ユキザサ(雪笹)とは?特徴や見分け方から食べ方・保存方法まで解説!

ユキザサ(雪笹)とは?特徴や見分け方から食べ方・保存方法まで解説!

雪のように白い花を咲かせるユキザサ(雪笹)を知っていますか?ユキザサは毎年同じ株から芽をだす多年草の植物で、春の山菜としても知られています。ここではユキザサの特徴をはじめ、食べ方や保存方法、仲間の植物との見分け方を解説していきます。

記事の目次

  1. 1.ユキザサ(雪笹)とは?
  2. 2.ユキザサの特徴
  3. 3.ユキザサの食べ方
  4. 4.ユキザサの仲間①ハルナユキザサ(榛名雪笹)
  5. 5.ユキザサの仲間②ヤマトユキザサ(大和雪笹)
  6. 6.まとめ

ユキザサ(雪笹)とは?

出典:写真AC

雪のように白い花を咲かせるユキザサ(雪笹)は多年生の植物です。名前に「笹」の文字が使われていますがイネ科の植物ではなく、チューリップやヤマユリと同じユリ科で、成長すると70cmほどの高さになります。芽吹いたばかりの柔らかい葉は食用可能で、春の山菜としても知られています。

基本情報

名前 ユキザサ
和名 雪笹
別名 アズキナ
学名 Maianthemum japonicum
分類 ユリ科:マイヅルソウ属
多年草
高さ 20cm~60cm
開花時期 4月~7月
利用 山菜
薬用

原産地と自生場所

ユキザサの原産地は日本・中国・朝鮮半島です。北海道から九州に分布し、広葉樹林が多い山地の半日陰に自生します。やや湿り気のある場所を好む性質です。

和名の由来

雪笹の「雪」の文字は、花の色が雪のように白く、雪の粒子のように細かい花を咲かせることが関係しています。また「笹」の文字は、ユキザサの葉の様子が笹の葉によく似ていることからつけられたといわれています。

ユキザサの特徴

特徴①茎

ユキザサはL字に曲がった根茎をもち、根茎から根を伸ばして水分や養分を吸い上げます。地上の茎はあまり曲がることはなく、まっすぐ伸びるのが特徴です。茎は緑色や小豆色で、別名「アズキナ」の由来は茎の色が関係しているといわれています。

ボタニ子

ボタニ子

「アズキナ」の由来はほかにもあり、ユキザサの葉を茹でたときの香りが、小豆を煮たときの香りに似ていたため呼ばるようになったともいわれています。

特徴②葉

付け根から葉先までの長さは約6cm~15cmほどで、横幅は約3cm~7cm、葉の中央部分が広がった楕円形です。葉の表面にはつやと縦に走るくっきりとした葉脈があり、細かい毛が生えています。葉の縁が大小に波打つのが特徴です。

ボタニ子

ボタニ子

生育環境や栄養状態によって、波打ちが細かくたくさんウェーブするものや、波打ちの数が少なく緩やかにウェーブする株もあります。

特徴③花

白い小花が花柄にかたまってつきます。花びらの長さは約3mm~4mmで数は6枚、花全体の大きさは約6mm~8mmほどです。両性花(りょうせいか)のユキザサは、花の中央に短い雌しべと、雌しべを囲むように6本の雄しべがあります。両性花の花は自家受粉を避けるため雄しべが雌しべより長くなることがあり、ユキザサも雄しべが長く外へ伸びています。

特徴④実

開花後、花柄に粒状の丸い実をつけます。小さい実は熟すにつれ約5mm~8mmほどの大きさに膨らみ、色も緑色から赤色に変化して美しいつやを放ちます。実のなかには1粒~2粒ほどの種が入っています。

ボタ爺

ボタ爺

野鳥が好んで食べるユキザサの完熟した実は、人間も食べることができるんじゃよ。

ボタニ子

ボタニ子

つぎのページでは、ユキザサの食べ方を紹介します。

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ユキザサの食べ方

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