生野菜にはこれ!加熱するといい野菜・生食が危険な野菜12選!

生野菜にはこれ!加熱するといい野菜・生食が危険な野菜12選!

健康維持に欠かせない野菜は、それぞれの種類にあった食べ方を選ぶことで栄養素の吸収率がアップしたり、苦手な人でも食べやすくなったりします。この記事では12種類の野菜を、生野菜におすすめ、温野菜におすすめ、生野菜として食べると危険な野菜に分けて紹介します。

記事の目次

  1. 1.野菜の食べ方
  2. 2.生野菜におすすめの種類5選
  3. 3.温野菜におすすめの種類4選
  4. 4.生野菜として食べると危険な種類3選
  5. 5.生野菜・温野菜を使い分けて栄養をとろう

生野菜として食べると危険な種類3選

Photo byEngin_Akyurt

ほとんどの野菜は調理方法を工夫すれば生でもおいしく食べられますが、なかには生で食べれない野菜もあります。雑菌などが繁殖しやすかったり、体に悪い成分が含まれていたりする野菜は生食しないでください。正しい調理方法でしっかりと加熱して食中毒を防ぎましょう。

①もやし

出典:写真AC

もやしは生では食べれない野菜です。生食すると食中毒になることもあるので加熱してください。ほかの野菜と違って日光に当たらない環境(日光消毒されずに)で栽培され水分も多いため、大腸菌など体に悪い雑菌が繁殖しやすいです。もやしを生食する文化を持つ国もありますが、日本では加熱調理を前提に生産されています。

幅広い料理のかさ増しに利用できる

安価でボリュームもあるもやしは、料理のかさ増し食材としておすすめです。ラーメン・焼きそば・ナムルなどさまざまな料理にもよく利用されます。なお、もやしのシャキシャキとした歯ごたえを楽しむには加熱し過ぎないよう注意しましょう。下処理でひげ根を取ると口当たりがよくなります。

ボタニ子

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もやしは日持ちしないことでも知られています。早めに食べないと健康を害する危険があります!

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②タケノコ

Photo byMay_hokkaido

タケノコには体に悪い青酸配糖体が含まれています。生のタケノコを食べ過ぎると、めまいや嘔吐などの症状を引き起こす青酸中毒に陥ることもあります。青酸配糖体は熱に弱く、加熱済みのタケノコなら食べても心配いりません。収穫してから時間がたつとアクが増すため、購入後すぐにアク抜きしましょう。

上手なアク抜きでよりおいしく食べられる

タケノコを鷹の爪と一緒にゆでてアク抜きをしてください。しっかりとアクを抜き切るコツは、おたまなどでアクを取り除きながらゆでることと、ゆでた後に鍋のまま一晩放置することです。アク抜き後は水洗いして食べやすいサイズに切り、炊き込みご飯や煮物などに利用しましょう。

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③きのこ類

フリー写真素材ぱくたそ

きのこ類はビタミンや食物繊維が豊富な食材ですが、生食すると食中毒やアレルギーの原因となるので危険です。たとえば、生のしいたけを食べると「しいたけ皮膚炎」になったり、生のひらたけを食べると腹痛・下痢・喉の違和感などが起きたりすることがあります。生焼けにも注意しましょう。

水洗いせずに利用できる

きのこを水洗いし過ぎると水溶性の栄養素が逃げてしまいます。栽培されたきのこなら基本的に洗う必要はありません。汚れが気になるときだけ水にぬらしたキッチンペーパーなどで拭いてください。石づきを切り落とせば軸まで利用でき、鍋料理・炊き込みご飯・汁物・パスタなどさまざまな料理におすすめです。

ボタニ子

ボタニ子

なめこなど、ぬめりのあるきのこは水洗いしてください。

生野菜・温野菜を使い分けて栄養をとろう

Photo byLubosHouska

野菜は健康維持に欠かせないものです。厚生労働省も1日に350gの野菜をとることを推奨しています。それぞれの野菜にあった食べ方で、ビタミンや食物繊維などを効率よくとり、健康的な生活を目指しましょう。

ボタニ子

ボタニ子

食物繊維には血糖値の急上昇を抑える効果があり、野菜は食事の最初にとるのがおすすめです。覚えておきましょう!

しましま
ライター

しましま

植物を好きになったきっかけは、15年くらい前にたまたま駅でもらった花の種を植えてみたことです。それ以来、観葉植物の栽培とアロマテラピー(AEAJアロマテラピー検定1級)が趣味です。ここ数年はベランダで家庭菜園も楽しんでいます。

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