ルビーチョコレートとは?
第四のチョコレート
最近よく聞かれるようになった「ルビーチョコレート」をご存知でしょうか?「ダーク」「ミルク」「ホワイト」に続いて80年ぶりに生まれた「第四のチョコレート」とも呼ばれています。着色料やフレーバーなどの添加物が一切入っていないのに、色がピンク色でベリーのようなフルーティーな酸味があるのが一番の特徴です。
ルビーカカオが原料のチョコレート
ピンク色でフルーティーなルビーチョコレートは、南米で栽培されている「ルビーカカオ」というピンク色の特別なカカオ豆を原料に作られています。この「ルビーカカオ」を発見し10数年かけて研究開発したのがベルギーの老舗チョコレートメーカー「カレボー社」を擁する「バリーカレボー社」です。
世界で最初のルビーチョコレートを使った商品
ネスレのキットカットが世界初
バリーカレボー社が開発した「ルビーチョコレート」を世界で初めて商品化したのは、ネスレの「キットカットショコラトリー サブリム ルビー」です。2018年1月に大々的に発表されました。日本を代表するパティシエ・ショコラティエである”高木康政氏”が全面監修を手掛けたのだそうです。
高級感漂うキットカット
着色料を使っていないとは思えないきれいな色、ルビーカカオの自然な色のキットカット。日本ではおなじみの「キットカット」ですが、スーパーでよく見かける「キットカット」とは違い高級感が漂っています。1本ずつ袋詰めされて、さらに細長い箱に収められています。価格は1本が432円(税込み)です。
2018年10月より続々と商品販売
業務用のルビーチョコレートが販売
2018年10月からバリーカレボー社より業務用のルビーチョコレートが販売されるようになりました。それにともなって、2018年9月にローソン、ユーハイム、モンサンクレール、パティシエ エス コヤマなど各社からルビーチョコレートを使った商品が先行販売されました。
一般でも購入可能
業務用のルビーチョコレートは一般の方でも購入できます。早速お菓子作りにルビーチョコレートを使用する方がいらっしゃるようです。まだ販売が始まったばかりの珍しいルビーチョコレートを使ってお菓子が作れます。
ルビーチョコレートはどんな味?
私(筆者)が、「キットカットショコラトリー サブリム ルビー」と「毎日のナッツ&クランベリー」を食べてみました。ベリーのような酸味があり甘味は抑えられていて爽やかな味。「毎日のナッツ&クランベリー」は、クランベリーの酸味とルビーチョコレートの酸味があいまって、そこにアーモンドのサクサク感もまざっておいしいです。
気軽に買えるルビーチョコレートを使った商品①
毎日のナッツ&クランベリー(キットカット)
ルビーチョコレートとアーモンドとクランベリーのハーモニーが爽やかです。大袋に約12個入りで、398円(税込み)。普通のキットカットより値段は高めです。まだ一部のスーパーでしか販売されていないようです。ネスレ公式オンラインショップや楽天でも購入できます。
気軽に買えるルビーチョコレートを使った商品②
ルビーチョコレートのロールケーキ(ローソン)
ローソンで販売中のルビーチョコのロールケーキ235円(税込み)です。スポンジとクリームにルビーチョコレートが使用されています。こちらも食べてみましたが、クリームの中心にベリージュレが入っていて、ルビーチョコレートの酸味と調和していておいしいです。限定商品のため無くなり次第終了となります。
ギフトにおすすめのルビーチョコレートを使った商品①
モンサンクレール「ソシソンショコラ ルビー」
モンサンクレール(東京都目黒区自由が丘)で販売されている「ソシソンショコラ ルビー」は、2300円です。洋菓子の世界大会で数々の優勝経験を持つ辻口博啓氏がオーナーシェフを務められる洋菓子店の商品となります。きれいなピンク色のルビーチョコレートの中にピスタチオ・グランベリー・パッションフルーツのギモーブが入っています。
ソシソンショコラとは?
「ソシソン」というのは、フランス語で「サラミ」という意味です。サラミのような形のチョコレートを「ソシソンショコラ」と言います。ルビーチョコレートのピンク色のソシソンショコラは、見た目もかわいいです。