生活習慣病予防効果
血液中の中性脂肪を減らしたり血圧の上昇をおさえたりするヘスペジリンという成分も含まれていて、高血圧や高脂血症など、日本人に多い生活習慣病の改善に効果があります。ヘスペジリンには血流をよくして冷え性を改善するはたらきもあるので、冷え性で悩んでいる人にもおすすめです。
ヘスペリジンには高血圧の改善、中性脂肪・悪玉コレステロールを下げる効果もあります。
いま注目を集めているのが「ヘスペリジン」。みかんの皮や袋、白いスジの部分に多く含まれており、血管を拡張させて血流を良くし、体を温める作用があります。
カラマンシーの食べ方
本場フィリピンでは丸ごと冷凍して炭酸系の飲み物やお酒に入れる食べ方が一般的ですが、日本では果実のまま売っているところはほとんどありません。日本国内でカラマンシーを食べるなら、輸入雑貨店などでジュースとして加工されているものか、カラマンシーの果汁が入ったビネガーを購入しましょう。
食べ方①紅茶割り
カラマンシーを紅茶で割ると、紅茶の香りにカラマンシーのさわやかな香りが重なって絶妙なよい香りが楽しめます。紅茶にはテアニンというリラックス効果のある成分が含まれており、カラマンシーの疲労回復作用との相乗効果で身体を休めるのに最適です。
食べ方②ソーダ割り
暑い時期は、ソーダと割るのがおすすめです。ソーダと割るとすっきりとした味になり、カラマンシーのフルーティーさが感じやすくなります。フィリピンではジンジャエールと割るのも人気があり、夏に風邪をひいたときに飲む定番の飲みものとして親しまれています。
食べ方③牛乳割り
カラマンシーの酸味が苦手な人には牛乳割りが人気です。牛乳と混ぜると酸味がまろやかになり、ヨーグルトのような味わいになります。牛乳のかわりに豆乳と混ぜると、豆乳のイソフラボンもとれるので美容効果がアップします。
食べ方④ドレッシング
ドレッシングを作るときにビネガーの代用としてカラマンシーの果汁を入れると、いつもと違った味のドレッシングになります。市販のドレッシングに混ぜるだけでも、カラマンシーの風味を楽しめますよ。カルパッチョやサラダにビネガーをそのままかけても美味しいと評判です。
食べ方⑤ポン酢
美容や健康を気にしている人はいろいろな料理にカラマンシーを取り入れていて、なかでも自家製のポン酢は手軽で簡単と話題になっています。作り方は簡単で、だし醤油にカラマンシーのジュースを混ぜるだけです。日本人にもなじみのあるポン酢にすると活用の幅が広がり、カラマンシーを食べる機会が増えますね。
まとめ
「奇跡の果実」といわれるカラマンシーについてご紹介しました。東南アジアで広く栽培されているカラマンシーは、特にフィリピンで人気がある果物です。美肌効果や疲労回復効果など、体にうれしい作用がたくさんつまっているので「奇跡の果実」といわれています。カラマンシーのジュースや果汁入りのビネガーなら日本国内でも買えるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
出典:写真AC