贈り物にも最適！高級サクランボ「紅秀峰」の旬・味の特徴など紹介！

紅秀峰には出荷解禁日があります。その年のできによって、6月下旬から7月上旬の日から決定されるので、毎年違った日が解禁日となるのです。紅秀峰の出荷が始まると、山形県のさくらんぼの時期も終わりが近づいたことを感じさせます。

紅秀峰は佐藤錦を親に持つだけあって、その味も佐藤錦ゆずりのおいしいさくらんぼです。そんな紅秀峰の味をよりわかりやすくなるように、親である佐藤錦と比較してご紹介します。

佐藤錦は真っ赤な色の柔らかい皮をしていて、果肉はクリーム色です。種が小さいので食べごたえがあり、食感も適度にあります。その果肉は柔らかくジューシーで、糖度は20度以上になるものもある甘いさくらんぼです。酸味も程よく含んでいることから味のバランスがよく、まさに日本人好みの味をしています。

佐藤錦と同様に色は真っ赤で皮も張りがあり、果肉は親の佐藤錦と同様にクリーム色をしています。紅秀峰も肉厚で食べごたえがあり、一方で食感もしっかりしている点が佐藤錦にない特徴です。糖度も20度前後とかなり濃厚な味をしていながら酸味が少ないため、甘みをじかに堪能することができます。

紅秀峰と佐藤錦の時期は、ほんのわずかですがかぶります。そんな時期に両方の品種を食べ比べてみることもおすすめです。甘みと酸味のバランスが取れた味の佐藤錦と、甘みが強く酸味が控えめの紅秀峰。あなたはどちらが美味しいと感じるでしょうか？

紅秀峰はその流通量の少なさから、スーパーなど一般のお店では購入することはできません。そのため紅秀峰がどのくらいの価格で取引されているのか、直接見たことがある方も少ないのではないでしょうか？続いてはそんな紅秀峰の価格や購入方法についてご紹介します。

紅秀峰の価格は、粒の大きさが2Lサイズという特秀ランクにもなると、1kgで7,000円前後するといいます。通常スーパーで売っている1パックあたりの重さに換算すると、1,500円ほどになるというのですから驚きです。

もともとさくらんぼは高級な果物というイメージですが、山形県でもブランド化を推進しているさくらんぼだけあって、佐藤錦の高級品レベルとその価格に大差はありません。産地である山形県で直接購入するか、訳あり品のB級品をねらえば、より安く購入することができるでしょう。

スーパーなどでは取り扱いのない紅秀峰ですが、通販で購入することができます。Amazonや楽天などの大手通販サイトはもちろん、生産農家などからも直接取り寄せることも可能です。化粧箱入りのお中元にぴったりの贈答用はもちろん、訳あり品の家庭用も購入することができます。

紅秀峰の販売価格にもいくらか差があります。同じ通販サイト内でも包装方法やサイズ、売り手の希望など、さまざまな要素が価格に反映されているのです。お中元などの贈り物にするときは、見た目はもちろん、サイズや生産元などもしっかりチェックして選ぶとよいでしょう。