オヒシバとは?その特徴や防除方法をご紹介!食べることはできる?

オヒシバとは?その特徴や防除方法をご紹介!食べることはできる?

夏の代表的雑草であるオヒシバ。オヒシバは非常に繁殖力が高く、道端や公園などのあらゆる場所でみかける雑草です。この記事では、オヒシバという雑草の特徴やよく似ているメヒシバとの違い、茂ってしまったときの対策、そしてオヒシバの食用についてまとめています。

記事の目次

  1. 1.オヒシバとは?
  2. 2.オヒシバの特徴
  3. 3.オヒシバの防除方法
  4. 4.オヒシバの食用
  5. 5.まとめ

オヒシバとは?

河川敷のオヒシバ

みなさんは雑草の植物名をどのくらいしっていますか?言われれば当たり前のことですが、道端の雑草にはすべてに名前がついています。今回は、公園やグラウンドの草むしりのときに、なかなか抜けなかったあの雑草、「オヒシバ」という植物について解説していきます。

基本情報

学名 Eleusine indica GEARTN
英名 Goose grass、Wire grass,Yard grass
別名 チカラグサ(力草)、ホトクイ、コッテグサ
分類 イネ科
形態 一年生草本

夏の代表的雑草

オヒシバは、本州以南に生息し、8月~10月にかけて開花する夏の雑草です。少ない栄養で生長できるため、農地だけでなく、道路わきや公園などいたるところで見ることができます。草丈が30~80cmと比較的目立つ高さに育つため、夏の代表的雑草と言われています。

名前の由来

日差しを浴びる草
Photo byPublicDomainPictures

オヒシバ(雄日芝)は夏の日によく育ち、踏まれても絶えないことが由来になっています。また、メヒシバ属(雌日芝)の草に比べて穂が太くてたくましいため、とも言われています。別名のチカラグサ(力草)は根、茎とも強く容易に切れないことから名づけられています。

オヒシバの特徴

公園に生える雑草

適応力が高く頑丈

あらゆるところで見かける雑草

オヒシバは、日当たりのよいところであれば場所を選ばず生息できる高い繁殖力をもっています。春の期間、特に問題のなかった庭や河川敷も、夏になると一面がオヒシバに覆いつくされることがよくあります。また、街路樹の隙間や、校庭のグラウンド、アスファルトの割れ目のような、厳しい環境下でも気づかないうちに大きくなったオヒシバを見かけることができます。

公園のオヒシバ

あらゆる環境で生息できる優れた適応力

植物が生育するにはあまりにも厳しい環境であるグラウンドで草が生えているのを見た人も多いことでしょう。オヒシバは環境への適応力が高く、耐湿性・耐乾性・耐暑性・耐寒性に優れており、あらゆる環境で生育することができます。さらに、グラウンドのように人の往来が多い場所は踏まれることも多いのですが、オヒシバは踏圧にも強いため、たくましく生育することができます。

踏圧に強い平べったい茎と引っこ抜きに強いひげ根

オヒシバがこのようにたくましいのは、茎の形にあります。平べったい扁平上の形をしており、茎の葉が折り重なるように茎を包み込んでいます。このような形態をとることで、踏み付けや乾燥から身を守ることができます。また、オヒシバの根はひげ根で、地下の土をがっちり掴むようになっています。これにより、非常に抜けにくなるため、仮に引っこ抜かれようとしても上の方が千切れるだけで、すぐに再生してしまいます。

オヒシバ

高い繁殖力

大量の種を作り出す穂

オヒシバは、一本の茎に2から7本の太い穂を放射状に生やします。これらは生育が進むと一個体あたり数千個の種子をつくり、風によってあらゆるところに拡散させます。オヒシバの種は休眠性が高く、春になってから気温があがってから出芽するため、着実に生息域を広げることができます。

オヒシバの穂部

穂の形が似ているメヒシバ

メヒシバ

メヒシバ

オヒシバの穂に似た雑草にメヒシバがあります。メヒシバはオヒシバ同様、夏の代表的な一年生雑草ですが、オヒシバのように太い穂を付けなかったり、ほふく性の茎だったりと違いがあります。また、シバ草地ではメヒシバの駆除については問題になっています。

オヒシバとメヒシバの違い

  オヒシバ メヒシバ
穂の数 2~7本 5~8本
穂の形 太い 細い
茎の形 平べったい 丸みを帯びている
株の形 放射状に大きくなる 横に広がっていく

のイメージ
メヒシバとは?その特徴や防除方法をご紹介!食べることはできる?
メヒシバはどこでも見かける雑草です。きっとみなさんも目にしたことがあるでしょう。そんな、しつこい雑草として有名なメヒシバの生態や駆除方法、意外な一面など、くわしくご紹介します。足もとの雑草から、植物の深い世界を知ることができますよ!
ボタニ子

ボタニ子

次のページでは、オヒシバの防除方法を紹介するよ!

関連記事

Article Ranking