家中がダニの住みか
日本でダニの被害が多い理由は、ダニの繁殖条件が整っていることだけではありません。かつては畳の和室がメインだった日本ですが、最近では畳のない家の方が増えています。つまり畳だけがダニの住みかではないということなので、ダニ退治にはダニの住みかを把握することが重要です。
洋風インテリアがダニの原因にも
畳のない洋風のインテリアの家でも、ダニの被害は起こります。そもそも日本自体がダニの繁殖に適した地域なので、畳がなくてもダニは繁殖します。ちなみに洋風インテリアの部屋でダニが多い場所には、寝室のベッド、カーペット、ソファー、クッションなどがあります。
日本はダニ駆除とダニ対策が必要
日本人の生活スタイルが和風から洋風に変化しているとはいえ、日本がダニの繁殖に適していることには変わりません。そのため家中のダニを退治できたとしても、その後のダニ対策ができなければまた繁殖します。だからこそ日本では、ダニ取りだけでなくてダニ対策にもなる「ダニシート」が注目されているのです。
ダニが原因の病気もある
ダニの場合、排泄物や死がいも病気の原因になります。しかも排泄物や死がいは「アレルゲン」と呼ばれるアレルギー原因物質にかわるため、こまめな駆除やダニ対策をしていないとアレルギーの病気にかかる可能性があります。
小さな子供がいる場合は特に注意
アレルギー性の病気は、年齢が低いうちに発症するほど治るまでに時間がかかります。しかも喘息やアトピー性皮膚炎などは、1度発症すると完治するまでにとても時間がかかります。これらの病気もダニが原因であることが多く、小さな子供ほど影響を受けやすいです。
ダニシートのメリット・デメリット
駆除がめんどうでも定期的な駆除が必要なダニは、家のいたるところに隠れています。そこで人気があるのが家中のダニを効率よく駆除してくれるダニシートですが、ダニシートにはメリットだけでなくデメリットもあります。
駆除と対策が同時にできる
メーカーや商品によってダニ駆除に有効な作用などの違いがありますが、基本的にダニシートは「ダニの駆除とダニ対策が同時にできる」のが共通するメリットです。
即効性はない
どんなに口コミなどで評価が高いダニシートであっても、ダニの駆除に即効性はありません。そのためダニの駆除に即効性を求めるのであれば、ダニシート以外の方法を検討した方がよいでしょう。
まとめ
ダニの繁殖に適した気候条件を持つ日本では、家のいたるところにダニは潜んでいます。放っておけば病気のリスクも高まりますが、継続して駆除をしないとダニ退治には効き目がありません。その点手軽に駆除と対策ができるダニシートは、継続的なダニ対策におすすめです。