植物・花の写真をおしゃれに撮るには?補正などのテクニックを伝授!

植物・花の写真をおしゃれに撮るには?補正などのテクニックを伝授!

花の写真を撮ってみたけれど、思ったほど美しく撮れてなくてがっかりしたことはありませんか?ちょっとしたコツを覚えれば素敵な花の写真にすることができます。花畑や植物のおしゃれな写真、背景をやわらかくぼかした写真の撮り方などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.植物・花の写真を撮ってみよう!
  2. 2.植物・花の写真テクニック<構図>
  3. 3.植物・花の写真テクニック<背景をぼかす>
  4. 4.植物・花の写真テクニック<光を利用する>
  5. 5.植物・花の写真テクニック<補正の仕方>
  6. 6.まとめ

植物・花の写真を撮ってみよう!

Photo byklickblick

植物や花を眺めるよろこび

植物や花は四季折々の姿を見せて、私たちの暮らしを豊かにしてくれます。花畑や野山を散策するときだけでなく、遠くにでかけられないときも、庭やご近所の草花を眺めると気持ちがなごみますね。庭がなくても、切り花や鉢植えの植物が生活を潤してくれます。日々なにげなく接している植物の存在を、しみじみありがたく感じることもあるのではないでしょうか。

植物や花を撮る楽しさ

フリー写真素材ぱくたそ

暮らしを彩ってくれる草花を、できるだけ美しく撮りたいという方は多いのではないでしょうか。ちょっとしたテクニックを身につければおしゃれな写真になります。一眼レフカメラでなくても、昨今はスマートフォンのカメラの性能もよくなっています。カメラを通して新しい発見もあり、植物を育てたり眺めたりするのがますます楽しくなることでしょう。

植物・花の写真テクニック<構図>

左右対称や日の丸構図を避ける

Photo byFree-Photos

植物や花の写真をおしゃれに撮るには、センスのある構図と色彩、すっきりした背景がたいせつです。まず構図ですが、きっちりした左右対称や、ど真ん中に被写体を置くいわゆる「日の丸構図」よりも、少しずらした配置の方がセンスよくみえます。

マニュアルフォーカスで撮る

オートフォーカスで撮ると、真ん中にピントがあいやすくなります。真ん中にばかりピントがあってしまうときは、マニュアル(手動)フォーカスにして、撮りたい被写体を真ん中から少しずらし気味にして撮ってみましょう。ファインダーや液晶モニターを確認しながら、何枚か少しずつ構図を変えて撮ってみるといいですね。

広角・望遠・マクロを選ぶ

フリー写真素材ぱくたそ

おしゃれに撮るには、どの範囲を撮るか決めるのも大事です。広角(広範囲を撮る)か、望遠(ズームして撮る)か、マクロ(超接近して撮る)か、ですね。例えば花畑や花壇を撮るとき、花畑全体が映るように撮った方が素敵か、花畑の一部をズームして撮るか、花に接近してマクロで撮るかを選びましょう。撮りたい被写体によってどの画角で撮ればいいか考えながら、いろいろ撮ってみてください。

レンズ交換

一眼レフやミラーレスカメラの場合、広角からズームまで撮れるレンズもあれば、画角ごとにレンズ交換をしなければならない単焦点レンズもあります。

単焦点レンズは、「50mm」や「150mm」など、焦点距離が一定のレンズのことね。

ズームレンズは、「20-150mm」などがあって、レンズ交換せずに広角から望遠まで撮れる便利なレンズだよ。

ボタニ子

ボタニ子

マクロレンズは、ちいさな花の中も撮れる単焦点レンズだね。水滴に映った花も撮れちゃう!

さまざまなアングルで撮る

花や植物は、角度によってさまざまな姿を見せてくれます。横から、斜めから、真上から花の中をのぞき込んだり、低い位置から見上げるように撮ったりするなど、自分が動いて撮るアングルを変えてみましょう。思いがけない発見があることもあります。

背景を選ぶ

植物をおしゃれに撮るには、撮りたい被写体とアクセントになるものを最小にとどめて、シンプルにしましょう。背景もすっきりさせ、生活感のあるものはなるべく入れない方がいいですね。後ろの事物が動かせない場合は、撮る位置や角度を変えてみましょう。背景をぼかすときは、背景にある物の色彩を厳選するとおしゃれな写真になります。

おしゃれなアイテムを入れる

Photo bybstad

被写体単独では少しありきたりに見えることもあります。そんなときは、おしゃれなアイテムを添えた構図にしてみましょう。かわいい小物やシックな置物、戸外なら蝶や鳥を一緒に撮ると映えます。あるいは、引き立つ色彩を探して背景をぼかすのもいいですね。

ボタニ子

ボタニ子

次のページで、背景をぼかすテクニックを詳しく解説!

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植物・花の写真テクニック<背景をぼかす>

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