落花生の管理方法
収穫したばかりの生の落花生は、洗浄してから冷蔵庫の野菜室で保存します。水分を含んでいるため傷みやすいです。1週間以内に加熱して食べるようにしましょう。しっかり乾燥させた落花生は1年以上保存が可能です。保存方法と注意する点についてご紹介します。
落花生の保存方法
保存方法①冷蔵
乾燥させた落花生は、高温多湿を避け冷暗所で保存しましょう。冷蔵庫でもよいですが、野菜室は湿度が高いため避けたほうがよいです。ネットに小分けにして入れ、食べる分だけ取り出し調理します。
保存方法②冷凍
乾燥させた落花生は冷凍でも保存ができます。冷凍保存のほが冷蔵保存よりも長期保存が可能です。さやごと塩ゆでにし、そのまま冷凍するか、さやから実を取り出しビニール袋に密封してから冷凍します。食べるときは密封したまま自然解凍しましょう。
落花生の食べるまでの工程
落花生は生のままの物と乾燥させた物で食べ方が異なります。それぞれのおいしさを引き出す、食べるまでの工程をご紹介します。殻をむくのが難しい方は、落花生をきれいに割る道具を使うと便利です。
生の落花生の食べ方
畑から収穫したばかりの生の落花生は、天日干しをせず洗浄して土を落としてから調理します。新鮮でふっくらした豆の味を堪能できますよ。
- 株からさやを外してきれいに洗います。
- 大きな鍋にたっぷり水を入れ沸騰させます。
- 鍋に塩と落花生をさやのまま入れます。
- 30~40分ほど茹でて、冷ましてから食べます。
乾燥させた落花生の食べ方
しっかり乾燥させた落花生は炒ってから調理しましょう。ムラが無いように均一に炒るのがポイントです。炒った後は、そのまま食べてもよく、クッキーに入れたりピーナッツバターにしてもおいしく食べられます。
- 大きめのフライパンを弱火にかけます。
- 落花生を殻のまま入れ40~60分炒ります。
- 木べらを使ってかき混ぜながら時間をかけて炒ります。
- 殻が手でパリっと割れたら冷まして食べます。
落花生をきれいに割る道具
落花生を食べるとき、殻が指に刺さって痛いと感じたことがありませんか?落花生をきれいに素早く割る道具が売られています。使い方も簡単ですので、お年寄りやお子さんも使いやすいですよ。
まとめ
落花生の収穫は、葉が黄色になり枯れたころが適期です。さやの網目を目安にしましょう。洗浄せずしっかり乾燥させ、カビを防ぐことが大切な管理方法になります。じっくり時間をかけて乾燥させてから調理しましょう。炒りたての落花生は、香ばしくカリっとした食感を楽しめます。
出典:写真AC