10月11日の誕生花!花言葉育て方・誕生石に記念日もご紹介

10月11日の誕生花!花言葉育て方・誕生石に記念日もご紹介

10月11日の誕生花は、日本各地に自生する「ミソハギ」です。花名の由来や花言葉、育て方についてご紹介します。そのほかの誕生花や誕生石、この日に生まれた有名人など、10月11日にゆかりのあるものもあわせて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.10月11日の誕生花は?
  2. 2.ミソハギの特徴3選
  3. 3.ミソハギの育て方
  4. 4.10月11日の誕生花(ミソハギ以外)
  5. 5.10月11日にゆかりのあるもの
  6. 6.まとめ

10月11日の誕生花は?

10月11日の誕生花は「ミソハギ」

出典:写真AC

日本各地の湿原や小川に見られる多年草、ミソハギが10月11日(10/11)の誕生花です。開花期である7月~9月、まっすぐに伸ばした花茎の先に、可憐な小花を咲かせます。細い地下茎を伸ばして群生するようすは涼しげで、夏の花壇に人気がありますよ。開花期間が長く丈夫なので、ウォーター・ガーデンの植え込みに適した植物です。グリーンの葉とあざやかなピンク色の花、夏空の青のコラボレーションもさわやかですね。

名前 ミソハギ(禊萩)
別名 ボンバナ(盆花)
園芸分類・形態 水生植物・多年草
原産地 日本、朝鮮半島
開花の時期 7月~9月
花の色 ピンク色
暑さ / 寒さ 強い / 強い
特徴 開花期が長い、盆栽向き

ミソハギの特徴3選

出典:写真AC

まずはミソハギの特徴のうち、「名前の由来」と「花言葉」の解説です。ミソハギは花名も花言葉も複数持っていますが、いずれも由来や理由については定かなものがありません。起源がわからなくなるほど古くから、日本で親しまれてきた花なのかもしれませんね。「盆花」という別名のとおり、迎え火をたく際にこの花で水をまく地域もあるそうです。

特徴①名前の由来は諸説あり

出典:写真AC

ミソハギという名前は、禊(みそぎ)に使うハギに似ていることから「ミソギハギ(禊ぎ萩)」が転じたものといわれています。そのほか、水辺を好むため「みぞはぎ(溝萩)」が転じたという説も有力です。盆花としても使われるため、「ボンバナ(盆花)」「ショウリョウバナ(精霊花)」などの別名もありますよ。

特徴②複数の異なった花言葉

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ミソハギにはいくつもの異なった花言葉があります。ポジティブなものは「慈愛」「純真な愛」「無垢な愛情」「意思の固さ」です。ギフトにぴったりの、誠実な印象の花言葉ですね。一方で盆花として使われることにちなみ、「悲哀」「愛の悲しみ」といったややネガティブな花言葉もつけられています。ギフトにするときには、メッセージカードでフォローすると安心です。

ミソハギの育て方

出典:写真AC

ミソハギは水生植物なので、ほかの草花が育たないような湿った土でも元気に成長します。反面、乾燥には弱いので、特に水切れには注意してくださいね。栽培環境や肥料、植え替えについて、順番に学んでいきましょう。盆栽づくりにできるところも、ほかの植物にはない楽しみ方ですよ。

育て方①栽培環境

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ミソハギは日なたを好みます。花壇で育てるのはもちろん、浅い水中であれば抽水植物として育てることも可能です。土は水持ちのいい泥質のものを用いましょう。水に浮きやすいので、鹿沼土や軽石は向いていません。荒木田土や水生植物用の培養土が、生花店で入手しやすいですよ。市販の草花用培養土も便利です。

育て方②水やり・肥料

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ミソハギを鉢植えで育てる場合、腰水にするか池や水槽に沈めて管理します。鉢の3cm~7cm上の深さが目安です。庭植えの場合は、表土が乾いたらその都度水を与えましょう。肥料は4月~6月にかけて、緩効性の肥料を施します。頻度は月に1回が目安です。あまり多く与えすぎると、株が傷んでしまうので注意しましょう。

