3月14日の誕生花!名前の由来・花言葉や誕生石に記念日もご紹介

3月14日の誕生花!名前の由来・花言葉や誕生石に記念日もご紹介

3月14日の誕生花はナッツとしてもおなじみの「アーモンド」です。特徴や育て方について、くわしく解説していきましょう。アーモンド以外の誕生花や誕生石、この日に生まれた有名人など、3月14日にゆかりのあるものもあわせてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.3月14日の誕生花は?
  2. 2.アーモンドの特徴2選
  3. 3.アーモンドの育て方
  4. 4.3月14日の誕生花(アーモンド以外)
  5. 5.3月14日にゆかりのあるもの
  6. 6.アーモンドの花で春を感じよう

3月14日の誕生花は?

3月14日の誕生花は「アーモンド」

出典:写真AC

バラ科の落葉高木、アーモンドが3月14日(3/14)の誕生花です。花は葉よりも先に展開するのが特徴で、3月~4月にかけて開花します。ピンクや白のふわふわとした花はアンズやモモの花によく似ていて、とてもかわいらしい印象ですよ。分類的にも近縁種ですが、アンズやモモと違って果肉は食用になりません。一般的にアーモンドとして食べられているのは、種子の殻の内側の「仁(じん)」と呼ばれる部分ですよ。

名前 アーモンド
別名 ヘントウ(扁桃)、ハタンキョウ(巴旦杏)
園芸分類・形態 庭木・高木
原産地 アジア西南部
開花の時期 3月~4月
花の色 ピンク、白
暑さ / 寒さ 強い / 弱い
特徴 食用になる

アーモンドの特徴2選

特徴①ギリシャ語を語源とする名前

出典:写真AC

「アーモンド(Almond)」という名前は、ギリシャ語の「アミダグレー(Amygdala)」が語源です。これは「種の刻み目」という意味で、種の表面のようすにちなんでいます。また、平たい形から日本では「ヘントウ(扁桃)」という名前もあります。ちなみに風邪をひいたときに腫れる「扁桃腺」も、アーモンドに形が似ていることからその名前がつけられたそうですよ。もうひとつの別名は「ハタンキョウ(巴旦杏)」です。

特徴②ギフトにぴったりの花言葉

出典:写真AC

アーモンドの花言葉は「希望」「真心の愛」「永遠の優しさ」です。ヨーロッパの人々にとって、長い冬を越えて開花するアーモンドの花は待ちわびた春をイメージさせます。そのことから、これらの明るい花言葉がつけられました。恋人や友人、家族へのギフトにぴったりの、素敵なフレーズですね。一方で「愚かさ」「無分別」といったネガティブな花言葉も持っているので、メッセージカードを添えて贈ると安心ですよ。

アーモンドの育て方

出典:写真AC

アーモンドはアジア原産の庭木なので、寒さにはあまり強くありません。日本国内でも温暖な地域以外は、季節にあわせて移動させられる鉢植えでの栽培がおすすめですよ。栽培環境や水やり、植え付けなど、栽培のコツを順番に確認していきましょう。苗を購入するときは「下のほうまで葉がついているか」「葉が黄色く変色していないか」「苗木の太さと高さのバランスがいいか」をポイントに選ぶと、状態のいいものを入手できます。

育て方①栽培環境

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アーモンドは生育期間中に乾燥する、温暖な気候が栽培に適しています。風通しのよい、さわやかな場所で育てましょう。日光を好む植物なので、アーモンドの木全体に日光が当たるように、徒長した枝やこみあった枝を剪定するとよいですよ。また、多湿が苦手なので、水はけのよい用土に植え付けることも大切です。

育て方②水やり・肥料

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アーモンドを庭植えで育てる場合、根付くまではしっかりと水やりを行います。根付いてからは基本的に、自然に降る雨に任せれば十分です。鉢植えは表土が乾いたら、その都度たっぷりと水を与えましょう。ただし過湿は苦手なので、水分量には注意してくださいね。肥料はほとんど必要ありません。収穫後の秋に、緩効性有機肥料を与える程度で十分です。過肥にならないように管理しましょう。

