サスティーとは
サスティーは「色の変化」で水やりのタイミングを知らせてくれる、植物の水分計です。園芸用の培養土、ヤシの実チップのベラボン、水苔、ハイドロカルチャーの植物に効果があります。サスティーは電源や電池が不要で、色が変わる部分(レフィル)を交換できる、とてもエコな点も魅力です。
一目でわかる植物用水分計
サスティーはスリムな本体に、大きな窓が特徴です。中芯(レフィル)の色がブルーから白に変わることで、適切な水やりのタイミングを知らせてくれます。サスティーはインテリアになじむ白と、植物になじむグリーンの2色で3サイズ展開です。すっきりとしたデザインは、日本のグッドデザイン賞をはじめ、世界のデザイン賞も多数受賞しています。
水やりの失敗がなくなる
世界で初めて家庭用水分計で「pF値」を採用
pF値(有効水分域)を家庭用水分計では世界で初めて採用。それは、植物の空腹度とも言える「根が水を吸う力」の可視化です(特許第5692826号)。栽培農家などプロが使うクオリティで、根腐れや水枯れなど、水やりの失敗を防ぎます。
水切れや根腐れなど、植物のトラブルの多くは、水やりのタイミングが関係しています。プロの生産者さんや園芸店でも、「水やり3年」といわれるほどデリケートな作業のひとつです。サスティーは独自のシステムで、植物の有効水分域 pF値を見える化しています。希少な植物を育ててみたい方にも、サスティーがおすすめです。
サスティーの便利な使い方
サスティーの基本的な使い方は、鉢植えに挿すだけです。サスティーをさらに上手に活用するための、ちょっとしたコツとメンテナンス方法も、覚えておきましょう。
使い方①鉢の大きさにあったサイズを選ぶ
サイズ | サスティーの大きさ | 鉢の号数 | 鉢の直径 |
Sサイズ | 直径1cm 長さ12cm | 2〜3号鉢 | 直径6〜9cm |
Mサイズ | 直径1cm 長さ18cm | 3.5〜6号鉢 | 直径10.5〜18cm |
Lサイズ | 直径1cm 長さ25.5cm | 6〜12号鉢 | 直径18〜36cm |
使い方②サスティーを挿す場所と深さ
サスティーを挿し込む位置は、鉢の縁ではなく少し内側です。根がデリケートな観葉植物や多肉植物などは、植物本体から少し離して挿し込むのがおすすめです。サスティー本体の記号が隠れるところまで、しっかりと挿し込みましょう。特に10号以上の大鉢ではサスティーのロゴ近くまで、深めに挿し込むのがポイントです。
使い方③青から白に変わったら水やりサイン
サスティーの色が青から白に変わったら、土の水分が少なくなっているので、水のやりどきです。初めてサスティーを使うときは、青く変わるまでに時間がかかります。土の状態や鉢の大きさによっては、1時間以上かかることもあるでしょう。乾燥気味に育てたい観葉植物やラン・多肉植物の場合は、白くなってから数日後の水やりでも問題ありません。
使い方④色が変わらないときの対処法
サスティーは水やりを繰り返し、繊維でできた中芯が土中で分解されて、先端がなくなっていたら交換のタイミングです。サスティーの中芯(レフィル)の寿命は、草花類で6ヶ月以上、多肉植物では1年以上というレポートがあります。油分の多い肥料や薬品を使って、レフィルの繊維が目詰まりしたときは、次の方法で解消させましょう。
【サスティーの中芯のメンテナンス方法】
- 熱湯を入れたコップの中に、中性洗剤を数滴垂らす
- サスティーの上下を逆さまにして、1の中に1時間浸す
- サスティーの水気を切って、白く戻るまで干す
- レフィルが白く乾いたら、再度鉢に挿して使う
出典:写真AC