アサツキのおすすめレシピ・食べ方①
アサツキの酢味噌和え
最初にご紹介するおすすめのアサツキの食べ方は「酢味噌和え」です。アサツキによく似た「わけぎ」を使った「ぬた(わけぎの酢味噌和え)」をアサツキで作ることができます。通常のネギでも作ることはもちろん可能ですが、アサツキの特徴である辛味と豊かな風味が酢味噌とマッチしています。春の時期にぴったりの1品です。
「アサツキの酢味噌和え」レシピ
さっと湯がいたアサツキを酢味噌で和えるだけです。茹でたあとのアサツキの水気をしっかり切っておくことで、酢味噌の味がボケなくなります。食感がアサツキだけでは単調になるので、イカやカマボコなど旨味が強く食感がしっかりしているものと合わせるのがおすすめです。
アサツキのおすすめレシピ・食べ方②
アサツキの豚バラ巻き
続いてのおすすめの食べ方は、豚バラでアサツキを巻いて食べるスタイルです。冒頭でもご紹介したように、豚バラの脂身を辛味のあるアサツキがさっぱりとまとめてくれます。ボリュームもあり、食べ応え十分です。アサツキがたくさん手に入ったときにはぜひ挑戦してみてください。
「アサツキの豚バラ巻き」レシピ
こちらも作り方はいたってシンプルです。重ねて広げた豚バラの上に、束にしたアサツキをのせ、豚バラでくるむだけです。くるんだあとに適当な大きさに切り分け、フライパンでしっかりと焼きましょう。アサツキを生に近い状態で食べたい場合は、巻く豚バラは極力重ならないように薄く巻くのがポイントです。塩コショウやポン酢などお好みの味付けでいただきます。お酒のアテにぴったりの1品です。
アサツキのおすすめレシピ・食べ方③
アサツキの天ぷら
続いてのおすすめの食べ方は天ぷらです。アサツキの特徴である辛味が天ぷらの脂っこさを打ち消してくれます。辛味も抑えられますので、お子さんと一緒に召し上がる際にもおすすめの食べ方です。サクサクとした天ぷらの食感を楽しみつつ、アサツキの春の風味を楽しみましょう。
「アサツキの天ぷら」レシピ
ざく切りにしたアサツキを天ぷらの衣でまとめて揚げるだけで簡単に作ることができます。アサツキ自体は生で食べても問題ありませんので、180℃ほどの高温に調整した油で、短い時間でサッと揚げてしまうのがおすすめです。衣はなるべく薄くつけてアサツキ自体の食感を楽しむようにするのがよいでしょう。
アサツキのおすすめレシピ・食べ方④
アサツキと大根のサラダ
アサツキの特徴である辛味と細い葉が生かされる食べ方です。千切りにした大根とアサツキを混ぜるだけの簡単な調理方法ですが、箸が止まらなくなるおいしさです。焼き肉などの肉料理と合わせる時には画像のように、大根を使わずアサツキ単品で仕上げてみるのもおすすめです。アレンジもしやすく、覚えておくと便利でしょう。
「アサツキと大根のサラダ」レシピ
3~4cm程度の長さに千切りした大根と、同じく3~4cm程度にざく切りしたアサツキを混ぜます。ごま油としょうゆを回しかけ、和えれば完成です。お好みでカリカリに揚げたシラスやすりごま、サッと炙ったもみ海苔などがあると風味がさらにアップします。
アサツキのおすすめレシピ・食べ方⑤
アサツキのステーキソース
アサツキの特徴である細い葉と強い辛味をうまく生かしてスタミナ満点のステーキソースはいかがでしょうか。家にある材料で簡単に作れる上、ステーキだけではなくサラダや魚料理、油淋鶏など揚げ物にもよく合います。食べ盛りの時期のお子さんやスタミナをつけたい方におすすめです。
「アサツキのステーキソース」レシピ
- ニンニク(1片)
- しょう油 大さじ2
- 料理酒 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 酢 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
アサツキをはじめとする、ネギの栄養やその効率的な摂取方法について詳しく知りたい方は以下の記事もご参考ください。
まとめ
一見、ただのネギに似た野菜に見えるアサツキですが、春を告げる豊かな味わいと風味があることがわかりました。シロウマアサツキをはじめとする変種が多いという特徴も学術的価値があるといえるでしょう。そんなアサツキの保存方法や、レシピを確認して、アサツキの出回る時期をいつもよりさらに楽しんでみませんか。
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出典:写真AC