育て方③植え付け・植え替え

出典:写真AC

アーモンドの栽培には水はけのいい用土を使います。庭植えの場合は盛り土をして高植えにすると、さらに水はけがよくなりますよ。鉢植えは2年に1度のペースで植え替えをするのが一般的です。鉢底から根が見えるくらい育ったら、ひと回り大きな鉢に移してください。時期は開花前、2月~3月が適期です。

3月14日の誕生花(アーモンド以外)

出典:写真AC

3月14日の誕生花は、アーモンド以外にもたくさんあります。ここではその中から、かわいらしい小花で花壇を彩る「ベゴニア」と、日本でもポピュラーなハーブのひとつである「カモミール」について、特徴や花言葉をご紹介します。どちらもギフトにぴったりの花言葉を持つ、扱いやすい花ですよ。

3月14日の誕生花①ベゴニア

出典:写真AC

ベゴニアはあざやかな花色と光沢のある葉が特徴的な花です。多くの園芸品種を持つため、それらの性質は多様です。花を観賞するためのものがほとんどですが、観葉植物とする品種もありますよ。花言葉は「片思い」「幸福な日々」という共通したものと、花色ごとの「公平(赤)」「親切(白)」というものがあります。ギフトは小ぶりの鉢植えが、扱いやすくておすすめですよ。

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3月14日の誕生花②カモミール

出典:写真AC

カモミールはリンゴに似た香りのするハーブです。そのことから、名前もギリシャ語で「大地のリンゴ」を意味する「カマイメーロン」が語源とされます。ヨーロッパでは古くから民間療法に用いられているほか、虫除け効果のあるコンパニオンプランツとしても使われていますよ。生花のアレンジメントやブーケはもちろん、カモミールティーやアロマオイルなど、加工品をギフトにするのもおすすめです。花言葉は「苦難に耐える」です。

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3月14日にゆかりのあるもの

出典:写真AC

最後は誕生石や記念日など、3月14日にゆかりのあるものを見ていきましょう。今日が誕生日の毛利元就(もうり もとなり)は、戦国時代の武将です。彼は息子たち3人を3本の矢にたとえ、1本ではもろく折れてしまうけれど、束になれば頑丈になると説きました。兄弟3人が結束するように訴えたこの逸話、いわゆる「三本の矢」は非常に有名ですね。

3月14日の誕生石

出典:写真AC

3月14日の誕生石は「カラーレス・スピネル」です。名前のとおりカラーレスの、無色透明な宝石で、和名では「尖晶石(せんしょうせき)」と呼ばれます。アフガニスタンやスリランカ、オーストラリアなどで産出されます。キラキラとした輝きがダイヤモンドのように美しく、イノセントな印象です。石にカラーがついていないので、どんな服装にもあわせられますよ。アクセサリーは、女性へのギフトにもおすすめです。

3月14日生まれの有名人

出典:写真AC

3月14日生まれ(星座はうお座)の有名人には、以下のような人々がいます。ウィーン出身のヨハン・シュトラウス1世は、19世紀に活躍した作曲家です。「ワルツの父」の異名で知られ、音楽一家としてのシュトラウス家の始祖でもあります。次男や四男、さらにはその子孫にも、音楽家となった人物がいますよ。

  • 毛利元就(戦国武将)
  • ヨハン・シュトラウス1世(オーストリアの作曲家)
  • 黒木華さん(女優)

3月14日の出来事・記念日

出典:写真AC

ホワイトデー

3月14日は「ホワイトデー」です。2月14日のバレンタインデーにチョコレートを贈られた男性が、お返しのプレゼントをする日ですね。バレンタインの定番がチョコレートであることに対して、ホワイトデーはキャンディーやマシュマロを贈るようになりました。現在は食べものに限らず、アクセサリーや食事がお返しの場合もありますね。

アーモンドの花で春を感じよう

出典:写真AC

アーモンドは育て方のポイントを押さえれば、家庭でも簡単に育てられます。日当たりや風通しを確保できれば、ベランダでのプランター栽培も可能ですよ。春に咲く白やピンク色の花は、サクラやモモに似た愛らしさがあります。上手に開花させられたら、自宅にいながらお花見気分が味わえますよ。秋にはアーモンドの実(正確には「仁」)も食べられるので、育てていて楽しい花木です。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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