アブラムシを無農薬で駆除する方法18選!手軽にできる予防・対処法は?

アブラムシを無農薬で駆除する方法18選!手軽にできる予防・対処法は?

家庭菜園などでよく見るアブラムシ。見た目も悪くせっかくの植物がダメになる引き金になるので、早く退治してしまいたいものです。ここでは安心安全に無農薬でアブラムシを手軽に予防・退治する方法をご紹介します。無農薬であれば、ペットや小さいお子さんがいても安心ですね。

記事の目次

  1. 1.アブラムシ(油虫)とは
  2. 2.無農薬でアブラムシを退治する方法①
  3. 3.無農薬でアブラムシを退治する方法②
  4. 4.無農薬でアブラムシを退治する方法③
  5. 5.無農薬でアブラムシを退治する方法④
  6. 6.無農薬でアブラムシを退治する方法⑤
  7. 7.まとめ

アブラムシ(油虫)とは

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家庭菜園で丹精込めて育てている野菜や花の葉の裏などに、いつの間にかわいているアブラムシ(油虫)。いつの間にか若い葉や花のつぼみなどにつき、植物の汁を吸います。見た目も悪く、何とか撃退したいですね。

汁を吸われるだけでは病気になりませんが、病気の野菜や花の汁を吸ったアブラムシの口に菌やウイルスがつき、それが別の植物の汁を吸うときにうつり、病気になったり成長を妨げたりする可能性があります。早めに撃退するのはもちろん、予防をする必要があります。

アブラムシとアリの関係

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アブラムシとは、カメムシ目アブラムシ上科に属する体長3mm前後の昆虫類の総称で、日本だけでも700種類以上のアブラムシがいるといわれています。アブラムシは甘い分泌物(甘露)を出しますが、その分泌物をアリに与え、アリはアブラムシの天敵となるほかの昆虫からアブラムシを守るという共生関係にあります。

アブラムシの発生しやすい環境

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アブラムシが発生しやすい条件とはどんなものなのでしょうか。発生しやすい条件を知ることによって、アブラムシの発生自体を予防できるかもしれません。

春~夏に多く発生

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アブラムシは、春から夏にかけて多く発生します。気温が高く、雨の少ないときには特に発生しやすいです。寒い真冬でも、暖かい室内やビニールハウスの中では発生することもあります。

風通しの悪く日の当たりにくいところ

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アブラムシは日当たりが悪く、風通しの悪いところを好みます。ですから、植物を育てるときはできるだけ密集しないように植え、野菜や花を植えたプランターなどは日当たりがよいところを選んで置きましょう。

アブラムシの増え方

気がつくと莫大に増えているアブラムシ、いったいどのように増えているのでしょうか。アブラムシの生態と繁殖のしかたを見ていきましょう。

単体で増える

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アブラムシは、交尾せず単体で増えます。また、10日ほどで子孫を増やすことが可能なので、短いサイクルでドンドン増えていきます。これが爆発的に増える理由です。

羽があるものも

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アブラムシは基本的には羽がありません。でも、大量増殖すると羽があるものも生まれ、それが他の植物に移り、そこでもさらに増殖していきます。今まで全くいなかったのに、急にアブラムシが大量に見つかるのはこのパターンです。

家庭ですぐできる対策を

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小さいお子さんやペットがいるおうちでは、農薬を使うのはとても心配ですよね。鑑賞用の花ならまだしも、家庭菜園で大切に育てている野菜は安心安全が第一です。それでは、無農薬で安全にアブラムシを退治する方法を探っていきましょう。

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無農薬でアブラムシを退治する方法①

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