結露防止シートの剥がし方のコツ
結露防止シートは定期的な交換も推奨されています。だいたい半年に一度の間隔で点検し、表面が白濁して剥がれた箇所があれば貼り直しをするようにしましょう。中途半端に剥がれると効果が低下します。古い結露防止シートの剥がし方にはコツが必要です。
剥がすときのツール
キレイに剥がすためにはドライヤーやスクレーパーなどを活用します。窓ガラスに傷をつけないよう丁寧に行うことが大切です。古くなった結露防止シートの剥がすために必要なツールは以下の通りです。
- ドライヤー
- 霧吹き
- スクレーパー
- 中性洗剤
結露防止シートをはがす手順
貼り付けた時と同じように、結露防止シートの剥がし方についても、ちょっとしたコツが必要です。さほど難しい行程ではありませんが、ガラス面を傷つけないようきれいに剥がしていく方法を知っておくと、いざというときに役立ちます。
①ガラス面を温める
古くなった結露防止シートを剥がすときは、まずドライヤーでガラス面を温めると効果的です。シールタイプのシートなら、市販されているシール剥がし剤も使えます。あるいはぬるま湯に新聞紙を浸して、ガラス面に貼りつけておくのもよいでしょう。
②シートを少しずつ剥がす
スクレーパーやカッターナイフなどで、結露防止シートの端からゆっくり剥がしていきます。ある程度のところでフィルムに切れ込みを入れるのがコツです。一度に全部を剥がそうとするときれいに剥がれないことがあるので、フィルムに切れ込みを何ヶ所か入れながら、分割して少しずつはがすとよいでしょう。
③中性洗剤を吹きつける
結露防止シートを全て剥がし終えたところで、ガラス表面に残っているフィルムののりをきれいに落とします。のりの粘着は拭き取っただけではなかなか取れないため、中性洗剤を水で薄めてガラス面に吹きつけてから落とすようにしましょう。
④スクレーパーでのりを削ぎ取る
ガラス面ののりが柔らかくなったら、スクレーパーで削ぎ取ります。スクレーパーの刃の部分は鋭利になているため、ガラスにキズがつきやすいので気をつけて使いましょう。できればプラスチック製のスクレーパーをおすすめします。全て落としきったら、雑巾でガラス面をきれいに拭きあげれば完了です。
まとめ
水滴が溜まってやっかいな結露ですが、断熱式の結露防止シートを貼るだけで解決できます。貼りつける際の手順や道具の使い方のコツをつかめば、誰でも簡単に貼ることができるのでおすすめです。窓全体に貼るのが難しいようなら、下だけに貼るタイプのシートだけでも効果が期待できるので、ぜひお試しください。