カモミールの育て方
カモミールは寒さに強く、開花期が長いことが特徴です。日当たりや水やりに注意すれば、初心者でも比較的簡単に育てられますよ。基本的な育て方のうち、「栽培環境」「植え付け」「水やり」の3つのポイントを確認しましょう。
育て方①栽培環境
よく日の当たる場所で育てましょう。水はけ、水もちのよい土壌を好むので、庭植えの場合は、腐葉土や堆肥を混ぜ込んで土壌を整えます。市販されている野菜用の培養土でもよく育ちますよ。庭植えには有機質肥料を、鉢植えには緩効性肥料を混ぜておくと、さらに花付きがよくなります。
育て方②植え付け
苗の場合、高さ10cm程度に成長したら植え付けます。株間は30cmくらい空け、育っても風通しが悪くならないようにしましょう。種を直まきする場合も同様です。混みすぎないように、間隔を空けてまきましょう。極端に密植すると倒れやすくなってしまいますし、害虫発生の原因にもなります。
育て方③水やり
それほど多くの水を必要とはしませんが、乾燥しすぎると「とう立ち(生殖成長)」が始まってしまいます。十分に株が育たないまま開花を迎えてしまうこともあるので、乾燥には注意しましょう。庭植えの場合は、開花前の成長が旺盛な時期、晴れた日が続けば水をやります。鉢植えはハダニがつきやすいため、葉水をするといいでしょう。
5月22日の誕生花(カモミール以外)
カモミール以外の誕生花には、「フクシア」や「ミツバツツジ」があります。特徴や花言葉について、順番にご紹介します。フクシアは5月14日のメイン誕生花としても登場しましたね。イヤリングのような形の花がかわいらしい、あざやかな色をした花です。
5月22日の誕生花①フクシア
下向きに花を咲かせるようすから「貴婦人のイヤリング」の異名を持つ花です。あざやかな花色が美しく、まさにイヤリングのようですね。「信じた愛」「つつましい愛」「恋の予感」といった花言葉のほか、「センスがいい」「上品な趣味」など、おしゃれを連想させる花言葉もつけられています。
5月22日の誕生花②ミツバツツジ
「節制」「抑制のきいた生活」というきりりとした花言葉を持つミツバツツジも、5月22日の誕生花のひとつです。開花のときや花後に、枝の先に3枚の葉をつけることからその名前がつけられました。痩せた尾根や岩場を好んで自生する性質があります。花言葉も、その性質にちなんだものでしょう。