育て方③植え替え

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鉢植えのミソハギの植え替えは、毎年か1年おきに行います。時期は2月~3月が適期です。盆栽づくりであれば、数年植えっぱなしでもかまいません。庭植えの場合は、3年に1回程度掘り上げます。予定外に広がった株は見つけしだい抜き取るか、育てていきたい場所に植え直すのがおすすめです。

育て方④種まき

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ミソハギは種まきで増やすことが可能です。秋に種を採取し、2月~3月にまきます。用土は赤玉土の小粒を使うといいでしょう。順調に育った場合、その年の8月には開花しますよ。そのほか、株分けや挿し木によって増やす方法も一般的です。

10月11日の誕生花(ミソハギ以外)

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10月11日の誕生花はミソハギ以外にもユリ、ヨメナ、コリウス、ヒメリンゴなどがあります。ここではその中からゴージャスな花姿が存在感抜群の「ユリ」と、奥ゆかしく清楚な「ヨメナ」をご紹介します。異なる魅力を持つ2種類ですが、どちらもとても愛らしい花ですよ。

10月11日の誕生花①ユリ

Photo by cbellh47

ユリはゴージャスな咲きぶりでギフトや装花、ウェディングのブーケなど多方面で人気の高い花です。上品な香りがあるのも特徴ですね。花言葉は「純粋」「無垢」といった全般に共通するもののほか、「純潔(白色)」「虚栄心(ピンク色)」「陽気(黄色)」「愉快(オレンジ色)」など花色ごとでもつけられていますよ。色によってはネガティブな花言葉もあるので、ギフトとして贈るときには事前に調べておくのがおすすめです。

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10月11日の誕生花②ヨメナ

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ヨメナ(嫁菜)は夏~秋に野原に咲いているノギクの仲間です。清楚な花姿に反してたくましい性質で、地下茎で増えて群生します。若菜が食べられることと、初々しいお嫁さんを思わせるやわらかな花色からヨメナという名前がつきました。花言葉は「従順」「隠れた美しさ」。ギフトにもぴったりの、清らかな印象のフレーズですね。

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10月11日にゆかりのあるもの

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最後は誕生石や記念日、この日に生まれた有名人などを通して、10月11日のことをさらに知っていきましょう。今日が誕生日のフランソワ・モーリアックは、フランスを代表するカトリック作家のひとりです。故郷であるボルドー地方の文化や伝統を題材に、個人と家庭、信仰と肉欲との葛藤などを描きました。遠藤周作や三島由紀夫など、日本の作家にも深い影響を与えた人物ですよ。

10月11日の誕生石

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10月11日の誕生石は「ロードライト・ガーネット」です。「ロードライト」はギリシャ語でバラを意味する言葉で、紫がかった赤色がバラの花に似ていることからその名前がつきました。和名では「薔薇石(ソウビセキ)」とも呼ばれていますよ。透明度が高くキラキラと輝くのが特徴で、女性へのギフトにも人気です。バラの名を冠していることもロマンチックで素敵ですね。

10月11日生まれの有名人

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10月11日生まれの有名人には、以下のような人々がいます。星座はおしゃれな人が多いとされるてんびん座ですよ。コンラート・フェルディナント・マイヤーは、19世紀のスイスを代表する作家です。「フッテン最後の日々」「聖者」「ペスカラの誘惑」など、多くの作品を残しました。

  • コンラート・フェルディナント・マイヤー(スイスの詩人)
  • フランソワ・モーリアック(フランスの小説家)
  • 鳥羽博道氏(経営者)

10月11日の出来事・記念日

Photo byJACLOU-DL

ウインクの日

10月11日は「ウインクの日」です。10と11を倒して見ると、ウインクをする目のように見えることにちなみます。この記念日をきっかけとして中高生の間で流行ったのが、「想いを寄せる相手の名前の数だけウインクをすると両想いになれる」というおまじないです。一生懸命ウインクをする中高生の姿を想像すると、とても微笑ましいですね。

まとめ

出典:写真AC

ミソハギが水辺に群生するようすは涼しげで、初夏の花壇にぴったりですよ。抽水植物として鉢植えで管理すれば、水やりの手間がいらないのも嬉しいポイントです。冬には枯れてしまいますが、春になればまた同じ場所から花茎を伸ばし、元気に花を咲かせてくれます。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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