ポプリの手作り方法！素材の選び方から必要な材料・手順まで解説！

手作りポプリの作り方の最初のステップは素材を選ぶことです。はじめて手作りポプリに挑戦という方には簡単ではないかもしれません。乾燥したものならそのまま使えますし、フレッシュな状態なら乾燥すればよい材料になりますよ。では、おすすめのポプリ素材を順にご紹介しましょう。

男女問わずどんな年代にも好まれるバラは花びらの美しさとともに、乾燥させても持続する香りが手作りポプリに最適です。赤、ピンク、黄色、紫、モーブなど、色数も豊富で華やか、香りの持続力も抜群です。オーガニックローズを使うとさらに特別なポプリに仕上がるでしょう。

乾燥したラベンダーは香りが長続きすることに加え、独特のラベンダー色もキープでするので、ポプリ作りに適しています。ドライラベンダーには防虫効果も期待でき、香りを楽しみながら虫も寄せ付けないという2つの効果をもつ素材です。また、ラベンダーの香りは他の香りとブレンドしやすいこともおすすめの理由の1つです。

バニラ、クローブ、シナモン、スターアニスなど香り高いスパイスはポプリにかかせない素材です。ポプリの香りに甘さやスパイシーなアクセントを加えてくれるので、季節感を演出したいとき、暖かみを加えたい場合などに活躍してくれます。フローラルなエッセンシャルオイルとあわせてエレガントな香りにもぴったりです。

レモン、ライム、ミカン、ユズ、オレンジ、リンゴなどの香りのあるフルーツもポプリにフルーティーな香りを添えてくれるのでおすすめです。ポプリに使用する場合は、皮を剥く、スライスするなど乾燥しやすい状態にすることがポイントです。素材の乾燥の方法は前述の乾燥方法を参考にしてください。

バジル、ミント、セージ、バジルなど香りのよいハーブもポプリの材料になります。フルーツとの相性もよく、フレッシュなハーブの香りをお部屋で楽しめますよ。ハーブもしっかりと乾燥させてから使うようにしましょう。ハーブ系の香りで統一すれば簡単にフレッシュな手作りポプリに仕上がります。

杉、ヒノキ、ビャクダンなど香りのある木材もポプリに適した素材の1つです。なかには鉛筆の削りカスをポプリに使うこともあるとか。懐かしい香りがテーマのポプリなんてユニークですね。ウッディなエッセンシャルオイルと組み合わせると木の香りが深まります。

花ならバラやラベンダーのほか、香りが強く、色が美しいものを基準に選びましょう。ドングリ、マツボックリなどの木の実、花の綿毛、砂など素材自体に香りがないものならデコレーションに、木の枝や根っこ、樹脂などは見た目は地味ですが香りに奥深さを与えます。

ポプリの香りが持続する時間は、素材や香料、保留剤の使用有無、容器の形状などによって異なりますが、平均的には2～6カ月、適切に作られたものなら20年まで持続するという説もあります。一般的にドライポプリよりモイストポプリが香りは長続きします。

バやラベンダーはそれ自体の香りが長続きするので、香りの持続時間は長くなります。ポプリの香りが弱くなってきたと感じたら、エッセンシャルオイルを数滴落すと香りが復活します。時間とともに不快な香りが混じる、全く香りがなくなった場合には新しいものと交換してください。

お部屋の雰囲気のあわせてポプリを作ってみるのはいかがでしょうか？エレガントなお部屋にはバラをメインに、クールなインテリアにあわせてウッディなポプリも素敵です。寒い冬にはフルーツやスパイスをあわせて暖かさを演出する香りと飾り方でホリデイシーズンを盛り上げましょう。

ポプリはギフトにもよろこばれます。ギフトを贈る方のイメージにあわせて作ってみましょう。好きな色、香り、容器など先方のイメージにぴったりの素材選びも楽しいものです。贈られた方がにっこりする姿を想像しながら作ってみてくださいね。きっと心に残るプレゼントになりますよ。

ポプリを麻、綿、シフォンなどの薄い布の袋にいれればサシェとして使えます。素材が大きすぎる場合は細かく砕いて布袋にいれましょう。クローゼット、引きだし、バッグにいれて、ドアノブ、枕元などにつるして香りを楽しみます。ラベンダー入りなら防虫剤として利用できますね。

ドライポプリと塩、エプソムソルトなどを混ぜてバスソルトとして楽しんでみましょう。バラやラベンダーなら塩10に対してポプリ1の割合で不織布の袋にいれてバスタブにいれます。ポプリをバスソルトに使用する場合は、肌に刺激のない素材と精油を使いましょう。

簡単なポプリの作り方、素材の選び方についてご紹介しました。エッセンシャルオイルについては使用にあたっての注意事項がありますので、専門家に相談の上使用されることをおすすめします。手作りポプリはアレンジも簡単なので、アイデアを活かせて作ってみてください。