1月3日の誕生花!特徴や花言葉・記念日にゆかりの有名人もご紹介!

1月3日の誕生花!特徴や花言葉・記念日にゆかりの有名人もご紹介!

1月3日の誕生花は、香辛料としても有名な「サフラン」です。特徴や育て方について、くわしく確認していきましょう。サフラン以外の誕生花や誕生石、記念日、この日に生まれた有名人など、1月3日にゆかりのあるものもあわせて紹介します。

記事の目次

  1. 1.1月3日の誕生花は?
  2. 2.サフランの特徴2選
  3. 3.サフランの育て方
  4. 4.1月3日の誕生花(サフラン以外)
  5. 5.1月3日にゆかりのあるもの
  6. 6.サフランで日々の生活に彩りを

1月3日の誕生花は?

1月3日の誕生花は「サフラン」

出典:写真AC

秋咲きクロッカスの一種、サフランが1月3日(1/3)の誕生花です。もともと染料や薬として栽培されていましたが、現在は観賞用としての栽培も増えています。開花期は秋~冬にかけてで、紫色の素朴な花を咲かせますよ。雌しべを乾燥させてつくる香辛料は、パエリアやピラフなどに利用されることでも有名ですね。

名前 サフラン
別名 バンコウカ(番紅花)
園芸分類・形態 球根・多年草
原産地 地中海沿岸
開花の時期 10月~12月
花の色 紫色
暑さ / 寒さ やや弱い / 強い
特徴 香りが強い

サフランの特徴2選

特徴①花のようすにちなんだ名前

出典:写真AC

サフランの属名「クロッカス(Crocus)」は、ギリシャ語の「krokos:糸」が語源です。糸状に伸びためしべを持つ、サフランの花姿にちなんでいます。また「サフラン」という名前はアラビア語の「zafran:黄色」が語源です。こちらは、サフランからつくられた香辛料の色にちなんだものでしょう。

特徴②花言葉は古い言い伝えが由来

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サフランの花言葉は「歓喜」「過度を慎め」です。これは古代ヨーロッパで、サフランの花に酔い覚ましの効果があると信じられていたことにちなみます。一方、人を酔わせ、使いすぎると脳や神経に悪い影響を及ぼすともいわれていました。「過度を慎め」という花言葉は、そうしたエピソードに由来したものです。かわいらしく扱いやすい花ですが、ギフトには不向きといえるでしょう。

サフランの育て方

出典:写真AC

サフランの球根は、7月ごろから生花店やホームセンターで流通が始まります。購入するときにはなるべく大きく、重いものを選びましょう。栽培方法は簡単で、初心者ガーデナーでもきれいな花を咲かせることが可能です。今年限りの花として楽しむのであれば、水を張った皿や器で育てる方法もありますよ。「栽培環境」や「水やり」など、基本的な育て方について確認しましょう。

育て方①栽培環境

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サフランは日当たりと風通しのよい場所を好みます。酸性土壌が苦手なので、植え付け前に苦土石灰を混ぜ込むとよいですよ。庭植えで水はけが悪い場所は、腐葉土やパーライト、川砂などで土壌改良をします。高温多雨の地域で育てる場合は植えっぱなしでの夏越しはやや難しいため、鉢植えで栽培したほうが安心です。水栽培も可能です。

育て方②水やり・肥料

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サフランは生育中、多くの水を必要とします。土が乾いたらその都度、たっぷりと水やりをしてくださいね。初夏には茎葉が枯れ始めるので、徐々に水を減らして休眠させます。肥料は元肥として、緩効性化成肥料を施すのが一般的です。追肥は開花後の11月下旬と生育期の2月下旬に、カリ分の多い液体肥料を施します。

育て方③植え付け

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サフランは水はけと水もち、通気性に富んだ土が適しています。赤玉土と腐葉土、牛ふん堆肥などを配合した土を用いるとよいでしょう。市販されている草花用培養土を使うのも便利ですよ。球根の植え付けは8月下旬~9月上旬に行います。遅れても開花しますが、花が貧弱になりやすいので、なるべく適期を逃さないようにします。

