ブーゲンビリアの育て方
続いて、ブーゲンビリアの栽培方法を確認しましょう。原産地に比べて暑い日本では花が咲きづらいという特徴がありますが、水やりや肥料を上手に加減すれば、1年に2回~3回開花させることも可能ですよ。シンボルツリーや庭木としても人気のある花なので、ぜひ栽培に挑戦してみましょう。
育て方①栽培環境
ブーゲンビリアは日光の当たる場所を好みます。日当たりがいいことに加え、家や塀などのそばのような、根の発育が制限される場所に庭植えすると開花がよくなりますよ。日陰では花が咲かないので、たっぷりの日照量を確保しましょう。乾燥気味の場所でも問題なく育ちます。斜面や屋根のそばなどに植えることも可能です。
育て方②水やり・肥料
ブーゲンビリアの水やりは、時期によって量を調整します。つぼみがついている時期や剪定後には、表土が乾いたらたっぷりと与えましょう。新しい枝が10cm以上伸びた状態のときには、乾かし気味に管理したほうがつぼみがよくつきますよ。肥料は開花後に置き肥をします。常に肥料分がある状態だと花芽がつきにくくなりますので、注意してくださいね。
育て方③植え付け・植え替え
ブーゲンビリアは水はけのいい用土を好みます。赤玉土と腐葉土を配合した土を使うといいでしょう。市販されている用土でもよく育ちます。植え替えは3年に1回程度が適期です。毎年植え替えると花付きが悪くなりますので注意してください。植え替えの際には、根のまわりの古い土を軽く落とすと株が元気になりますよ。
7月30日の誕生花(ブーゲンビリア以外)
7月30日の誕生花は、白のブーゲンビリアだけではありません。淡いクリーム色がやわらかい雰囲気の「ボダイジュ」と、真っ赤な花が存在感抜群の「カエンボク」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。ブーゲンビリアも含めて、シンボルツリーや庭木として人気の高い花木が揃いましたね。
7月30日の誕生花①ボダイジュ
ボダイジュ(菩提樹)は中国を原産とするアオイ科の花です。淡いクリーム色の、かわいらしい花を咲かせます。花言葉が「夫婦愛」「結婚」なのは、ギリシャ神話に出てくる仲のいい老夫婦が由来ですよ。花だけでなく葉のようすも美しいので、観葉植物として1年を通して楽しめます。パートナーへのギフトにもぴったりですね。
7月30日の誕生花②カエンボク
カエンボクはアフリカ原産の花木です。ろうそくの炎を思わせる真っ赤な花色から、「カエンボク(火炎木)」という名前がつきました。ホウオウボク、ジャカランダと並ぶ世界三大花木と称されます。花言葉の「名声」も、それにちなんでのものでしょう。ベル状の大きな花を枝先にたくさんつけた華やかなルックスは、夏の日ざしによく映えますね。