カラマンシーとは?奇跡の果実ともいわれる柑橘の特徴や食べ方をご紹介!

カラマンシーとは?奇跡の果実ともいわれる柑橘の特徴や食べ方をご紹介!

東南アジアで栽培されているカラマンシーは、日本では「四季柑」や「四季橘」といわれています。丈夫で育てやすいので観葉植物としても人気ですが、高い美容効果から化粧品にも使われています。そのカラマンシーの効果にはどんなものがあるのか解説します。

記事の目次

  1. 1.カラマンシーとは?
  2. 2.カラマンシーの特徴
  3. 3.カラマンシーの効果
  4. 4.カラマンシーの食べ方
  5. 5.まとめ

カラマンシーの効果

出典:写真AC

「奇跡の果実」といわれるカラマンシーには、ビタミンCやクエン酸といった成分がたくさん含まれています。「奇跡の果実」といわれるだけあって、さまざまな効果が期待できます。

美しい肌に導く

カラマンシーにはシークヮーサーの約8倍のビタミンCが含まれています。ビタミンCは美容に欠かせない栄養で、肌の調子を整えます。また、コラーゲンをつくるときもビタミンCが必要です。ビタミンCは人の体の中では作れない成分なので、食べ物から摂取しなければならず、不足すると貧血を起こしやすくなります。

身体は傷の治癒に必要なタンパク質であるコラーゲンを生成するためにもビタミンCを必要とします。さらに、ビタミンCは、植物性食品からの鉄の吸収を促し、病気から身体を守るために免疫系が適切な働きをするのを助けます。

疲れを感じさせない体に

カラマンシーにはクエン酸が多いのも特徴です。クエン酸は、体の中にたまった疲労物質を分解するはたらきがあるので、疲れた体をスッキリさせてくれる効果があります。また血液をサラサラにするのを助けてくれ、ビタミンの吸収をよくしてくれるはたらきもあります。

体内に入ったマグネシウムやカルシウムなどのミネラル分を吸収しやすくして、身体の疲労物質を分解し、体内の蓄積を防いでくれます。(キレート作用)

血液のサラサラ化を助けます。クエン酸は血中の乳酸を『クエン酸回路』に再度加えることにより、血液の酸化を抑え、血流をサラサラにしてくれます。

脂肪を燃やしやすくする

カラマンシーに含まれるノビレチンやシフネリンといった成分は、脂肪を燃焼したり分解したりするはたらきがあります。クエン酸にも代謝を助けるはたらきがあるので、最近お腹周りが気になる人やスリムな体型を目指す方におすすめです。

ノビレチンは脂肪細胞の分化促進及び、脂肪細胞中の脂肪分解を促進することでメタボリックシンドロームの原因となる脂肪細胞機能の悪化を防ぐ可能性がある。

クエン酸には、エネルギー代謝経路である「クエン酸回路」を活性化させる働きがあり、日頃のバランスのとれた食事と適度な運動と共に、クエン酸効果の「クエン酸回路」を活性化させれば代謝アップにつながり、ダイエットにも効果的と言われています。

年齢を感じさせない体に

味も見た目もシークヮーサーに似ているカラマンシーですが、カラマンシーはシークヮーサーにはない「フロレチン」という成分を豊富に含んでいます。フロレチンは抗酸化作用があるため、年齢を感じさせない健やかな肌や体力を実感できます。さらにフロレチンはビタミンCの吸収をよくし、がんを抑制するはたらきがあることもわかっています。

アンチエイジングのための化粧品などに配合されている「フロレチン」も、ポリフェノールの1つで、リンゴやナシに含まれている。

がん細胞にアポトーシスと呼ばれる生理的な細胞死を誘導することによって、がんが抑制されることが明らかになっている。

貧血予防効果

ビタミンCは美肌などの美容効果のほかに、鉄分の吸収をうながす作用もあります。鉄分が不足すると貧血になってしまいまうので、ビタミンCを積極的に摂る必要があります。また鉄分はたまった疲れを軽くするため、クエン酸を多く含むカラマンシーと鉄分の多い野菜などを一緒に食べると、毎日疲れた体をリフレッシュさせることができます。

ビタミンCは、植物性食品からの鉄の吸収を促し、病気から身体を守るために免疫系が適切な働きをするのを助けます。

ボタ爺

ボタ爺

続けてカラマンシーの効果について紹介していくぞ。

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カラマンシーの食べ方

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