育て方④球根の掘り上げ

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サフランは5月ごろから茎葉が枯れ始めます。梅雨前に黄変した葉を残したまま球根を掘り上げて、風通しのよい場所で乾かしましょう。完全に茎葉が枯れたら取り除き、涼しい場所で保管してください。鉢植えを雨除けできる場所で管理できるのであれば、掘り上げは数年に1回で十分です。球根は分球して小さくなるため、翌年は花付きが悪くなることがあります。

1月3日の誕生花(サフラン以外)

出典:写真AC

1月3日の誕生花は、サフラン以外にもいくつもあります。ここではその中から、清楚な花姿と甘い香りが人気の「ニホンスイセン(日本水仙)」と、ユニークな花姿がアレンジメントや花束に利用される「カンガルーポー」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。どちらもかわいらしい花ですが、花言葉の印象から、ギフトにはカンガルーポーがおすすめですよ。

1月3日の誕生花①ニホンスイセン

出典:写真AC

スイセン(水仙)は、スペインやポルトガルを中心とした地中海沿岸地域に30種類ほどの原種が分布しています。ニホンスイセンは中国を経由して渡来したものです。園芸用に品種改良されたものも多く、ガーデニングでも広く扱われていますよ。花言葉は「うぬぼれ」「エゴイズム」「気高さ」「我欲」など、ネガティブなものが多いので、ギフトにはやや不向きです。

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1月3日の誕生花②カンガルーポー

Photo byTootSweetCarole

カンガルーポーはオーストラリア原産の多年草です。ポー(Paw)とは「爪のある足」という意味で、花の形がカンガルーの前足のように見えることからこの名前がつけられました。花言葉もそのユニークな花姿にちなんで、「不思議」「陽気」「かわいい愛」「あなたはみんなを楽しませる」といったポジティブなものが揃っていますよ。切り花での流通が多いので、ギフトは花束がおすすめです。

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1月3日にゆかりのあるもの

出典:写真AC

最後は誕生石や記念日など、1月3日にゆかりのあるものを紹介します。今日が誕生日の荷田春満(かだの あずままろ)は、江戸時代中期の国学者です。「万葉集」や「古事記」「日本書紀」などの古典を学び、研究の基礎を築きました。その功績から、賀茂真淵・本居宣長・平田篤胤と並ぶ「国学四大人」のひとりに数えられていますよ。

1月3日の誕生石

出典:写真AC

1月3日の誕生石は「トパゾライト」です。一般的には赤色や紫色をしているガーネットのうち、黄色のボディを持つものを指します。あざやかな黄色が特徴的で、その色がトパーズに似ているという理由から、「トパゾライト」という名前がつけられました。グリーンともブラウンとも違う独特の色味が美しく、肌馴染みのよい宝石ですよ。女性へのアクセサリーギフトにもおすすめです。

1月3日生まれの有名人

出典:写真AC

1月3日生まれ(星座はやぎ座)の有名人には、以下のような人々がいます。イギリスの小説家J.R.R.トールキンは、「指輪物語」の作者として知られています。この小説を原作として2001年~2003年に映画化された「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズは、日本でも非常に人気の高い作品ですね。

  • 荷田春満(国学者、歌人)
  • ダミアン神父(ベルギーのカトリック司祭)
  • J.R.R.トールキン(イギリスの小説家)

1月3日の出来事・記念日

出典:写真AC

戊辰戦争開戦の日

1月3日は戊辰戦争の始まった日です。1868年、慶応4年のことでした。王政復古を経て明治政府を樹立した新政府軍(薩摩・長州・土佐藩が中核)と、旧幕府軍との内戦を指します。京都の「鳥羽・伏見の戦い」に始まり、北海道の「函館戦争」まで北上しながら続いたこの戦いは、1869年5月、旧幕府軍の降伏によって幕を閉じました。

サフランで日々の生活に彩りを

出典:写真AC

香辛料としてのイメージが強いサフランですが、紫色の花には素朴な魅力があります。多年草なので土に植えれば毎年花を楽しめますが、小皿や器に水を張って、ラフに育てるのもおしゃれですね。土を使わない栽培方法は、スペースも取らず手軽です。窓際やリビングのテーブルなどに飾れば、バラにも似たやわらかな香りでリラックスさせてくれますよ。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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