こんにゃく芋とは?こんにゃくの原料?植物としての特徴や育て方を解説!

こんにゃく芋とは?こんにゃくの原料?植物としての特徴や育て方を解説!

こんにゃく芋は東南アジアが原産地の多年草で、名前のとおりこんにゃくの原料になっています。種芋を使用して育てていきますが、植え付けてから収穫まで2年〜3年かかるのが特徴です。そんなこんにゃく芋の植物としての特徴や育て方、収穫時期や種類などを解説します。

記事の目次

  1. 1.こんにゃく芋とは
  2. 2.こんにゃく芋の特徴
  3. 3.こんにゃく芋の栽培方法
  4. 4.こんにゃく芋の病害虫
  5. 5.こんにゃく芋の種類
  6. 6.まとめ

こんにゃく芋とは

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こんにゃく芋は名前のとおり、こんにゃくの原料になっている植物です。こんにゃく芋の歴史は古く、縄文時代から日本で栽培されていました。耐暑性や耐寒性が弱く、上級者向けの植物といわれていますが、コツをおさえれば家庭菜園でも栽培が可能です。そんなこんにゃく芋の植物としての特徴や収穫時期、栽培方法や種類などを紹介します。

こんにゃく芋の基本情報

科目 サトイモ科
和名 蒟蒻
原産地 東南アジア
形態 多年草
耐暑性 弱い
耐寒性 弱い

こんにゃく芋の花言葉

こんにゃく芋の花言葉は「柔軟」です。こんにゃく芋は植え付けてから4年〜5年後に、ミズバショウによく似た花を咲かせます。こんにゃく芋の花は見た目が少しグロテスクで臭いがきつく、ハエが集まってくるのが特徴です。「柔軟」という花言葉はそんな咲き姿からではなく、こんにゃくに加工された後の食感からついたといわれています。

こんにゃく芋の特徴

こんにゃく芋は、縄文時代から日本で栽培されてきた野菜です。江戸時代にはこんにゃく芋を製粉して、現在のこんにゃくのように加工されていたという歴史もあります。種芋を植え付けてから4年〜5年すると、濃い紫色やえんじ色の花を咲かせるのが特徴です。こんにゃく芋の花は独特な香りがするため、人によっては苦手な場合もあります。

こんにゃくの主原料になっている

こんにゃく芋は名前のとおり「こんにゃく」の主原料になっています。スーパーなどで販売されているこんにゃくは、こんにゃく芋だけでなく海草が混ぜ込まれている場合が多いです。家庭菜園で育てた場合でも、3年〜4年育てて収穫時期になったものを使用すればこんにゃくが作れます。

こんにゃくの作り方

こんにゃく芋を自宅で栽培して、自宅でこんにゃく作りをしてみてはいかかでしょうか?収穫したこんにゃく芋をミキサーに入れ、50℃前後のぬるま湯を加えてかくはんしていきます。ミキサーから取り出し、さらに手でよく練って凝固剤を加えてください。バットなどの容器に流し込み20分ほど放置してから取り出して、沸騰したお湯で30分程度茹でれば完成です。

「シュウ酸」が含まれている

こんにゃく芋には「シュウ酸」という成分が含まれています。こんにゃく芋の切り口を手で直接触ると、人によってはかゆみやかぶれの症状がでる場合があるため注意しましょう。シュウ酸は「アク」の一種で、こんにゃくに加工する際にも切り口から出てきます。手袋をするなどしっかりと対策をしてから加工してください。

次のページでは、栽培方法をご紹介します。

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こんにゃく芋の栽培方法

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