長芋は変色しても食べられる?色が変わる原因や変色の防止方法を解説!

長芋は変色しても食べられる?色が変わる原因や変色の防止方法を解説!

長芋を調理していざ食べよう!というとき、調理前と色が違うことはありませんか?茶色やピンク、黒色に変色することがあります。変色してしまったものは食べられるのか、または長芋の変色を防ぐことはできるのか、さらに変色の原因などをご紹介いたします。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.長芋が変色する原因
  3. 3.長芋の変色を防ぐ方法
  4. 4.長芋の保存方法
  5. 5.長芋のおすすめレシピ
  6. 6.長芋の変色が気になる場合の調理方法
  7. 7.まとめ

長芋の保存方法

丸々1本購入した場合など、一度では使いきれないことがあります。せっかく新鮮なものを選んだのですから、上手に保存して最後までおいしく頂きたいものです。おいしく食べられるようにするにはどのような保存方法があるのかご紹介します。

丸々1本保存する場合

おがくずがついている状態の長芋は、おがくずを払わずにそのまま保存します。冷暗所であれば約2~3ヶ月保存できます。土がついているものや、きれいに洗われているものなどは新聞紙にくるんで、冷暗所で保存しましょう。この保存方法だと1ヶ月ほど保存することが可能です。夏場などの気温が高い時期には、冷蔵庫にいれて保管をしてください。

すりおろしたものを保存する場合

出典:写真AC

すりおろした長芋は冷凍庫で保存できます。薄く、平たくなるように広げ、しっかり密閉をして冷凍庫します。この方法で1ヶ月はおいしく保存できます。凍った状態の長芋は手で簡単に割ることができ、調理に用いる場合は自然解凍して使用しましょう。お酢かレモン汁を含ませて冷凍すれば、ピンク色に変色することを防ぐことができます。

カットした長芋を保存する場合

出典:写真AC

短冊切りや拍子切りなどカットした長芋を保存する場合は、酸化や劣化を防ぐためにも切り口をしっかりとラップで覆い、冷蔵庫で保管します。カットされた長芋は保存できる期間が短いので、1週間を目処に使い切りましょう。またカットされた長芋は冷凍保存も可能です。酢水に浸してから軽く水気を切ることで、変色を防ぎつつ保存できます。調理の際は自然解凍をしてから使用するのがおすすめです。

小分けにして冷凍すると調理の際も便利で、残りの長芋を空気にさらすことなく使えます。

長芋のおすすめレシピ

フリー写真素材ぱくたそ

長芋を使ったおすすめレシピを紹介します。お好み焼きやすりおろしただけじゃない、おいしくて簡単な調理方法なのでぜひ試してみてくださいね。

長芋とスモークサーモンのロール巻き


 

材料

  • スモークサーモン
  • 長芋
  • カッテージチーズ
  • レモン
  • ディル
  • しょう油、みりん、レモン汁:各小さじ1
  • だし汁:大さじ1

作り方

  1. 調味料は混ぜ合わせておく
  2. 長芋の皮をむき、4cmくらいの長さの千六本に切る
  3. 酢水につけてアクを取る
  4. カッテージチーズと長芋をスモークサーモンにのせ、端からくるくると巻く
  5. 器にのせたら輪切りのレモンとディルを添えて、混ぜ合わせておいた調味料をかけて完成
おもてなしにも最適な、おしゃれな一品です。

長芋と鶏肉の煮物

材料

  • 長芋
  • 鶏もも肉
  • 酒:大さじ1/2
  • サラダ油:大さじ1
  • しょう油:大さじ2
  • みりん:大さじ3

作り方

  1. 鶏もも肉を一口大に切り、酒をふりかける
  2. フライパンにサラダ油を熱したら、輪切りにした長芋を炒める
  3. 長芋に焼き色がついてきたら、鶏もも肉を入れる
  4. しょう油とみりんを加えて、煮からめて完成
お酒のあてにもなる、どこか懐かしい味がする一品です。

長芋鍋

材料

  • 長芋(すりおろしたもの)
  • しいたけ
  • 白菜
  • 塩鮭の切り身
  • 和風の顆粒だし
  • 水:4カップ
  • 酒:大さじ1

作り方

  1. 調味料はあらかじめ混ぜ合わせておく
  2. 白菜、塩鮭を食べやすい大きさに切る
  3. しいたけを半分に切る
  4. 鍋に白菜、塩鮭、しいたけを入れて、火が通るまで蓋をしめて煮る
  5. すりおろしておいた長芋を鍋に入れて完成
寒い時期に大人数で食べたい一品です。人数に合わせて、分量を調節してみてください。

長芋の変色が気になる場合の調理方法

Photo by Kakei.R

どんなに万全な保管、保存を行っていてもやはり時間が経てば色変わりしてしまうことは避けられません。また一度変色してしまうと元に戻すこともできません。どうしても変色が気になる場合は、食材の「つなぎ」として使用することでおいしく、無駄なく食べられます。

つなぎとして使用する方法

お好み焼きやハンバーグなどを作るとき、小麦粉をつなぎとして使うのが一般的ではないでしょうか。それをすりおろした長芋に変えることでふわふわの食感に仕上がり、いつもの料理を格上げしてくれますよ。グルテンフリーにもなるので、小麦アレルギーがあるかたも安心しておいしく食べられますね。量増し効果もあるので、ダイエット中のかたにもおすすめの食べ方です。

まとめ

Photo by macbsd

長芋は一度変色してしまうと元に戻すことはできません。しかし原因や変色を防止する方法を知ることで、最後までおいしく食べれます。すりおろした長芋に少量の片栗粉を混ぜてフライパンで焼けば、離乳食期の赤ちゃんも食べられますよ。長芋は和洋中どんな食べ方にも合わせやすい食材です。正しい保存方法で、長芋をおいしく食べてみてくださいね。

ぺぺ
ライター

ぺぺ

ズボラ人間ですが、子育ての傍ら趣味でもあるガーデニングやDIYを楽しんでいます。日々、子どもと植物の成長を見守っています。

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