はじめに
12月の忙しい中、クリスマスに何を贈ろうかな?と迷ったら、花を贈るのはどうでしょう。美しい花をもらうと誰でも、心が暖かくなるものです。とはいえ、お花屋さんにはたくさんの花があってまた迷いそうですね。そこで、クリスマスの花の選び方と、クリスマスプレゼントにおすすめの、人気のある花を5つご紹介します。
クリスマスプレゼントの花の選び方
クリスマスプレゼントの花の選び方には、コツがあります。まずクリスマスプレゼントに最適な色を知ってイメージをはっきりさせ、次にひとりで悩まずお花屋さんに相談することです。お花屋さんに、いかに贈る方のことをうまく伝えるか?が肝となるので、あらかじめ決めておいた方がいいことがいくつかあります。順番にご紹介していきます。
花の色でおすすめは?
赤い花、白い花、緑色の花でクリスマスの雰囲気アップ!
「クリスマスカラー」と呼ばれる赤い色、白い色の花をまずおすすめします。赤い色は「情熱」、白い色は「純潔」、葉っぱの緑色は「永遠の命」とそれぞれ意味があり、これに金色を足した4色がクリスマスカラーです。手元にクリスマスカラーのお花があるだけで、クリスマスの雰囲気がぐっと増すことでしょう。花束に金色のリボンをつけてもらうのもいいですね!
ふわっと和やかなピンク色の花もおすすめ
クリスマスカラーの他にも、「愛情」や「優しさ」が伝わり、緊張を和らげる効果もあるピンク色のお花は、心のこもった贈り物としておすすめです。ピンク色のお花は種類も多く、いろいろなアレンジが楽しめます。12月の寒い夜にピンク色のお花があれば、ふわっと和んで温かい雰囲気になりますね。
お花のプレゼントの種類
花束
切り花を束にしてまとめたものが花束です。花瓶を用意して、水をこまめに取り替える必要があります。水を取り替えられるため、花が長持ちするのがメリットです。花を飾る習慣のある人には、花束を贈るとよいでしょう。アレンジメントと比較すると金額的に安く済むので、贈る相手が花瓶を持っていないようなら、花瓶を一緒にプレゼントするのもいいですね。
アレンジメント
カゴにスポンジを入れ、それに花を差したものです。メリットは水を取り替える必要がなく手軽に扱えることです。また、すでに活けてある状態でプレゼントするので、家に帰ってから活け直す必要がありません。ふだんから花を飾る習慣がない人には、アレンジメントを贈るのがよいでしょう。ただ花束と違い水を入れ替えないため、水が腐りやすく花束よりも花が長持ちしません。
鉢植え
根ごと土入りの鉢に植えたものが鉢植えで、一般には、水やりをしなければならないので手間がかかるとされます。ただクリスマスの花であるポインセチアやプリンセチアの場合はもともと乾燥に強く、水をあまり必要としないので水やりの頻度が少なく済みます。冬の寒さに弱いため室内で育てるなど配慮すれば、一般の鉢植えよりも手間がかかりません。
お花屋さんに相談しよう
クリスマスの花は事前に予約しよう
どんな花がいいのか?素人が花の状態を判断するのは難しいので、お花屋さんに相談しましょう。とくに12月、クリスマスのお花屋さんは大変忙しいです。思っていたとおりの贈り物が時間通りに仕上がらない可能性がとても高いため、予約がほぼ必須です。事前に予約すればそのプレゼントに合った花を仕入れ、時間をかけてアレンジしてもらえます。忙しい12月ですが、仕入れのことまで考えるならば、1週間前には必ず予約しておきましょう。
お花屋さんに伝えること
事前に予約をするとき、伝えたほうがいいことは以下のとおりです。
- 贈る相手はどんな人か(恋人、家族、友人?どのようなイメージの人か)
- 贈る相手に何を伝えたいか
- どんな色の花がいいか
- 予算
- 受け取りに来る時間
おすすめのクリスマスの花① ポインセチア
クリスマスを象徴する「クリスマスフラワー」
ポインセチアは別名「クリスマスフラワー」と呼ばれ、12月になるとお花屋さんの店頭に並びます。ポインセチアの花言葉は「祝福」「幸運」「私の心は燃えている」となり、お祝いから愛の告白まで幅広く使うことができるので、クリスマスプレゼントとして根強い人気があるのです。
「クリスマスフラワー」の由来
ポインセチアの赤い部分は花に見えますが、実は花ではなく葉なのです。この赤い葉と緑の葉、それと白い樹液の色の組み合わせが「クリスマスカラー」であったことから、クリスマスフラワーと呼ばれるようになりました。また葉の形がイエス・キリストが生まれたベツレヘムの星の形に似ていることも、クリスマスの花として認知されるきっかけとなりました。
ポインセチアのプレゼント
ポインセチアは切花では少なく、鉢植えまたはアレンジメントが主流です。最近は手のひらに乗るほど小さい鉢植えもあり、荷物にもならず手軽にプレゼントできるようになりました。クリスマスのテーブルに乗せると、一つあるだけで赤い色が映えて、クリスマスの雰囲気がぐっとアップしますね。
出典:写真AC