オーバーナイトオーツとは？簡単な作り方やおいしい食べ方・アレンジを紹介！

オーバーナイトオーツとはアメリカやイギリスなど海外で、朝食の定番として人気が高い食べ物です。食べる際にドライフルーツや生のフルーツをトッピングしたり、チアシードやキヌアなどの栄養価の高い食材を加えたりと、自由にアレンジできるところも朝食として人気が出た理由でしょう。

オーバーナイトオーツの名前は、主材料と作り方に由来しています。「オーツ」は主材料であるオートミールの原料の穀物オーツ麦からとられ、オーツ麦を脱穀し食べやすいように加工されたものがオートミールです。「オーバーナイト」は、オートミールにミルクやフルーツなどを加えて一晩寝かせるという作り方からつけられました。

オーバーナイトオーツの主材料であるオートミールは、もともとアメリカやイギリスで健康によい食べ物として親しまれてきた食べ物でした。アメリカではクッキーなどのお菓子の材料としても利用され、イギリスでは「ポリッジ」というオートミールを使った粥料理がよく食べられています。その後材料をすべて入れ一晩置いたオーバーナイトオーツが注目され、近年では朝食の定番となりました。

オーバーナイトオーツの作り方は非常に簡単です。前日の夜にオートミール、オートミールをふやかすミルク、味付けや栄養バランスのためにフルーツやナッツ類、はちみつなどの甘味料を用意します。すべての材料を蓋つきの容器に入れて、冷蔵庫で8時間ほど置けばできあがりです。翌朝にフルーツやチョコレートなど好みの物をトッピングして食べます。

• オートミール
• 牛乳または豆乳（アーモンドミルクやライスミルクでも可）
• 好みでナッツ類、ドライフルーツ、チアシード、シナモン、はちみつ、ココアなど

1. 前日の夜、ボウルか密閉できる容器に、オートミールと牛乳（豆乳）を入れる
2. 牛乳の量は、オートミールが隠れてしまうくらいが目安。好みでドライフルーツやナッツなどをいっしょに入れる
3. 材料をすべて入れたら、翌朝まで冷蔵庫で寝かせておく
4. 翌朝取り出して、フルーツやメープルシロップ、チョコレートソースなど好みのものをトッピングして食べる

オーバーナイトオーツの作り方には注意点があります。主材料のオートミールには複数の種類がありますが、インスタントオーツか、クイックという商品名で流通しているオートミールを使用しましょう。厚めに作られているロールドオーツなどは、消化不良を起こす恐れがあります。一方、ミルクは牛乳や豆乳、アーモンドミルクやライスミルクなど、なんでもかまいません。

オーバーナイトオーツは非常にアレンジがきく食べ物です。オートミールと一緒に入れる材料を変えるだけでも、いろいろな食べ方が楽しめます。たとえばミルクですが、オートミールをふやかす水分があれば種類は問わないので、ミルクでなくてもかまいません。水やヨーグルト、紅茶でも大丈夫です。風味付けでシナモンやココア、チョコレートなどを加えて、よりおいしい朝食を目指しましょう。

オーバーナイトオーツは、一晩冷蔵庫で寝かせる作り方やミルクやフルーツを使うことから冷たい食べ物というイメージが強いですが、温めても十分おいしく食べられます。オーバーナイトオーツを電子レンジで2分ほど温めるだけです。冷えが気になる方や、寒い日の朝食におすすめの食べ方ですよ。