自家製ドライフルーツの作り方
食べきれないほどの果物の処理方法に困ったとき、長期保存するために砂糖を使ってジャムやコンポートなどにするのもよいものですが、大量の砂糖を使いたくないなら、ドライフルーツを手作りすることをおすすめします。お家で簡単に自家製ドライフルーツを作る方法をご紹介しましょう。
作り方①天日干し
自家製ドライフルーツの作り方の基本が天日干しです。お日様の熱で果物の水分を飛ばして乾燥させます。もっとも自然で簡単な方法ですが、しっかり乾燥させるには時間がかかってしまうのが難点です。また失敗するとカビが生える、果物が傷むなどのトラブルにつながります。
天日干しに必要な道具
基本的な天日干しの道具はザルのみです。ザル以外には、魚を干すためのドライネットを使うことをおすすめします。風で飛んでいってしまったり、鳥や昆虫に食べられたりする被害から果物を守ってくれます。
果物の下処理
果物は乾燥しやすい大きさに切ります。風味を損なわない厚みにスライスして、酸化しやすいものならレモン汁を切り口に塗るなどの処理を施しておきます。オレンジやリンゴなど表面のワックスが気になる場合には、熱湯に1~2分つけてから冷水で冷ましスライスしましょう。
天日干しの手順
- ザルの上に下処理をした果物を並べる(重ねるとカビの原因になるので注意)
- 軒下やベランダなど日当たりのよい場所に置く(曇りや雨なら室内で)
- 夜になる前に室内に取り込む
- 表面が乾燥したら裏返す
- しっかり乾燥してカラカラになるまで、頻繁に表裏を返す
次のページでは、オーブンでの作り方をご紹介します。