平茸(ヒラタケ)とは?
平茸(ヒラタケ)はヒラタケ科の食用きのこです。世界中の温帯の林の中に何層にも連なって大きな塊として生えています。栄養価も高く人気のあるきのこで、自生しているヒラタケを自ら採って調理して食べる人もいます。
平茸(ヒラタケ)の基本情報
和名 | ヒラタケ(平茸) |
英名 | oyster mushroom |
学名 | pleurotus ostreatus |
科 | ヒラタケ科 |
属 | ヒラタケ属 |
ヒラタケは食用きのこで、別名「カンタケ」といいます。天然でも自生しますが、スーパーで売られているのはほとんどが菌床栽培で作られたヒラタケになります。実は一時期、ヒラタケはしめじとして売られていた時もありましたが、近年はしっかりとヒラタケで売られるようになっています。
平茸(ヒラタケ)の旬の時期
平茸(ヒラタケ)は秋から春の寒い時期が旬の季節です。天然でも自生するきのこで、その場合は発生する環境で色や形などに違いがあります。ヒラタケは枯れ木や切り株などに連なるようにして発生します。
平茸(ヒラタケ)の種類
そんなヒラタケにも種類があります。一般的に知られている種類と、最近では極上の味だと話題になり人気が出ている種類もあります。どんなヒラタケでどのような特徴があるのか詳しく見ていきましょう。
ウスヒラタケ
ウスヒラタケはその名の通り、ヒラタケを薄くした形をしています。そしてこのウスヒラタケが採れる時期は春~秋となっています。一般的に平茸(ヒラタケ)と呼ばれているのは、このウスヒラタケになります。
霜降りひらたけ
霜降りひらたけをご存知ですか?松茸以上のおいしさを味わえるきのことして、近年とても人気が出ているきのこです。スーパーなどでも手軽に手に入れることができるところもおすすめポイントです。煮物や汁物、炊き込みご飯など多様な使い方ができるため、人気の高いヒラタケです。
霜降りひらたけの特徴
霜降りひらたけの特徴は、ヒラタケに比べると傘の部分がとても肉厚なところです。味は抜群でとてもジューシーで旨みがあるほか、軸の部分も太くしっかりしていて食べごたえがあります。
平茸(ヒラタケ)の特徴
きのこといえば栄養価が高い食材としてスーパーフードと言われています。そんなきのこの仲間であるヒラタケにはどんな栄養素が含まれているのか、そして味の特徴などを説明していきますね。
特徴①味
平茸(ヒラタケ)はとても香りが良く旨味がありますが、クセがなく食べやすいきのこです。ヒラタケの素材の味を生かしたシンプルな料理はもちろんのこと、具材としても使用しやすいです。
次ページからはヒラタケの栄養価について紹介します。
出典:写真AC