ギンバイカ（銀梅花）とは？ハーブとしても有名？特徴や効能をご紹介！

世界中の女神たちに愛されるギンバイカの花は、結婚式の花嫁のブーケや装飾によく使われます。そんなギンバイカの花言葉には、美しい花嫁の姿を現すような素敵な言葉が多いです。

多くの花言葉を持つギンバイカですが、中でも愛を表す言葉がずらりと並ぶのが特徴です。有名な花言葉を並べるだけでも、愛、愛のささやき、真実の愛、愛くるしさ、最愛の人などがあります。

西洋の花言葉の中には、「もうすぐ結婚します」というちょっと変わったものもあります。ギンバイカの花は、古代ローマだけではなく西洋でも愛の女神に捧げる花とされてきたため、結婚前の男女の愛を表すこんな変わった花言葉も生まれたのでしょう。

ギンバイカには気持ちを落ち着かせる効能と強壮作用があるため、世界各国でハーブや薬草として活用されています。なおハーブや薬草として効能は、花や葉だけでなく茎にもあります。

世界中で栽培されているギンバイカは、身近に手に入るハーブとして長く愛されています。なかでもオーストラリアの先住民の間でギンバイカは「シナモン」と呼ばれており、日常生活の様々なシーンでギンバイカをハーブとして活用していました。

ギンバイカは寒さにあまり強くないので、日本全国でみられる植物ではありません。ただしギンバイカはハーブとしての効能が注目されているので、ギンバイカのハーブは普段の生活に取り入れられます。そこで初心者におすすめしたい、ギンバイカのハーブ活用法を紹介します。

ギンバイカのハーブティーは、気持ちを落ち着けたいときや、やる気を出したいときに飲むのがおすすめです。水蒸気蒸留法でじっくりと抽出すると、ほんのりと甘い香りが周囲に広がります。なお口に含むと甘さよりも爽やかさが強く感じられるため、甘い飲み物が苦手な男性にもおすすめです。

ギンバイカのハーブは、フレッシュハーブと乾燥ハーブによって使い分けることができます。例えば生の葉はフレッシュな香りとやや刺激のある苦みが特徴なので、肉料理の香りづけに適しています。これに対して乾燥させた葉や茎は、甘い香りとレモンのような爽やかさが特徴なので、スイーツ系におすすめです。

ギンバイカの花・葉・茎は強壮作用があるため、薬草として活用する方法もあります。しかもギンバイカを剪定いたときに切り落とした葉や茎にも、薬草としての効能が期待できます。そのため剪定したギンバイカの再利用法としてもおすすめです。

歯周病の予防には、日常生活の中で積極的にうがいをすることが望ましいといわれています。そのため市販されているうがい液も多いのですが、薬草として有名なギンバイカの葉のうがい液もおすすめです。なお薬草としての効能があるのは葉の抽出液なので、うがい液にも抽出液を使用します。

甘い香りが特徴のギンバイカは、リラックス効果を引き出す薬草として入浴剤にする活用法もあります。入浴剤として利用する場合は、花よりも乾燥させた葉や茎がおすすめです。ちなみに乾燥させたギンバイカの葉や茎は刺激が少ないので、睡眠前の入浴に使用しても、睡眠への影響はほとんどありません。

ほどよい甘さと刺激の少ない香りが特徴のギンバイカは、精神を安定させる薬草としても人気があります。しかもギンバイカには空気を浄化する効能もあるため、寝室や書斎などにギンバイカのポプリを置くとリラックス効果が期待できます。

世界中の女神たちに愛されるギンバイカの花は、愛を表すたくさんの花言葉や花嫁の美しさを引き出すアイテムとして欠かせない存在です。なおギンバイカは庭木に適した特徴や、ハーブ・薬草としての効能もあわせ持っているので、いろいろな楽しみ方ができるおすすめの植物です。