食べやすいですし、定番の甘露煮やさまざまな料理にアレンジできる使い勝手のよい食材です。あまり食べたことがないという方も、今年はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

アキラ
ライター

アキラ

花のある生活を目指しています。

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