ハーブ石鹸の手作りにチャレンジ!お好みの精油で作るレシピをご紹介

ハーブ石鹸の手作りにチャレンジ!お好みの精油で作るレシピをご紹介

ハーブ石鹸は「石鹸のもと」を使えば、初心者でも簡単に手作りできます。この記事では、初心者向けの簡単レシピや本格的に作れるアレンジ方法、筆者が実際に作ってみた製作レポなどを紹介します。ぜひお好みの精油でハーブ石鹸を手作りしてみてください。

記事の目次

  1. 1.ハーブ石鹸を手作りしよう
  2. 2.ハーブ石鹸におすすめの精油
  3. 3.レシピ①ラベンダーとローズマリーのハーブ石鹸
  4. 4.レシピ②ペパーミントのハーブ石鹸
  5. 5.実際にハーブ石鹸を手作りしてみました!
  6. 6.ハーブ石鹸を手作りするときの注意点
  7. 7.ハーブ石鹸は簡単に手作りできる

実際にハーブ石鹸を手作りしてみました!

出典:筆者撮影

レシピ①のラベンダーとローズマリーのハーブ石鹸にアレンジを加えて手作りしてみました。今回は、材料に色素とドライフラワーを追加し、石鹸素地の代わりに「せっけんねんど」という商品を使用しています。せっけんねんどは石鹸素地を主成分としており、そのまま精油を加えて成型できます。子どもと一緒に作るときなどにおすすめです。

ボタニ子

ボタニ子

成分にこだわったオーガニック石鹸を作るときには、レシピ通りに石鹸素地を使用してくださいね。

製作者のプロフィール

  • アロマテラピー歴:約15年(アロマテラピー検定1級所持)
  • ハーブ石鹸の製作経験:4回目
  • 備考:手洗い用のハーブ石鹸を作る
(出典:筆者撮影)

材料

①せっけんねんど

せっけんねんどは文具専門店で購入しました。そのままだとやや硬めの触感です。
(出典:筆者撮影)

②精油

アロマ専門店で購入したラベンダーとローズマリーの精油です。ローズマリーはカンファータイプを選びました。
(出典:筆者撮影)

ボタニ子

ボタニ子

ローズマリー精油にはシネオール・カンファー・ベルベノンの3タイプがあります。

ボタ爺

ボタ爺

成分や香りが少しずつ異なるので、好みのものを選びましょう。

③ラベンダーのドライフラワー

アロマ専門店で購入したラベンダーのドライフラワーです。今回は一部をハーブ抽出と石鹸の飾り付けに使います。
(出典:筆者撮影)

④ハチミツ

スーパーで購入した純粋ハチミツです。
(出典:筆者撮影)

⑤色素

食用・化粧品用の色素(赤・青・ゴールド)をアロマ専門店で購入しました。
(出典:筆者撮影)

手順

①ハーブ抽出液を作る

ラベンダーのドライフラワーをほぐし、花の部分だけを使います。
(出典:筆者撮影)

ボール型茶こしに、ラベンダーの花1g を入れました。
(出典:筆者撮影)

熱湯を注ぎ、5分間蒸らしました。濃いラベンダーの香りがします。
(出典:筆者撮影)

②せっけんねんどにハーブ抽出液を加える

ビニール袋にせっけんねんど1袋(200g)を入れ、ハーブ抽出液を少しずつ加えながら袋の上からもみます。
(出典:筆者撮影)

耳たぶぐらいの柔らかさになったらOKです。今回はハーブ抽出液を合計で大さじ約3杯入れました。
(出典:筆者撮影)

③ハチミツ・精油・色素を混ぜて加える

紙コップにハチミツ大さじ1杯、ラベンダー精油10滴、ローズマリー精油5滴、赤の色素を耳かきさじ1/2杯、青の色素を耳かきさじ2杯入れました。
(出典:筆者撮影)

竹串で混ぜてから生地に加えました。袋の上からもんで混ぜると、うっすらと紫色になりました。もう少し色素を加えてもよかったかもしれません。
(出典:筆者撮影)

④成型する

生地を袋から出し、ラップの芯で平らに伸ばしてガラス瓶で丸くくり抜きました。
(出典:筆者撮影)

ラップを敷いておくと、机や抜き型に生地が付くのを防げます。

⑤飾り付けする

竹串を使ってゴールドの色素(パウダー)を石鹸の表面に付けました。
(出典:筆者撮影)

短く切ったドライフラワーを付けます。竹串でくぼみをつけてから石鹸に軽く押し当てると付けやすいです。
(出典:筆者撮影)

強く押し当てるとドライフラワーが崩れてしまいます。優しく扱いましょう。

⑥乾燥させる

風通しのよいところで7~10日間乾かしたら完成です!
(出典:筆者撮影)

ハーブ石鹸を手作りするときの注意点

Photo bysilviarita

精油の使用方法や完成したハーブ石鹸の取り扱い方などに注意しましょう。精油には植物の芳香成分が高濃度で凝縮されています。原液は刺激が強いので正しく使ってください。人によっては精油の使用を避けたほうがよい場合もあります。また、完成後のハーブ石鹸は法律にもとづいて取り扱いましょう。

精油の選び方

Photo bymonicore

オーガニック石鹸作りに欠かせない精油は、「精油」もしくは「エッセンシャルオイル」と書かれた100%天然成分のものを選んでください。よく似た別の商品(アロマオイル・ポプリオイルなど)と間違えないよう注意しましょう。そのような類似品には精油のような効果は期待できません。

精油の使用量

Photo byErin_Hinterland

精油の使用量は、材料全体の1%以下にとどめてください。敏感肌の人などはさらに少量で使用することをおすすめします。精油は原液のままでは刺激が強いため必ず希釈して使いましょう。作業中にも原液が手につかないよう注意し、もし手に付いてしまった場合はすみやかに洗い流してください。

特に注意が必要な人

Photo byTawnyNina

アレルギーのある人などはかかりつけ医に相談してから使用してください。また、子どもや妊娠中の人などが使う場合には使用方法や精油の種類、使用量などに特に注意しなければなりません。安全性についてよく確認してから使いましょう。敏感肌の人も皮膚刺激や光毒性のある精油に気を付けてください。

手作り石鹸の販売

Photo bytimokefoto

手作りのハーブ石鹸を行政の許可なく販売することは「薬機法(旧薬事法)」で禁止されています。また、販売だけでなく誰かにプレゼントするときにも法律違反とならないよう注意が必要です。万が一プレゼントした石鹸でトラブルが起きた場合は法律上の責任を問われる可能性があります。

ハーブ石鹸を手作りするときの注意点

  • 100%天然成分の精油(エッセンシャルオイル)を選ぶ
  • 精油の使用量は材料全体の1%以下にとどめる
  • アレルギーのある人・子ども・妊娠中の人・敏感肌の人などは特に注意する
  • 手作りのハーブ石鹸を許可なく販売しない

ハーブ石鹸は簡単に手作りできる

Photo bysilviarita

ハーブ石鹸は、石鹸素地やMPソープベースに精油を混ぜるだけで簡単に手作りできます。紹介したレシピは、別の精油でも作れるので好みの香りで作ってみてくださいね。さらに、色付けや飾り付けなどでアレンジを加えると見た目も華やかになりますよ。もっと簡単に作りたい場合はキットもおすすめです。

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しましま
ライター

しましま

植物を好きになったきっかけは、15年くらい前にたまたま駅でもらった花の種を植えてみたことです。それ以来、観葉植物の栽培とアロマテラピー(AEAJアロマテラピー検定1級)が趣味です。ここ数年はベランダで家庭菜園も楽しんでいます。

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