初心者におすすめのハーバリウム花材6選
ハーバリウムは材料さえあれば初心者でも簡単に作れるため、自宅でできる趣味として人気があります。最近ではハーバリウム専門店で購入しなくても、インターネットなどで購入することもできます。ただし初心者向けにも扱いやすい・扱いにくい素材があるため、購入する際には扱いやすい素材を選ぶようにしましょう。
①カスミソウ
カスミソウは初心者におすすめの花材というだけでなく、上級者でもアレンジがしやすいため人気のハーバリウム花材です。カスミソウは品種改良が活発に行われたため種類が多いのですが、種類によって花の大きさや色などは違います。そのためボトルに入れるときでも破損が少ないミニカスミソウは初心者におすすめなのです。
初心者におすすめの理由
カスミソウは初心者でも簡単にボリュームが出せる花材なので、ハーバリウム作りに欠かせません。カスミソウは茎ごとボトルに入れることもできるので、初心者が苦労しやすいベース作りにも便利なのがおすすめの理由です。ドライフラワーのカスミソウは着色したものも多いので、インパクトのある色なら主役にもなります。
②アジサイ
アジサイは、ベースになるハーバリウム花材として人気があります。もともとアジサイは花の色がよく変わることから「八仙花」「七変化花」などと呼ばれています。そのためハーバリウム花材にもさまざまなカラーバリエーションがありますが、初心者は白いアジサイからチャレンジするのがおすすめです。
初心者におすすめの理由
アジサイは大きな花弁が特徴なので、1枚ずつばらして使うことが多いのですが、オイルにつけたときに優しい色に発色するため、ベース素材になりやすいのが初心者にもおすすめの理由です。ハーバリウムでは人気の花材なので、最初は白いアジサイでベースづくりの基礎を学び、慣れたら人気のブルー系にも挑戦してみましょう。
③スターチス
スターチスは小さな花を密集させて咲かせるため、フラワーアレンジメントや花束の花材としても人気があります。ハーバリウムでは鮮やかに発色するブルー系や紫が人気ですが、優しい印象の黄色や白も素敵です。スターチスはドライフラワーにしやすい特徴があるため、栽培した花をDIYする人も多いです。
初心者におすすめの理由
スターチスの花は1つ1つは小さいですが密集しているため、そのまま使えばベースになりますし、ピンセットで花を1輪ずつわけて使うこともできます。使い方次第で同じ素材でもまったく印象の違うハーバリウムになるので、初心者がストックしていても購入費用が無駄にならない点もおすすめの理由です。
④イモーテル(ヘリクリサム)
和名を「麦わら草」というイモーテル(ヘリクリサム)は、活用法がたくさんある花す。ハーブ系植物に分類されるため、ハーブ成分を抽出してアロマオイルにしたり、カレーの香辛料にしたりします。活用法が幅広いイモーテルは、品種改良によってさまざまな種類があり、花の形や大きさ・色も種類によって違います。
初心者におすすめの理由
観賞用として人気が高いイモーテルですが、ハーバリウム用は丸くて小ぶりなものが多いので、初心者にも扱いやすいのがおすすめの理由です。またイモーテルの花はオイルに付けたときに発色がよいので、発色の具合をマスターしやすいこともおすすめの理由の1つに含まれます。
⑤シルバーデージー
シルバーデージーは、初心者向けのハーバリウム花材の中でも数少ない「茎がついている素材」です。茎の付き方も独特なので、高さのあるボトルに1本大胆に入れても素敵ですし、花だけを使って華やかさを演出したいときにも使えます。シルバーデージーの色は白が最も使いやすいですが、緑・黄色・赤などもあります。
初心者にはシルバーデージーヘッドがおすすめ
ハーバリウム用として販売されるシルバーデージーは、茎がついている「シルバーデージーミニ」と花だけの「シルバーデージーヘッド」があります。どちらもハーバリウムでは定番の花材ですが、シルバーデージーヘッドの方が、花弁が大きく開いているうえに破損しにくいので、初心者におすすめです。
⑥ペッパーベリー
ペッパーベリーはコショウボクの実のことで、色・実の形・香りはコショウに似ていますが、種類はまったく違います。観賞用として品種改良されたものが、ハーバリウム素材として流通していますが、実がピンクのものは「ピンクペッパー」と呼ばれ、香辛料として販売されることもあります。
色が同じ素材を集めるとおしゃれ
ペッパーベリーは珍しい丸い形をしている実なので、アクセントとしてペッパーベリーを使うだけで簡単におしゃれになります。上級者になれば異なる色を組みあわせる方法もおすすめですが、初心者の場合は同じ系統の色で、素材の違う花材を2~3種類あわせても、簡単におしゃれな作品ができます。
ボタ爺
次は定番のハーバリウム花材を紹介するぞ!