ボードゲーム「コテージガーデン」とは?
コテージガーデンとは2016年にドイツの人気ゲームデザイナー、ウヴェ・ローゼンベルグ制作したボードゲームです。国内ではホビージャパンで日本語版の取り扱いがあります。美しい花のイラストの描かれたパズルのような不定形な形状のタイルと、地面の描かれた正方形のパズルボードを用いて1~4名でプレイします。
ボードゲーム「コテージガーデン」目的は庭づくり
コテージガーデンのタイトルの通り、美しい庭づくりが目的のゲームです。プレイヤーは順番にタイルを取り合って自分のボードに並べる流れでゲームが進行し、何も植えていないスペースが見えなくなることがゲーム終了の条件です。ルールに従って得点計算をし、勝利者を決めます。
概要①セット内容
コテージガーデンのパッケージの中には、たくさんのアイテムが入っています。すべてゲームに必要なアイテムです。主なアイテムの種類と役割を簡単にご紹介いたします。
参加者全員で共有するアイテム
- メインボード:苗場の絵が描かれたボードで花タイルを並べます
- 花タイル:花の絵が描かれたパズルピース
- 植木鉢チップ:植木鉢の絵が描かれたパズルピース
- 猫チップ:猫の絵が描かれたパズルピース
- ダイス:ゲームの進行に必要なサイコロ
個人で使用するアイテム
- 花壇ボード:「自分の庭」になる土の絵が描かれたボード
- 作業台ボード:得点の計算に使うくの字型のボード
- 木製キューブ:得点の計算に使うキューブ(オレンジ&水色)
概要②プレイについて
コテージガーデンの推奨年齢は8歳からとなっており、プレイにかかる時間は45~60分です。ファミリーで遊べるパズルゲームで、ハンデルールも設定されているため子どもと遊ぶ場合でも安心です。また、一人で遊ぶためのソロルールの設定もあります。
ボードゲーム「コテージガーデン」のルール
ルール①ゲームの準備
コテージガーデンで遊ぶために、まずは場をセッティングします。文字ではわかりにくい場合は、下記の動画を参考にしてください。
- メインボードを参加者の中央に置きます。
- メインボードのマス目上に花タイルを16枚置きます。
- メインボードのマス目のフチに1を上にしたダイスを置きます。
- メインボードの周囲を花タイルでぐるりと囲みます。
- 参加者に花壇ボードを2枚ずつと作業台ボードを1枚ずつ配布します。
- 参加者に2色のキューブを3つずつ配ります。
遊び方の参考動画紹介
ルール②ラウンドの流れ
①ダイスの置いてある列の花か植木鉢ピースを獲得
メインボード上のパズルピースから、ダイスで指定された列の花ピースを1つ獲得します。花ピースにめぼしいものがない場合は、植木鉢ピースでもかまいません。
②自分の花壇に獲得したピースを配置
手持ちの花壇ボード上に、獲得したパズルピースを設置します。あらかじめ記載してある植木鉢のイラストは隠れてもかまいませんが、花ピース同士は重ならないように配置しましょう。花壇ボードは一人2枚ずつ配布されますが、どちらの花壇を使ってもかまいません。2枚の花壇を同時に進行します。
③ダイスをひとマス進めて手番終了
1を上にしたままのダイスを、双六のマス目をすすめるようにひとマスすすめます。ダイスはメインボードに沿って、ぐるっと回るように動きます。ここまでが1回の流れで、ダイスをひとマス進めたら自分の手番は終了です。次のプレイヤーに手番がうつります。
④ダイスがメインボードを1周すると1ラウンド終了
ダイスを使ってメインボードの周回数をカウントします。ダイスが1周したら1ラウンド終了で、その時点の花壇ボードで得点をカウントします。
⑤1ラウンド終了ごとに得点計算
得点は花壇ボード上の「植木鉢」「苗ポッド」でカウントします。花ピースに得点はなく、花で隠されてしまった植木鉢や苗ポッドは得点にカウントすることはできません。また、1ラウンド終了時に花壇上の花ピースが2枚以下だった場合には、花壇を廃棄しなければなりません。
⑥ラウンド終了後メインボードに花ピースを補充
ラウンド終了後にメインボードに花ピースを補充します。メインボードの周囲の花ピースを拾い、ボード上のマス目に乗せて補充完了です。また、得点計算が終わった花壇ボードはリセットになります。使用していた花ピースはメインボード周囲に再び並べ次回の補充に使います。
⑦ラウンドは6回繰り返してゲーム終了
ゲームの目的は「庭づくり」です。6回のラウンドは繰り返しのため、2回目以降も流れは変わりませんが、廃棄になった花壇は復活できません。花壇が1枚廃棄になってしまったプレイヤーは次のラウンドから花壇1枚でプレイします。