どくだみ茶の飲み方
どくだみ茶の摂取量
さまざまな効果・効能があるといっても、どくだみ茶は闇雲に、飲みたい時に飲みたいだけ飲めばいいというわけではありません。1日の摂取量はとても大事です。1日の摂取量については健康な大人の場合1~2リットル程度、妊婦さんならコップ2杯ほどを何回かに分けて、時間をかけて飲みます。
どくだみ茶を飲む時間
飲む時間についても同様です。飲むタイミングを意識することで、更なる効果の実感につながります。デトックスや便秘解消を目的にするなら、朝や夜に飲むのが最適です。ノンカフェインで睡眠を妨げる心配もないので、お休み前のドリンクとして取り入れることも全く問題ありません。また、ダイエット効果を期待するなら食前や運動前に飲むのも効果的です。
どくだみ茶の効能
どくだみ茶といえば、幅広い効果・効能が最大の特徴です。例えば
- 動脈硬化
- 脳梗塞
- 心筋梗塞
- 高血圧の予防
- 血液の浄化
- 利尿作用
- 腎機能の向上
- 便秘解消
- 疲労回復
- 強壮
- デトックス
- むくみ解消
- 美肌効果
- 生理不順の改善
- 生理痛解消
- ニキビ対策
- シミ対策
- アトピー性皮膚炎の予防
- 妊娠中毒症の予防
どくだみ茶の健康効果
どくだみに含まれるデカノイルアセチアルデヒド・クエルシトリン・イソクエルシトリンなど、いわゆるフラボノイド成分は殺菌・利尿・血圧低下・血液サラサラ効果が期待出来ます。適切な摂取量さえ守れば、毎日欠かさず飲むことで健康維持に効果を発揮します。
どくだみ茶のデトックス効果
家族みんなの健康を守ってくれる万能薬というイメージが強いどくだみ茶ですが、最近ではその見方も変わってきているようです。どくだみ茶の幅広い効能のなかで最も注目なのが、知らず知らずのうちに身体に溜まった毒素や老廃物を排出するデトックス効果です。
美白・美肌・アンチエイジングなどの美容効果に期待大
日本のハーブティーとして最近注目のどくだみ茶は健康面のみならずデトックス効果もあることから美白や美肌など美容面でも役立つドリンクとして人気が高まっています。どくだみ茶に含まれるミネラル成分(カリウム・カルシウム・鉄・マンガン・マグネシウムなど)は、健康や美容を気にする方々にとっても重要な成分です。抗酸化作用があるポリフェノールも豊富に含んでいるので、アンチエイジング効果も期待出来ます。
どくだみ茶の副作用
しかしながら、その強過ぎる薬効のため摂取量など取り扱いに関しては敏感になる必要もあります。万能薬とはいえ一般的な医薬品とは異なりますので、副作用という表現や概念が適当であるか否かは別として、意図しない影響が身体にでるのでは困ってしまいますよね。
どくだみ茶により起こる副作用の事例
そのような健康に害を及ぼすような事例として挙げられるのは、採集の際などフレッシュなどくだみに素手で直接触ると稀にかぶれたり、妊娠初期の妊婦さんの場合、どくだみ茶を飲むことで子宮収縮が起こるなど、いわゆる副作用的な症状が現れトラブルになる可能性もあるという点では、使用上の注意は必要でしょう。
下痢
どくだみ茶を過剰摂取すると下痢などの副作用がある可能性も耳にします。やはり、摂取量は重要です。健康維持や増進を目的として飲むのに、下痢などの副作用で苦しむのでは意味がありません。どくだみ茶が下痢の原因となる理由は、どくだみ茶に含まれるクエルシトリンという成分の緩下作用が、弱っている腸に影響を与えることがあるため。適切な摂取量を守らないと下痢の症状が現れる事例があるのは事実です。
高カリウム血症
下痢以外のどくだみ茶の副作用としては、さらに深刻なものがあります。高齢者や腎臓疾患を抱えている方は要注意。利尿作用が強い成分を含むことから、高カリウム血症を引き起こす恐れがあるのです。極端なケースでは生命にも危険を及ぼす可能性もあることから、この場合、摂取量云々というよりも残念ながら飲むこと自体おすすめできないといわざるを得ません。
まとめ
健康志向の高まり、そして、自然派・天然成分へのこだわりは国内外問わず、多くの人々の生活に多大な影響を与えています。そのような風潮の中で、その豊富な薬効が認められ重宝されてきた長い歴史をもつ植物「どくだみ」が見直され、脚光を浴びているのは興味深いですね。解毒作用、デトックス効果に優れ、健康や美容に効果的などくだみ茶ライフ、是非お試しください。
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