ひょうたんランプの作り方!簡単でおしゃれなインテリアを自作しよう

ひょうたんランプの作り方!簡単でおしゃれなインテリアを自作しよう

ひょうたんランプは、文字通りひょうたんの実を使ったランプです。インテリア性があるだけでなく実用性も高いことから、注目を集めています。この記事ではひょうたんランプの作り方を紹介します。ひょうたんランプを手作りして、部屋の雰囲気を変えてみましょう。

記事の目次

  1. 1.魅力あふれるひょうたんランプ
  2. 2.ひょうたんランプの道具と材料
  3. 3.ひょうたんランプ作り方
  4. 4.ひょうたんランプのデザインポイント
  5. 5.ひょうたんランプで部屋の雰囲気を変えよう

魅力あふれるひょうたんランプ

ひょうたんは古くから日本で親しまれ、縁起のよいものとして日々の生活の中で扱われていました。世界中で容器や楽器として使われ身近な存在です。楽器や容器だけでなく、ひょうたんはおしゃれなンテリアにもなります。縁起のよいとされるひょうたんのランプを作って、部屋の雰囲気を魅力的に変えましょう。

ひょうたんランプの特徴

ひょうたんランプとは、ひょうたんの実のアートランプです。下処理をしたひょうたんに模様や絵柄を描き、そこにライトを取り付けます。ランプが放つ光は穏やかな美しい光です。また、工作初心者でも挑戦しやすく、模様や絵柄のアレンジの幅が広いのも特徴です。

ひょうたんランプの道具と材料

Photo bycoyot

ひょうたんは大きさによって、皮の硬さや厚みが変わります。簡単に穴開けなどの加工ができるものから、電気ドリルなどの機械を使わないとできないものまであります。気をつけないと破損や失敗の原因になるため、安全な作業を行えるように、ぜひひょうたんそれぞれにあった道具を準備してください。

工作に必要な道具

Photo byblickpixel

工作に必須なのが穴開け道具です。手軽に100円均一やホームセンターでキリやハンドドリルが買えます。また、小さいひょうたんなら、家にもある爪楊枝や鋲で穴を開けられます。大きなものは電動ドリルを使いましょう。また、模様を描くための鉛筆や消しゴムなど、下書きに必要なものも用意してください。

あったら便利な道具

あったら便利なのが、ダイヤモンドヤスリです。紙やすりと違い、ダイヤモンドヤスリなら穴を開けた穴をきれいに削って整えられ、穴の大きさも調整できます。また、細かいディテールにも使用できるため非常に便利です。ダイヤモンドヤスリはハンドドリル同様、100円均一やホームセンターで販売しています。

工作に必要な材料

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

必要な材料は、ひょうたんと電球です。デザインにこだわりたいときは、ビーズやカラーテープ、ペイント道具などを用意しましょう。また作業工程で必要な、ひょうたんが入るサイズの容器も準備します。

ひょうたんランプ作り方

作り方①下処理

下処理は、空洞になっていない生のひょうたんを乾燥させるまでの工程です。ひょうたんの中身を除去して乾燥させるまでは、手間と時間が必要です。作業工程を省いて、もう少し簡単に済ませたい方は、すでに下処理がされたひょうたんを買うことをおすすめします。

穴開け

ひょうたんの底に、ライトが入るくらいのサイズ、もしくはそれ以上のサイズの穴を開けます。この穴はひょうたんの種子と果肉を取り除くために必要です。後の工程で、電球のセットやデザイン作業のための穴を開けますが、現段階では中身を取り除ける程度の大きさの穴で問題ありません。

種子の除去

底に穴を開けた後は、中の種子を取り除きます。ひょうたんを振ったり軽く叩いたりして種子を出しましょう。それでも出ない場合は、水を含ませたり、スプーンなどを使ったりして取り出してください。果肉を腐らせるために最終的に水に入れるため、ここでは全て取り除けなくても問題ありません。

果肉と皮の除去

ひょうたんが入るくらいの容器に水を張って、ひょうたんを沈めます。この際に、ひょうたんの中にしっかりと水を入れるのがポイントです。穴を下にして沈め、浮かないように上から重しをのせます。気温は極端に寒くなければ、4~5日ほどで中身は腐ります。腐ったときの臭いは強烈です。腐っているかの確認の目安ですが、換気は十分にしましょう。腐ったひょうたんは、皮も剥がしやすくなっているため、果肉と一緒に取り除きます。

ボタニ子

ボタニ子

臭いはかなり強いから、体調不良を招くことも!臭いのこもるところには置かないほうがいいね!

乾燥

中身を取り除いた後は、水が溜まらないように穴を下にして、風通しのよい場所で乾かします。カビ予防に、直射日光に当てたり、アルコールを霧吹き程度で吹きかけたりするのもよい方法です。扇風機などで風を常に当てても、カビを予防できますよ。完全にカラカラになれば、乾燥は完了です。

作り方②模様のデザイン

模様の下描きをする前に

フリー写真素材ぱくたそ

ひょうたんに模様の下描きをする前に、紙やパソコンなどに図案を描いてまとめます。部屋とマッチしているかどうか、デザインやイラストを描いて完成をイメージしましょう。きちんと図案を用意すると、完成したライトのイメージがつきやすく、作業の失敗も減らせます。

模様に沿って穴開け・切り込み

図案が決まったら、鉛筆で下描きします。下描きをしたら、次に穴を開ける作業です。完成したものが点表画のように穴を開けていくイメージです。ドリルで模様に沿って穴を開けていきましょう。全ての模様と絵柄が完成した後は、ヤスリで穴の縁を整え、大きさも調整していきます。

作り方③ライト

電球を取り付ける前に

Photo byStockSnap

電球を取り付ける前に、ひょうたんランプをどのように設置するのか決めます。ライトが置き型タイプなのか天井から吊すタイプなのか、設置方法を明確にしておきましょう。さまざまな設置方法があるため、電球の取り付け方も変わっていきます。また、ライトの設置の仕方で電球を入れる穴の箇所も変わります。よく考えてから作業に取り掛かりましょう。

電球を取り付ける

Photo byRomario99

ひょうたんランプの設置方法を決めた後は、電球を挿入する部分に穴を開けます。電球を設置した後に光が開けた穴からこぼれないように開けてください。大き過ぎず小さ過ぎず、慎重に丁寧に作業を行うことがポイントです。もし完成した後に光がこぼれて気になるようなら、ボンドで修正、またはデザインの一部としてビーズや布でカバーするのもよいアイデアです。

電球を変えてみる

Photo byFotorech

電球をエコにつながるLEDにするのもおすすめです。LED電球を使った場合、仕上げでカラー素材を使って光の色を変えられますが、近年のLEDは光の色自体を変えられるものもあります。また、近年はBluetoothやAI機能を使ったスマート化が進んでいるため、電球もスマートタイプを使用するのも面白いアイデアでしょう。

ボタ爺

ボタ爺

次のページでいよいよ仕上げじゃ!

次のページ

ひょうたんランプのデザインポイント

関連記事

Article Ranking